
支援総額
目標金額 2,000,000円
- 支援者
- 61人
- 募集終了日
- 2019年4月30日
世界の頂点に立つよりも世界の果てまでも旅をする〜その2

クラウドファンディングはスタートから2週間経過、現在の進捗率は14パーセント。
25名のサポーターの皆さんから29万2000円をご支援いただいています。
ありがとうございます!
引き続き皆さんからのご支援よろしくお願い申し上げます。
こんにちは。「PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅」を走るアドヴェンチャー・ランナー 高繁勝彦です。
私が世界を走るようになったか…続編です。
ホノルルマラソンを何度か走って、いつかアメリカ本土を訪ねたいという思いはどんどん強まっていくのでした。
自転車でアメリカを走るのであれば、固定した仕事についていては無理であるということはずっとわかっていたし、そのためにはある程度まとまったお金がいるし、長旅を続けるためには仕事を辞めざるを得ないということも理解していました。
両親を説得。一生に一度、好きなことをする。アメリカ横断自転車旅行のイメージはすっかりできあがっていたのです。両親には、アメリカ横断を走り終えたらまた教職に復帰することも話しました。
しかし、先のことなど誰もわかりません。ひょっとしたらアメリカ横断を終えたらまた次なるチャレンジを考えるかも知れない…。
かくして1991年3月末でいったん教職を離れた私は、6月1日、アメリカ、カリフォルニア州ロスアンゼルスに向かいます。予定としてはまず西海岸を北上し、その後、シアトルまで走って一路東へ、東海岸ニューヨークを目指すことに…。
いつも出たとこ勝負。行ってしまえば何とかなる…そんな思いでしたが、何ともならないことも多々あったのは事実。
地図を持たずに走ったがために、ロスアンゼルスの町を脱出するのに5時間もかかり、どの道を走っても高速道路にぶつかってしまう…。
何人もの人に道を聞き、挙句の果てに高速道路に侵入して強行突破しようとするも、ハイウェイパトロールに捕まり、つまみ出される始末。
しかし、ハイウェイパトロールのおじさんが親切な方で、海岸沿いの自転車専用道があるということを教えてくれて何とかロスアンゼルスを脱出。
ハワイとアメリカ本土は同じようなものだと思っていたけれど、同じアメリカでも州ごとでかなり違いがあるのだということを理解。
やはり地図がないと旅はできないと納得して、サンタクルーズの本屋さんでロードアトラス(アメリカ版全国道路地図)を購入。この地図はその後5ヶ月近く使って非常に役立ったのです。
旅を続けるにあたっての個人的なポリシーとして、基本的には野宿と自炊を続けることを継続。

幸いアメリカはどの町にもたいていキャンプ場があり、洗濯やシャワーも使えるのです。
公営と私営で料金は異なるけれど、テントサイトで一人分のスペースを使うのであれば1000円未満。ただ、さらに節約するためには、お金を払わないフリーキャンプが理想。
コミュニティパークの広場で人がいなくなってからテントを張る。時折おまわりさんに職務質問を受けることもあったけれど、田舎町は平和でした。
自転車で旅をしていたらいろんな方に声をかけられ、水や食料を頂くこともしばしばありました。
「これ良かったら食べて」とか「お昼ごちそうするよ」とか「良かったら泊まっていけ」とか、旅人に好意的な方々は多々おられ、何もそんな立派なことをしているつもりはなかったのに、えらく褒められてしまって恐縮する場面も少なからずありました。
同じように自転車で走って旅をしているサイクリストと出会うこともあり、いろいろな情報を交換するチャンスにも恵まれました。
シアトルで西海岸縦断の旅が終わり、いよいよ中西部へ。砂漠、ロッキー山脈、大平原とバリエーションに富んだ走りが楽しめるのはやはりアメリカ大陸。海沿いを走るのも気持ちよく、快適だったものの、島国日本とは明らかに違う大陸を楽しむためにはやはり大陸を横断するに限ります。

この旅の20年後に、再び同じ大陸をランニングで走ろうなんて、この時点ではまったく考えていませんでした。それでも、このアメリカ大陸横断自転車旅行によって、私の世界観はガラッと変えられてしまいます。
いつかこの自転車旅行について本にしてまとめようと思いつつ、既に30年近くが経過。
忘れ得ぬ旅のエピソードの数々も、私の記憶の中ではいつまでも新鮮でまるで昨日のことのよう。
植物のトゲで一日に5回も連続してパンクしたことや、
トラベラーズチェックを紛失して保安官に助けを求め銀行で再発行してもらったこと、
雨の踏切で転倒してかなりヤバイ怪我をしたこと、
見通しのいい下り一直線の道路で時速82キロ出したこと、
砂漠のキャンプ場でサウナ風呂同然のテントで脱水症状で倒れそうになったこと、
ハイウェイで後続の車のミラーにバッグをぶつけられ弁償してもらったこと、
ベトナム帰還兵のおじさんに「銃をやるから持ってけ」と言われたこと、
ビデオ製作をやっているおじさんの娘さんに折り紙を教えてあげたらビデオ教材を作ろうということで製作に協力したこと、
テレビのローカルニュースで取材を受けたこと、
黒人の小学校で一日教師を体験させてもらったこと
…などなど、いいことも悪いこともすべて今となってはいい思い出。

ロスアンゼルスをスタートして138日目、ニューヨーク州マンハッタンのバッテリー・パークにゴールした時に1万1628キロの轍(わだち)をこの大陸に残したということをあらためて実感。
辛くて苦しい場面も多々あったけれど、すべてはこのゴールのためにあった…そう思わされました。
しかし、同時に、こんな面白い経験を生涯でたった一度だけで終わらせてしまって果たしていいものだろうか…?という考えがなかった訳でもありません。

〜その3につづく〜
*ご支援頂いた皆さんのお名前(Readyforで使われているお名前)をPEACE RUN公式サイト内に掲載させて頂きました。こちらをご覧ください。
*「PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅」公式サイト
リターン
3,000円

3000円のリターン
1)公式サイトにサポートメンバーとして名前を掲載
http://www.peace-run.jp/
2)サンクスメールを送ります
- 申込数
- 38
- 在庫数
- 62
- 発送完了予定月
- 2019年5月
10,000円

10000円のリターン
3)上記1)2)に加え旅の終了後に現地で撮影した写真とサイン入り色紙を送ります
4)旅先から直筆の絵葉書(1通)を送ります
- 申込数
- 27
- 在庫数
- 72
- 発送完了予定月
- 2019年10月
3,000円

3000円のリターン
1)公式サイトにサポートメンバーとして名前を掲載
http://www.peace-run.jp/
2)サンクスメールを送ります
- 申込数
- 38
- 在庫数
- 62
- 発送完了予定月
- 2019年5月
10,000円

10000円のリターン
3)上記1)2)に加え旅の終了後に現地で撮影した写真とサイン入り色紙を送ります
4)旅先から直筆の絵葉書(1通)を送ります
- 申込数
- 27
- 在庫数
- 72
- 発送完了予定月
- 2019年10月

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