
支援総額
目標金額 2,500,000円
- 支援者
- 226人
- 募集終了日
- 2023年1月31日
【祝・前半撮影終了!】航空会社さんへの質問回答06-11
おかげさまで昨日無事に前半の撮影が済みました。
さて、ここで航空会社さんへの質問回答の続きをご紹介します。昨日の飛行のようすを思い出しながら見てみると、より実感がわくかもしれません!
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【質問06】航空写真には垂直写真と斜め写真がありますが、両者の撮影上のコツの違い、機材の違いはありますか?
垂直写真は航空機の底面に固定された最大4億5千万画素の航空カメラを使用し、GPSを利用して予め計画された座標をオートで撮影しますので、特段コツといったものはありませんが、撮影範囲が広い時は時間と共に雲も出てきますので、どこから雲が出始めるか見極め、雲が出る前に撮影を終わらせる事が重要です。
斜め写真はフルサイズから中判までの一眼レフカメラを使用し、航空機の側面にある窓から撮影します。撮影イメージを頭の中に入れ、そのポイントまで航空機を誘導して撮影するので、ある程度経験が必要です。
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【質問07】航空写真が撮影しやすい季節や時間帯、天候はありますか?
航空写真撮影は快晴で視界が良好時に行います。春先や秋、関東平野では冬が快晴の日が多いので撮影に適しています。時間帯は気温が高くなると雲が発生しやすくなりますので、午前中(夏は10時くらいまで)が良い条件で撮影出来ます。
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【質問08】空には他の飛行機も飛んでいますが、どのように交通整理をおこなっているのですか?
航空機の航行の仕方には2種類あり、VFR(有視界飛行方式)とIFR(計器飛行方式)があります。IFRは主にエアラインの航行で管制官の指示に従って飛行してます。一方小型機はVFRでパイロットが目視により操縦する方式です。管制圏内では管制官の指示で飛行しますが、それ以外はパイロットが周囲を目視で他機や地形に注意しながら飛行します。
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【質問09】以前の航空写真とできるだけ同じアングルの写真を撮影する必要があると思いますが、高度・航路・撮影角度をどのように計画しているのでしょうか。
航路については事前に打ち合わせを行い計画します。高度、撮影角度について、昔のフィルムを使用していた時代はカメラによりフィルムの大きさが違う(中判、大判カメラを使用していた)為写る範囲が変わり、単焦点レンズを使用していたのでフライト前に斜め専用の計画定規(高度や角度で写る範囲が分かる定規)を地図にあて、高度、角度、飛行機の位置の計画していました。
現在はGoogleEarthで高度や角度は確認できますし、ズームレンズを使用していますので昔の様な計画は行っておりません。
ただ昔も今も経験(感覚)から高度や角度、飛行機から撮影ポイントまでの距離感を出す事は変わりません。
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【質問10】撮影の景観の変遷に関心があります。飛行高度で撮影範囲が決まるかと思います。飛行地域により種々の制約があると思いますが、撮影に適切な飛行高度はどの様にして決めるのでしょうか。
質問09の回答と同じで、斜め専用の計画定規(高度や角度で写る範囲が分かる定規)を地図にあてるか、GoogleEarthでイメージ画像を作成すると高度も表示されますので、その値を参考にしています。
制約については管制圏の他、航空法で最低安全高度が定められており、「人又は家屋の密集している地域の上空にあっては、当該航空機を中心として水平距離600mの範囲内の最も高い障害物の上端から300mの高度、それ以外の上空にあっては、地表又は水面から150m以上の高度」となっていますので、スカイツリー(634m)周辺をアップで撮りたい時は934mの高度からズームレンズを使用し撮影する事になります。
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【質問11】現代はITを活用した測量が浸透していると思いますが、航空写真の撮影にあたっては、ITをどのように活用しているのでしょうか。
最も活用しているのがGPS(GNSS)です。車のナビ同様、航空機でも航法システムとしてGPSを利用しています。航空撮影では以前は撮影士が地図を見ながらパイロットに指示し、設定された直線コースをズレなく飛ぶ様に誘導していましたが、目視での誘導の為コースズレがあり、直線にフライトする事は至難の業でした。GPSの普及により撮影コースの始終点を航法システムに入力する事によりパイロットは直線フライトが容易になり、撮影士の地図による誘導が無くなりました。
そして、IMUと呼ばれる慣性計測装置は3次元の慣性運動を検出する装置で、撮影した写真の3軸の傾きを計測でき、GPSからの位置情報と併せて高精度な位置と姿勢情報が計測可能となりました。
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質問はこの後も続きます。また明日以降ご紹介いたします!
引き続きよろしくお願いいたします。
※写真は昨日、市民学芸員さんが撮影された機体の写真です。
リターン
10,000円+システム利用料

NEW|航空斜め絵はがき+たまニュー炭と炭火焙煎珈琲豆のセット
●お礼メール
●お礼状(郵便物発送時)
●お名前掲示(今回撮影した航空斜め写真を活用して行う展示や写真集などにお名前を掲示させていただきます。※希望者のみ)
●航空斜め写真絵はがき(撮影した航空斜め写真絵はがき6枚セット)
●たまニュー炭(3kg・段ボール入り)+炭火焙煎珈琲(160g入り1袋(豆か粉か選べます。多摩市内の公園伐採木で製炭した「たまニュー炭」と、それを使って焙煎したエコな珈琲豆のセットです。協力:一本杉炭やき倶楽部)
- 申込数
- 16
- 在庫数
- 4
- 発送完了予定月
- 2023年11月
5,000円+システム利用料

NEW|『やとのいえ』ポストカード
●お礼メール
●お礼状(郵送物発送時)
●お名前掲示(今回撮影した航空斜め写真を活用して行う展示や写真集などに
お名前を掲示させていただきます。※希望者のみ)
●『やとのいえ』ポストカード デザインは決定していません。横長のポスト
カードを予定します。※写真はイメージです
- 申込数
- 2
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年11月
10,000円+システム利用料

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