お早うございます。松竹大谷図書館の武藤です。
大型の台風が通り過ぎ、柔らかな空の日差しが長く閲覧室の中までさし込んでくるようになりました。

 

プロジェクトは開始29日目となり、ご支援が130万円を突破いたしました!

皆様の応援コメントも繰り返し拝読し、大変励みになっております。

あと21日間!目標金額まではまだまだ頑張らなくてはなりませんので、ぜひ周りのみなさまに、このプロジェクトをお知らせ頂き、ご支援の輪を広げて頂けますようご協力宜しくお願い申し上げます。

 

さて、以前、新着情報でもお知らせしましたが、先月27日、京都の立命館大学アート・リサーチセンターで行われた、日本文化資源デジタル・アーカイブ研究拠点のキックオフシンポジウムで、当館職員が発表を致しました。以下ご報告をいたします。

 

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アート・リサーチセンターは、1998年の設立以来、人類が持つ文化を後世に伝承するために、日本文化資源のデジタル・アーカイブ研究を進めてきました。その実績は世界中の研究者にも広く知られたところです。

 

所蔵する資料には、浮世絵や陶磁器などと並んで、演劇・映画資料も多く含まれており、当館にとってはいわば類縁機関というわけで、これまでにも寄贈資料の受入体制や演劇上演記録データベース構築などの部分に、多大なご協力をいただいている機関なのです。

 

(立命館アート・リサーチセンター外観)

 

 

シンポジウムの前に行われたアート・リサーチセンターの見学会にも参加したのですが、収蔵する資料によって異なる温度・湿度で管理されている資料保管庫や、収蔵品をデジタルへ変換・アーカイブするための機材などの設備が揃っていました。そして、立命館大学の学生さんたちが、現場にスタッフとして参加しており、将来のアーキビスト養成のための実習が行われる場としても有効に機能しています。

 

   (2階多目的ルーム)       (1階資料保管庫)

 

シンポジウムが行われた2階の多目的ルームの床は檜張りで、周囲にビデオカメラが配置されており、実際に能や舞踊の公演やモーションキャプチャーの撮影もできる設備が備わっています。シンポジウム当日は床がカーペットで覆われていて、保護のため参加者もスリッパに履き替えましたが、ガラスを隔てたスタジオではシンポジウムの様子を撮影し、ユーストリームにより同時配信されました。

 

   (2階スタジオ)

 

シンポジウムは、趣旨説明や基調講演のあと、採択された11のプロジェクトの各担当者がその概要を10分で説明するというものでした。限られた時間内では、おおまかな話ではありましたが、写真を多く使い、当館の紹介や実施中のこのクラウドファンディングの話も盛り込んで説明しました。他のプロジェクトの発表もそれぞれ興味深く、日本文化資源をデジタル化することによって、世界の研究者も注目する業績を上げているアート・リサーチセンターならではのシンポジウムでした。

 

             シンポジウムでの当館の発表動画はこちら

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今回のクラウドファンディングでは、当館所蔵の5000枚の辻番付のデジタル化を、このアート・リサーチセンターにお願いすることになっています。演劇資料をその資料の性質を熟知した専門家自らがデジタル化することで、使いやすくかつ正確なデジタル化が可能になることでしょう。
実現のために、ぜひともご協力をお願いいたします!

 

【第3弾】日本文化の宝・歌舞伎や映画の記憶を未来につなぐ。

 

 

立命館大学アート・リサーチセンター

日本文化資源デジタル・アーカイブ研究拠点

日本文化資源デジタル・アーカイブ研究拠点キックオフシンポジウム

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