富山県から世界へ羽ばたく15歳の挑戦

私は、富山県富山市でフレンチレストランを経営しております。小室徳幸です。

このたび、息子である小室美徳ユリアンのバスケ留学に際して、このプロジェクトを実行するに至りました。

ここに至る経緯、ユリアンの思いを皆様にお知らせします。

 

【小室美徳ユリアン・自己紹介】

はじめまして、小室美徳ユリアンです。

僕は小学校四年生のときに、友達に誘われて奥田ミニバスケチームでバスケットボールを始めました。

 

シュートを打って入ったときの気持ちよさから、どんどんバスケにはまっていった様に思います。

 

中学は八村塁、馬場雄大選手を指導された、坂本コーチの居る奥田中学に進み、バスケットボール部に所属して、三年間バスケ漬けの生活を送りました。

バスケ部の三年間、坂本コーチからバスケのスキルや、プレイヤーとして競技にのぞむ気持ちを学ぶ中、もっとバスケが上手くなりたい、本場アメリカでもっと自分を磨きたいという気持ちが強くなり、

 

三年生の9月に富山市と姉妹都市になっている、ノースキャロライナ州ダーラムにも近い学校で、バスケットボールのセレクションツアーが行われると聞き、僕自身が希望して、ツアーに参加しました。

現地では、世界中から集まった同世代のバスケットプレイヤーとともにセレクションに参加し、シューティングコンテストで優勝、ノースキャロライナ州コンバインアカデミープレップスクールからオファーをいただき、留学が決定しました。

 

 

 

奥田中学で過ごした三年間は、後にも先にも僕のバスケットにおける原点になる三年間です。

坂本コーチからは、バスケットボールの競技者としてのスキルやメンタル。上手になるために、小さなことに気づく大切さ、ひとつひとつのプレーの意味、そして人間性について指導していただきました。

あるミーティングで、坂本コーチに「滑舌が悪くて何を言っているのかわからない」と声を上げました。本当に聞こえなかったのですが、歴代の卒業生でそんな注文をつけたのはお前だけだと、会うたびに言われます。

思えばマスクをして話されていて、聞こえにくかっただけの様にも思いますが、試合後の大事なミーティングだったので、思ったことをそのまま伝えてしまいました。

少し反省しています。僕の図太さと闘争心で、アメリカでも結果を出せる様にがんばります。

 

  

  

 

三年時の全中北信越予選では力を出しきれず、チームは一回戦敗退。

僕も、もっと素直にバスケに向き合わないと駄目だと気づき、全員で猛練習を重ね、U15Jr.ウインターカップ'24県予選優勝、U15バスケットボールゲームズ県予選優勝。

そして、富山県の優秀選手に選ばれました。

坂本コーチからは、「これでまたバスケのための”おまもり”ができた」と、そんな言葉をいただきました。

 

 

 

 

 

【アメリカ留学で実現したいこと】

 

目標はもちろん、プロバスケットボールリーグ、NBAで生き残る選手になこと。

中学では思う様な結果は残せなかったけれど、もっとバスケットボールが上手くなりたい、もっと強くなりたい。自分よりも体格の大きなプレイヤーに囲まれ、競争する環境の中で、成長していきたいのです。

まずは英語をしっかり理解し、コミュニケーションがとれる様になること。

バスケットボールのスキル、メンタル、人間性を磨き、高校や大学でもトップチームで長く活躍のできる選手になります。

そのためには、アメリカの文化や生活習慣を理解し、人間性もみがいて成長していきたい、国は違っても同じ人間だというのは、父母からも教わっています。

 

父は、シェフとして修行のために実際にフランスのレストランで修行しました。

その時父は、フレンチの料理人として、本場を体験しなければならないと考えて渡仏したそうです。

食材の違いから、料理が文化になっていく過程、食に対する意識の違いもフランスで生活する中で実感できたと聞きます。

僕も、バスケットボールの本場アメリカで、バスケの競技文化を体感し、世界から集まるジュニア世代のバスケットボールに対する姿勢を肌で感じ、こうした環境の違いの中で、自力で鍛えていきたい。

 

険しい道が続くと思いますが、NBAで生き残る選手になるまで絶対、ひとつひとつを乗り越えて実現します。なぜなら、「バスケが好きだから」これが僕の生きる道だから。

僕は、バスケットボールと共に、この先の人生を過ごしていきたいです。

 

 

【クラウドファウンディングに挑戦する動機】

 

僕の父は富山県富山市で、開業して33年になるフレンチレストランのシェフです。母は富山市内のカレーのお店で働いています。

父の店は新型コロナの影響や、ウクライナとロシアの戦争、能登半島地震、円安や材料費の高騰など、ここ数年の状況から、さまざまな影響をうけています。

日常はもどりつつあると言われていますが、コロナ前と現在では、人の動きがすっかり変わってしまっているという風に聞きます。

 

僕のアメリカ留学について、学校側から一部の奨学金を得ることはできたものの、それでも年間数百万円の授業料がかかります。

高校の長期スポーツ留学となると、条件に当てはまる支援制度が少なく、これが留学の壁になっていますが、やれる事は全てやってみようと、家族で話し合いました。  

世界から集まるジュニア世代のバスケプレーヤーと共に競争する環境のなかで、 自力できたえていきたい。

 

僕のアメリカ留学が、北陸や富山のジュニア・アスリートの海外スポーツ留学の一例になればという気持ちで、今回クラウドファウンディングに挑戦することにしました。

 

 

【プロジェクト実行者、美徳の父、小室徳幸より皆様へ】

 

改まして、ユリアンの父、小室徳幸です。

ユリアンは昨年、自分の意志で夢を叶えるためアメリカへ渡り、ノースキャロライナ州コンバインアカデミープレップスクールから入学のオファーを獲得し、留学を決意しました。

この先いろんな苦労や困難、高い壁に跳ね返されることが予想される環境の中、それでもアメリカでバスケを学びたいという強い意志に、今回のプロジェクトを立ち上げました。

 

・プロジェクトの内容

いただいたご支援は、以下の費用として使用します。

授業料(4か月分) ：150万円

渡航費：33万円

海外留学保険：28万円

リターン制作経費：12万円

プロジェクト進行諸経費：27.5万円

レディフォー手数料(12%＋tax)：49.5万円 

 

大好きなバスケを通して、何度も何度も困難にぶつかり、その中で自分の可能性を見つけ、最大限道を開き、成長していってほしいと思います。

それが彼の生きる道であり、ユリアン自身が言う「バスケとともに、この先の人生を過ごす」ことにつながると思います。

15歳の夢の挑戦という”スイッチ”を自分自身で入れた、小室美徳ユリアンに、皆様のあたたかいご支援をよろしくおねがいします。