飼育員がはっけん！　～給餌中に見せるおさかな達の可愛い姿～

皆さんこんばんは！

本日は、水族館のおさかな達と一番近い距離にいる飼育員が、給餌をした際にかわいいな～と思ったエピソードをいくつかご紹介させていただきます！

 

まずは水族館前半にある「寿司水槽」です。

名前と見た目の通り、お寿司屋さんをイメージした造りの水槽です。

お寿司のネタに使われるおさかなを主に展示しているんですよ！↓

あ、たまにお客様から水槽のおさかなを食べるんですか～？と質問を受けることがありますが、水槽内のおさかなを食べるなんてことはしていませんので安心してくださいね(笑)

 

そんな寿司水槽のおさかな達は食いしん坊の集まり。

飼育員が水槽に近づいただけで、餌をもらえると思い水面に向かって泳ぎだしたり、こちらをじっと見つめて待っていたりします。

 

カサゴやメバルは特に敏感です(笑)↓

お腹が空いた！沢山餌を食べたい！！そんな食べることに貪欲な声が聞こえてきそうなおさかな達を見ると、とても微笑ましい気持ちになります(*'ω'*)

 

 

次にご紹介するのは、水族館中盤の水槽にいる人気のおさかな、「チンアナゴ・ニシキアナゴ」です。

 

こちらの２種は好きな方も多いのではないでしょうか？

普段は臆病で、体を半分以上隠していることがほとんど。

少しの物音でもびびって穴に隠れてしまいます…。↓

 

そんなチンアナゴ・ニシキアナゴ達も給餌の際には、生き生きとした姿を見ることができます。

 

なんと…！こんなに体を出して餌であるアルテミア（動物プランクトン）を食べに来てくれます！！↓

後ろのニシキアナゴは特に長く出てきていますね(笑)

 

普段のびびりな様子を見ているだけあって、一生懸命体を出して食べている姿は応援したくなりますし、とてもかわいいです(#^.^#)

 

最後にご紹介するのは、水族館後半に展示している「ポートジャクソンネコザメ」です。

 

このサメにあげている餌はエビやアジ、サバの切り身などをあげています。

こちらはエビの切り身です↓

というのも餌によって、サメの口や歯では食べづらいものもあり、場合によって吐き出してしまうこともあります…。

 

サメ、と聞くと人食いザメなど怖そうなイメージがありますが、こちらのネコザメは水面近くではなく水底で暮らす温厚なサメです。

そんなネコザメにもかわいいところがあります。

 

給餌の際に水槽のフタを開けるだけで、水面近くまで寄ってきて、時には顏半分を出すくらい勢いよく近づいてきます。↓

 

そして、口をパクパクさせ、チュパチュパと水を吸ったり吐いたりします。

まるで餌を催促しているようですよね！笑

 

給餌棒でエビの切り身を口元に持っていきます↓

 

ブレブレですが(笑)食べた瞬間です↓

そんなカッコいい見た目に対してのかわいいギャップもこのサメの好きなところです(^-^)

 

今回はいくつかのエピソードを読んでいただきましたが、当館のかわいい生物はもっと沢山います！

是非当館にお越しの際には、魅力的なかわいい生き物達をじっくり見ていってくださいね！

 

ヨコハマおもしろ水族館　飼育員（達）

 

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