さて、今回の新着情報は、このプロジェクトで「組上燈籠絵」の復刻版の印刷をお手伝い頂く杜陵印刷株式会社のご紹介です。杜陵印刷は、カレンダーから写真集まで様々な印刷サービスや、デジタルアーカイブやイメージスキャンなどのデジタル保存サービス、そしてWEBシステム開発からオンラインショップの構築まで、さまざまなサービスを手掛ける会社です。そして、実は歌舞伎座や新橋演舞場の劇場プログラムやチラシ、ポスターなども印刷している、歌舞伎ファンの方にとっては知る人ぞ知る会社です。このたび、杜陵印刷株式会社の方にお願いし、会社のご紹介記事と写真をご提供頂きました。


それでは、杜陵印刷さんから頂いた会社のご紹介記事をどうぞ!

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松竹大谷図書館様のこのプロジェクトにおきまして第1弾のリターンでポストカードを、第2弾以降はブックカバーを印刷させていただいております。そして今回は「組上燈籠絵」の復刻印刷もということで、プロジェクトの意義に賛同しながら、微力ながらご協力できればと考えております。
 


新富町駅からすぐ、本社機能が入るビル

 

弊社は、戦後まもなくの創業でありまして、実質、昭和26年から第4期歌舞伎座と共に歩んでまいりました。これまで65年に亘って松竹様の歌舞伎、演劇の印刷物を主軸に作らせていただいております。歌舞伎座様をはじめとする松竹様の各劇場の筋書、プログラム、またちらしやポスターなど、皆様が手に取られたりご覧いただいている印刷物は私どもで印刷させていただいたものかもしれません。


舞台写真やスチール写真を印刷するにあたっては、微妙な色調合わせ等が不可欠であり、長年培ってきた技術と経験でご提供できていると自負しております。昨年には最新鋭のドイツ・ハイデルベルグ社製スピードマスター印刷機を導入。それを経験値の高いオペレーターが扱うことで、よりクオリティの高い製品を納めさせていただいております。
 


印刷工場は埼玉・三芳町にあります

 

そのようなカラーの印刷のクオリティはもちろんですが、一方で昔から自信があるのが組版技術です。特に歌舞伎の場合、細かなルールもあり、独特の文字組を守りながら、全体的に読みやすいものになるように心がけております。さらに僭越ながら校正、校閲もさせていただくことで、より完成度の高い印刷物にできるよう心がけております。これは永きにわたって演劇、歌舞伎の印刷物に携わらせていただいたからこそできることと考えております。

 

また紙媒体にとどまらず、データのアーカイブ事業にも力を入れております。これはもちろん松竹様の方で、これまで蓄積した舞台写真等をデータベース化しているものですが、弊社は技術的な面からお手伝いをさせていただいております。

 

弊社のこのような作業の中で機械的に進めるだけではなく、どうしても調べ物をしたり、資料を確認したりという場面が多々ございます。そのような時に助けていただいているのが大谷図書館様であり、そのような意味からも、もちろん世の中的にも非常に重要な機関であり、意義深い事業と感じております。

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当館は歌舞伎公演のプログラムに掲載されている上演年表を作成しておりますが、その業務に関しても大変お世話になっている会社です。歌舞伎の上演年表は、毎回同じ表を掲載しているわけではなく、上演の度に役名や役割が異なることもあるので、専門知識を駆使して筋書などの資料で一つずつ確認をとっていく事が必要です。また歌舞伎俳優は、同じ人でも襲名などで名前が時代によって変わる上に、戦後70年の間に同じ名前が代数違いで活躍していることも多く、どの時期に何代目の俳優が出演しているのか、というチェックも必要です。そんな細かい情報のつまった原稿を専門スタッフが厳しい目で校正してくれるのが杜陵印刷です!!

 

そして、当館のクラウドファンディングのプロジェクトでは、第1弾からご支援を頂いているだけでなく、リターンのオリジナルグッズである絵葉書や文庫本カバーの印刷を、低い予算と高いクオリティで引き受けて下さり、当館をサポートして下さっている会社なのです。
 

過去のプロジェクトのリターンの写真

 

今回、目標金額の250万を達成し、プロジェクトが成立した暁には、皆様から頂いたご支援で当館が所蔵する「組上燈籠絵」を(株)インフォマージュでデジタル撮影をした後、厳選した3組の復刻印刷を杜陵印刷株式会社にお願いします。
 
ぜひプロジェクトを成功させ、貴重な文化的資料である「組上燈籠絵」の楽しさを未来に伝えるため、皆様の支援のお力とともに、杜陵印刷さんのお力添えを頂きたいと考えております。

 

これからも皆様の応援をよろしくお願いいたします。

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