制作メンバーの根來亮慧さんにお話を聞いてきました！

▼自己紹介をお願いします。

根來亮慧(ねごろりょうえ)と申します。

1987年生まれの33歳です。

最近、傷の治りが遅くなってきて「成長」が終わり、「老い」を少しずつ体感するようになりました…笑

 

▼普段はどのようなことをされていますか？

大阪府岸和田市の西性寺で副住職をしています。

月忌参りに追われる毎日を過ごしております。

そんな日々の法務の傍ら、宗派や大阪教区の子ども若者ご縁作りや少年連盟の活動に携わらせていただいています。

リモート会議にようやく慣れてきた今日この頃です☆

 

▼目指す僧侶像とは？

私は「お坊さんらしくないね。」とよく言われます。

捉え方によってはネガティブな意味合いに聞こえてしまうかもしれませんが、私はこの言葉を言われる事に喜びを感じます。

格好も立ち振る舞いも作法も読経もしっかりと「お坊さんらしく」しているのに、らしくないね。と言われるのは、壁を感じずになんでも話せる。と言われているような気がします。超ポジティブシンキング！笑

でも、実際にご門徒様は様々なお話を私にしてくださいます。月忌参りの際はお経は8分ほどで終わるのに一件あたり25分〜35分くらいかけてゆっくりとご門徒様とお話する時間を大切にすることを心がけています。

そして、「副住職にはなんでも話せるよ」と全てのご門徒様に仰っていただけることが目標です！

 

▼OTERAplusで便利だと思う機能

なんと言ってもご門徒様と話した内容をその場でスマホで門徒管理システムにメモ出来ることです。

家族構成から好きな食べ物、最近行った旅行先、ハマっている漫画、習い事、身体が痛む、生きることへの苦しさ、悩み、一人で家にいる孤独感、連れ合いが亡くなった事への虚無感。そんな会話の一つ一つを聞いた直後にしっかりとメモしておく事で次にお会いした時にまたその続きや変化について、お話することができます。

この「会話の連続性」がご門徒様と僧侶、お寺の関係性を繋ぐ大切な要因になると私は思います。

もう一つ、私が便利だと思う機能はカレンダー機能です。昨今はカレンダー共有アプリが充実していますが、当然門徒情報と紐付けられるものは存在しません。

月忌参り先で法事の予約を取りたい。と言われすぐに予定が確認でき、その場で予約を確定することができ、転記ミスなども発生しません。

日々の寺務においてミスと手間を減らす事は何より大切だと思いますのでこの機能に大きく期待が膨らみます！

 

▼今後の意気込みを一言お願いします！

クラウドファンディングも終盤に近づき、アプリの具体的なシステムについて石川とコギト様をはじめ、メンバー間で色々と協議を進められる段階まできました！

無事、目標を達成し、サロン公開がはじまりましたら、皆さまに進捗状況をご覧いただき、完成を楽しみにしていただきたいと思います。