不登校生に自信と笑顔を！血の通ったオンラインパソコン教室を届けたい

皆さま、あたたかいご支援・応援ありがとうございます。

 

今回は、パソコンのレッスンを通じて
学生の成長に伴走させていただいている
印象深いエピソードを紹介させてもらいます。

 

出会ったのは９年前
Ｒくん小２でした。

 

自分の気持ちを伝えることが苦手で
ストレスがたまったら
大泣きしてしまう…

保護者様同伴が２年ほど続いて

 

徐々に一人でも大丈夫になりました。

 

しかし、そのころから
周りが気になりはじめ
自分のレッスンに集中できなくなったのです。

 

パソコンは大好きで
速読聴も自らすすんで本を選んでは
没頭するほどです。

 

会話は単語単語のつなぎあわせで、
意思疎通はできます。

 

伝えたいことを指さしする
このようなプレートもずいぶん活用しました。

 

 

しかし、周りが気になりすぎて
落ち着かなくなり

ついつい席を離れ
何も手につかない状態になったのです。

 

教室は続き部屋で２部屋ありますが
１部屋ごと、真ん中にデスクを置いて、
パソコンを囲んでレッスンするスタイルでした。

 

顔を上げて見回すと、
他の学生の様子がよくわかるレイアウトです。

 

Ｒくんが当時受けていたカウンセリングでのアドバイスで

 

保護者さまから
「息子の席だけ、段ボールで囲ってください」

とお願いがありました。

 

正直、Ｒくんだけ段ボールで囲って隔離するって
悲しくて、考えたくありませんでした。

 

少し時間をください、とお願いし
レイアウトを変えてみました。

 

みんなそれぞれ背中合わせ

すると、Ｒくんの視界にだれも入ることなく
自分のレッスンに集中するようになり、
他の学生の集中力も高まりました。

 

このおかげで、
今でもこのレイアウトで
コロナ感染対策に一役買っています＾＾

ちなみに、
Ｒくんは、自分が行ったレッスンのチェックを
とても喜んでくれました。

それは、満点でも、減点があったとしても。
満点だと
「やった～！」

減点があったら
「やり直して、満点とる！！」

 

そうやって、同じ問題を
何度も挑戦することで
基礎スキルをしっかり身につけ、
今では、新しいお題も
難なく作り上げていきます。

 

 

現在Ｒくん高校生
１年前からオンラインでのレッスンに切り替えて
しっかり目を合わせて会話することが増え
質問や要望も伝えてくれるようになりました。

教室でのレッスンより
オンラインでのレッスンが
Ｒくんには合っていたことも大きな発見です。

 

最近は、身の回りの出来事や、自分の思いを
パワーポイントで表現することに夢中です。

 

今年度は、一般人向けの表計算（エクセル）３級を取得すると
大張り切りのＲくんです。

 

パソコンをツールとして
それぞれの個性を見出し
育んでいくうちに
学生たちの成長に伴走させてもらっている
このことに何より喜びを感じています。

 

このRくんは不登校生ではありませんが、

学校や友達となじめない時間が多くありました。

 

パソコンが得意になる事で

将来の夢にむかって

「自信」と「笑顔」が増えたことに

私自身が「自信」を持つことができています。

 

 

私が構築した
「部活のようなオンラインパソコン教室」で
引きこもりがちだけど

パソコンに興味のある

一人でも多くの学生に出会いたいと

切に願っています。

 

 

「不登校生に自信と笑顔を！血の通ったオンラインパソコン教室を届けたい」このプロジェクトが目標達成するよう、どうぞ引き続き、お見守り・ご支援いただけますよう、心よりお願い申し上げます。