糸 第一章

「平成西郷星」は糸から物語が始まる

現在、日本の生糸は、そのほとんどが輸入に頼っていると云われます。国産生糸に関してはついにその生産量が未発表となるほど落ち込んでしまっているとか。まだまだ絹素材シェア率の高い「着物」は中国やベトナムやブラジルなくしては語れないという裏事情があり、それを初めて知るきものファンの方々は複雑な思いを抱くのではないでしょうか…。
ライフスタイルの変化による和装の衰退や化合繊の大幅な進化による使用素材の変化が日本の生糸需要の大きな減少を招いたみたいです。
昭和51年当時は養蚕農家22万戸あり、製糸工場の数も119軒もあったが、平成21年のデータでは養蚕農家は960戸。製糸工場においては2軒にまで…。
生産量が昭和51年がピークだった本場大島紬業界も言わずと知れたことです
平成29年現在では…ご想像の通りです。今や、国産生糸は大変な希少価値になっております。
このような、現状ではありますが本場大島紬「平成西郷星」は糸から拘ることを念頭に置いてますので希少な国産生糸を入手することから始まりました。

第2章へ続く…。

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