プロジェクト概要

 

広島で250年続いてきた伝統芸能『神楽』を守りたい。

 

神楽とは

「神楽(かぐら)」の語源は「神座(かむくら・かみくら)」とされますが、お祭りの際に神に捧げるために行われた歌や踊りが「神楽」と呼ばれるようになったと言われています。


神楽の様式が整ったのは平安中期とされ、約90首の神楽歌が存在するとされていますが、素盞嗚尊(スサノオノミコト)が八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を退治する神能「八重垣」は日本中で舞われる神楽の代表的な演目の一つです。


神楽の奉納は主に各神社の例祭や行事、鎮魂としての舞だけでなく新築祝いや家庭祭祀などで舞われ、イベントごとには欠かせない伝統芸能の一つとなっています。

 

 

 

はじめまして、大草神楽子ども研究クラブ後援会代表の貞守文子(さだもりあやこ)と申します。大草神楽子ども研究クラブは、神楽どころの広島の中でも備後地方で古くから「師匠から弟子へ」と受け継がれた「備後神楽・豊田流」の神楽を受け継ぐ神楽団です。1978年に大和町(現三原市大和町)の大草小学校(現在、大和小学校に統合)の児童によって結成され、2019年には結成40周年を迎えます。

 

これまで40年の中で、公演の人数が足りないなどクラブ存続の危機の際には、卒業生が出演するなどして支えながら危機を乗り切り、大草神楽子ども研究クラブを守ってきました。それは親から子へ、先輩から後輩へ、地域の文化、郷土芸能という形で継承されています。現在の指導者はもとより、後援会員、保護者の中にも大草神楽子ども研究クラブの卒業生や経験者がたくさんいます。

 

今年12月には、40周年記念行事を控えているという状況ですが、7月の西日本豪雨の影響により、演目に使用する衣装と道具が浸水しカビ、臭い、傷みで使用できなくなってしまいました。これらを全て新調しようとすると約1000万円もの資金が必要となります。現在12月のイベントに向けて、必要最低限のものを準備していただき、それらの支払いも待っていただいている状態です。災害後から、募金活動も行なっていますがそれだけでは限界があります。

 

そこで今回、その費用の一部をなんとかご支援いただけないかと思い、クラウドファンディングを利用させていただきます。広島県の伝統を絶やすことなく受け継いでいく者として、ご支援を無駄にしないよう、感謝の気持ちを持ち、必ず40周年記念行事を成功させますので、何卒よろしくお願いいたします。

 

子どもたち、保護者、OBOG、指導者が一丸となり活動をしています。

 

 

伝統を継承する「豊田流備後神楽」とは

 

広島の神楽は全国でも注目されることが多くなりましたが、時代の流れとともに、代々教え継がれてきたものがだんだんと形を変え始め、華やかでドラマチックな神楽が多くなってきました。しかし大草神楽子ども研究クラブは豊田流の正しい継承を目的とし、基本を忠実にした神楽を演舞するため、日々練習に励んでいます。

 

指導者は練習の中でもあえて昔ながらの広島弁を使いますが、これは子どもたちが指導を通して自然と演目中の言葉に馴染むためです。舞台で演じる際にはお客さんから合いの手が入ることもありますがその際スムーズにアドリブで返すことができるようになります。

 

最近は普段の生活の中でも昔ながらの広島弁を使って会話をすることは少なくなっており、練習の中で使うことによって、伝統を守り次世代に繋いでいくのに大切なことです。こうして250年前から受け継がれる「豊田流備後神楽」を地域の中で次世代に継承していくことは、大草神楽子ども研究クラブの大切な役割です。

 

 

 

40周年記念行事のために、一致団結を。

 

これまで大草神楽子ども研究クラブからは多くの先輩たちが巣立っていきました。中には親子二代で、また兄弟姉妹全員がクラブのOBという家庭も少なくありません。皆、先人より受け継いだ芸を、正しく後の代に伝える一人としての「やりがい」を持って稽古に励んでいます。

 

現在も公演の際には裏方としてお手伝いくださるOBの方も多く、これまで巣立った先輩たちの支えによって、40年の長きに渡って大草神楽子ども研究クラブは活動を続けることができました。

 

来年の40周年記念行事にて、三原市の大きな舞台で、たくさんの人に受け継がれていく大草神楽こども研究クラブの神楽を見ていただくことを目標に練習に励んでいました。

 

しかし、7月6日に発生した西日本豪雨によって、練習場である大草公民館は床上浸水しました。公民館横に設置していた衣装や道具を納めていた倉庫も浸水し、これまで演目と同じように継承してきた衣装や、少しずつ集めてきた道具類のほとんどが浸水被害を受け、40周年記念行事はもとよりイベントで演じることもできない状態となりました。

 

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浸水してしまった、衣装などの道具です。

 

これまで幾度も存続の危機を乗り越えてきた大草神楽子ども研究クラブです。今回は突然の自然災害で予想もしなかった危機に立たされていますが、一致団結し、本来と変わらぬ式典を行ないたいと思っています。

 

内容としては、卒団生も加わっていただいて、これまで大切に受け継いできた豊田流の神楽を披露できればと企画を進めております。先輩方が守り、続けてきたクラブをこれからも続けていくためにも、40年の節目として三原市の大きな舞台でたくさんの人に受け継がれていく大草神楽こども研究クラブを見ていただきたいです。

 

<イベント概要>

収剣祭

日程:2018年12月09日(日)

場所:大草公民館(広島県三原市大和町大草9131-2 )

 

40周年イベント

日程:2019年2月24日(日)

場所:大和クレオホール(広島県三原市大和町下徳良111)

 

 

子どもたちも全力でで練習しています。

 

 

先人たちが繋げてきた伝統を継承したい!

 

広島の神楽は全国的に有名になって、上り調子のように見られますが有名になっているのは、新しく作られたショーのような神楽であり、伝統ある豊田流の神楽が大きく取り上げられることは少ないです。その伝統が今、危機的な状況にあります。

 

なんとしても、受け継いだ技や想いを後世に伝え、地域の文化をしっかり守っていくことが私たちの力になるとも感じています。皆さまどうか後押しご協力をどうぞよろしくお願いします。

 

子どもたちが募金を呼びかけている様子

 


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