このクラウドファンディングは達成しませんでした。支援予約はすべてキャンセルとなります。銀行振込みにより支援を行った方には、当社より返金が行われます。

世界五大陸4万キロを走って旅をしたい!

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支援総額

774,000

目標金額 2,000,000円

支援者
61人
募集終了日
2019年4月30日

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2019年03月15日 21:50

世界の頂点に立つよりも世界の果てまでも旅をする〜その3

 

クラウドファンディングはスタートから15日め、現在の進捗率は14パーセント。

 

26名のサポーターの皆さんから29万5000円をご支援いただいています。

ありがとうございます!

 

引き続き皆さんからのご支援よろしくお願い申し上げます。

 
こんにちは。「PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅」を走るアドヴェンチャー・ランナー 高繁勝彦です。

 

なぜ私が世界を走るようになったか…シリーズその3です。


アメリカ大陸横断単独自転車旅行は終わり、私も無事日本に帰国…1991年11月のことです。

 

新聞やテレビ・ラジオ、雑誌に取り上げられ、一躍時の人となるも、翌年1992年と1993年は大阪府立高校で講師を務め、再び教壇に戻り英語を教えることになりました。

 

そして、その合間にもマラソン大会を走り、自転車で短期の旅に出たりして、次なるチャレンジに向けて準備を進めていたのです。

 

アメリカ横断の間にもいろいろ考えるところがあって、1994年から1995年にかけてまとまったチャレンジに挑みます。「世界一周」と洒落込んでみたかったのですが、経済的な面で厳しく、とりあえず1年近くでアラスカ〜カナダ横断と、ニュージーランド、オーストラリアを走るプランを考えました。

 

スタートは1994年6月、まずはアラスカのアンカレジに向かいます。

 

当初はフェアバンクスまで北上、そこからカナダ横断。

 

実際、フェアバンクスまで走って、そのさらに北にいくというオプション案が浮上。

 

北極海まで行けるのかどうか、フェアバンクスの観光案内所で資料を調べ、アウトドアショップの店員さんに北極圏の話などたずねるなどしている内に、世界最北端のトラックステーションがあるコールドフットという町を北のゴールに設定。

 

北極圏を越えたすぐ先。ただ、そこに至るダルトンハイウェイは途中から完全な地道。

 

トランスアラスカパイプラインが北極海まで続き、それを整備するトラックが行き来する道なのだそうだ。

 

アラスカは太陽が沈まない白夜。しかも、キャンプ場では蚊の大群が常に浮遊しており、その蚊も日本のと違って大きめ。ジーンズの上から刺されることもあり、刺されたら数日間痒みが止まらない。

 

自転車で上り坂をノロノロ走っていたら蚊の集団に追いかけられ、皮膚が露出しているところをあちこち刺されてさあ大変。

 

デナリ国立公園では気温5度くらいまで冷え込む。植村直己さんが眠っているというマッキンリー山を眺めながらさらに北上。

 

残雪が山々を際立たせる。野生動物の姿もちらほら。怖いのはグリズリー(ハイイログマ)。時速50キロのスピードで追っかけてこられたらまず逃げられない。

 

キャンプ場ではベアーズボックスという鉄製の鍵がかかるボックスに食料を入れておかないといけない。テントで寝ていてクマに襲われないためには必要なこと。

 

フェアバンクスでしこたま買い込んだ食料がかなり重く、ペダルを踏むのに余計に力がかかる。

 

ユーコン川を越えて、いよいよ北極圏を突破(写真上)。北緯66度33分。真夜中でも太陽は沈まない。東から西へと水平に移動するのです。

 

一日の走る距離を伸ばしたければ眠らずに走ればいい。お腹が減ったら食べればいいし、のどが渇いたら飲めばいい。休みたければ休んでもいい。昼夜の区別がなくなると時計を見ることもほぼなくなって、まったくの自由な暮らしになってしまった。初めて経験した白夜とはそんなもの。

 

 

雨のあとぬかるんだ道を走るとタイヤが泥に埋まり、ペダルを踏んでもタイヤが沈んでいくだけ。仕方なしに自転車から降りて押し続ける。時速3〜4キロの情けない走り(というか歩き)。上り坂だとなおこれが大変。自転車を押す腕は疲れるし腰も痛くなる。

 

トラックが度々停まってくれて、「載せてってやろうか?」と何度も聞かれる始末。ありがたいことだが、自力で進まねば意味がない。

 

コールドフットにようやく到着。キャンプ場で連泊。レストランで10ドルの食べ放題があって思う存分食べたけれど、時間制限がないので昼から4時間くらい食べ続けていた。夕食も兼ねていたのだ。

 

キャンプ場でドイツ人のカップルサイクリストに出会った。プルドーベイまで走って折り返してきたのだという。荷物が軽めで走るスピードも速いのか1日で走る距離も長い。

 

私自身は同じ道を引き返したくないがために、コールドフットで出会ったご夫婦のキャンピングカーに便乗させてもらうことに。フェアバンクスまでお世話になった。車内ではご夫婦にそれまでの旅の話を延々と聞かせてあげた。

 

ワイルドなアラスカの旅を満喫。もう二度とここは走るまいと思いつつ、フェアバンクスに戻ってきたら、なぜプルドーベイ(北極海近くの町、ダルトンハイウェイの終点)まで走らなかったか半ば後悔。

 

 

フェアバンクスからカナダユーコン準州に入り、そこからケベックシティを目指す。アラスカでは走っている際にグリズリーを見ることはあったとしてもごくまれだったのだが、ユーコンでは度々目撃。その都度立ち止まって安全確認後走り出すということをやっていた。

 

1日に4度も5度もグリズリーが現れたらちょっと困る。たとえ30メートル前方でも体長が2メートルを超えるような大きなヤツだとビビってしまう。茂みに隠れて急に飛び出してきたらどうしようか…と実際考えさせられる。

 

そして、ユーコンで辛かったのは1週間に8日も雨が降ったこと。

 

道端のフリーキャンプでお金はかからなかったのだけれど、シャワーも浴びれず洗濯もできず、毎日同じ服を着て、しかも寝袋やテントは毎日濡れっぱなし。乾かすこともできないのでどうしようもない。

 

気温はそう低くもなかったけれど、雨の中走り続けて唇が紫色になっても走って体を温めるしかない。町があればモーテルに泊まるのだけど町から町も遠くて困る。

 

シューズも濡れればソックスも濡れる。朝起きたら雨が降っているのが当たり前。太陽が恋しくて涙が出そうにもなる。

 

10日ぶりくらいに太陽が出た日には嬉しくて嬉しくてたまらなかった。

アラスカからユーコンを走っている間に体験したワイルドな日々のおかげで鍛えられた。

 

ホワイトホースから南下してまたアラスカ州に入り、スキャグウェイという町からカナダのプリンスルパートまでフェリーを使った。南に降りてきて久々に夜を経験。何日かぶりに見る月にちょっとした感激。昼と夜があるからバランスのいい生活ができるのだ。

 

 

〜その4につづく〜

 

*ご支援頂いた皆さんのお名前(Readyforで使われているお名前)をPEACE RUN公式サイト内に掲載させて頂きました。こちらをご覧ください。

 

「PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅」公式サイト

 

* 高繁勝彦公式ブログ KAY'S BLOG

リターン

3,000


3000円のリターン

3000円のリターン

1)公式サイトにサポートメンバーとして名前を掲載

  http://www.peace-run.jp/

2)サンクスメールを送ります

支援者
24人
在庫数
62
発送完了予定月
2019年5月

10,000


10000円のリターン

10000円のリターン

3)上記1)2)に加え旅の終了後に現地で撮影した写真とサイン入り色紙を送ります

4)旅先から直筆の絵葉書(1通)を送ります

支援者
27人
在庫数
72
発送完了予定月
2019年10月

30,000


30000円のリターン

30000円のリターン

5)上記1)~4)の4項目に加えPEACE RUN公式Tシャツを送ります

サイズとカラーについてはこちらからお選びください。

https://bit.ly/2BkYd20

6)旅先で購入したお土産(A:1000円相当)を送ります

支援者
8人
在庫数
92
発送完了予定月
2019年10月

50,000


50000円のリターン

50000円のリターン

7)上記1)~6)の6項目に加え旅先で購入したお土産(B:2000円相当)を送ります

8)PEACE RUN公式イベント(講演会及び報告会など)に優先招待させていただきます。

※2019/11月頃に大阪にて開催予定
   
※日程詳細は開催の1ヶ月前までにメールにてご連絡差し上げます
   
※交通費はご負担していただきます

支援者
1人
在庫数
99
発送完了予定月
2019年10月

100,000


alt

100000円のリターン

9)上記1)~8)の8項目に加え旅先から支援者にスカイプでの交信を行います(2~3回程度)

※日程の詳細、SkypeID等は成立後、メッセージにてご連絡いたします

10)旅先で支援者へのメッセージ動画(ビデオレター)をメールで送ります。

支援者
1人
在庫数
99
発送完了予定月
2019年10月

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