プロジェクト概要

 

 

子どもたちに読み聞かせを行う「フィリピンおはなしキャラバン」。読み書かせの場を広げ、子どもたちに希望や夢を持ってもらいたい!

 

はじめまして!子どもたちに絵本の読み聞かせを行う「フィリピンおはなしキャラバン」の片山紋子と申します。私はフィリピン人の男性と結婚したことがきっかけで1998年よりフィリピンに在住し、日系企業に勤めるなどして現地人に近い生活を送ってきました。

 

しかし、フィリピンは貧富の差が大きく、国は経済成長していても多くの国民はまるで関係ないかのよう……貧しい地域では犯罪も多く、善悪の区別さえつけられないほどモラルは低下したままです。

 

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貧しい地域の街角の様子。
パイナップルを売るお兄さんの横でゲームをする子どもたち。

 

毎日歩く大通りでは、フィリピンの花であるサンパギータを母子で売る女の子と顔見知りにもなりました。花を買ってあげることぐらいしかできない。私はそうした状況に無力感を感じていました。もしかしたら、洋裁を女性たちに教えてあげたら助けになるかもしれない……ビーズアクセサリーはどうだろう……色々なことを考えました。しかし、上手くできそうな自信は湧かず、気付けば16年。


過去にたくさんの苦難を経験し、今もほとんどの国民が貧しく厳しい生活をしているのに、いつも明るく親切なフィリピンの民族性が私は大好きです。厳しい環境のなかでも強く生き、ほとんど手付かずの自然を持つフィリピンに少しでも貢献したい!そんな想いで私は今年の4月から子どもたちに絵本の読み聞かせをする「フィリピンおはなしキャラバン」を始動しました。

 

「絵本で子どもたちの未来が開かれる!」希望や可能性を継続的に伝えるためには、読み聞かせ地域や人を増やす必要があります。しかし、ストーリーテラーの養成費用や移動費用には多額の費用がかかるため、どうか皆さまのお力をお貸しいただけないでしょうか?

 

毎回20人ほどの子どもたちが集まる「フィリピンおはなしキャラバン」
多い時は100人くらい集まる時もあります。

 

2つの出会いが私がこの活動を始めるきっかけとなった。

 

2014年8月、たまたまどこかの学校に読み聞かせパフォーマンスをする人が明日来る!と友人に聞き、絵本の対話式読み聞かせを薦めている浜島代志子先生のパフォーマンスとお話を聞くチャンスがありました。

 

私は10年くらい子どもと遊びながら日本語を教えていたので、ビ、ビ、ビッと共鳴するものがありました。当時は、今のようなプロジェクトを展開するとは夢にも思ってませんでしたが……

 

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読み聞かせを行う浜島代志子先生(右)


そして今年になり、2つ目の出会いがありました。それは、教会のサンデースクールに息子を連れて来ていた、シングルマザーのエイプリルです。

サンデースクールの扇風機を壊した腕白ボウズ2人を追いかけて「ごめんなさい」を言わせた私が親に説明しようと探したところ、腕白な方の男の子の母親がエイプリルでした。(笑)

 

貧しい地域に住みながらも子どもたちにダンスなどの指導経験があり、当時無職だった彼女。子どもたちを扱える人はなかなか居ないので、ダメならほかの人を探せばいい!と、資金繰りは後回しに2人でこの活動を行うことにしました。実際、エイプリルは地域の人との交渉、準備、当日の読み聞かせ、後片付けまでほがらかにやってくれるので非常に助かっています。

 

エイプリルさんが読み聞かせを行う様子。

 

ドキドキで始めた絵本の読み聞かせ。普段絵本に触れることのない子どもたちの反応はさまざまだった。

 

初めて「フィリピンおはなしキャラバン」を行ったのは、フィリピンのバランガイの一角。ここは、低所得者層の人々が住む地域で、エイプリルの家のそばです。小さな家とも言えないブロックを簡単に積み上げただけのような家が奥へ奥へと広がり、小道には洗濯の水が流れていて汚水の匂いもすごいです。

 

普段絵本に触れることのない子どもたち。公立の学校の教科書すらひとり1冊無く、図書館も予算が足りないのか何十年も前の本ばかりです。絵本は輸入品が多いので、この地区の大人が2、3日働いた分ほどの金額。また、読み聞かせをするにしても、公立学校教育ではよそ見もせずに先生の言うことに黙って集中するよう厳しくしつけられています。

 

そんな子どもたちから「いったいどんな反応が返ってくるんだろう?」私はドキドキしていました。最初は絵本を渡してもキョトンとする子どもたち。しかし、いざ読み聞かせを始めると、目を真ん丸にして集中するおしゃまで優等生ぽい女の子や、やんちゃで聞かん子の男の子……ときには立ち上がり、素直な気持ちを発言する子もいました。

 

私はこのとき、たとえ反応が思わしくなくてもめげずに繰り返し活動しよう!と、心に決めることができました。

 

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集中して絵本の世界に入り込む子どもたち。

 

たくさんの子どもたちを絵本の世界へ!可能性を広げ続けたい!

 

現在、週に1、2回行っている「フイリピンおはなしキャラバン」。地域の担当者がお知らせを回して子どもたちを集め、朝の涼しい時間に2時間ほど行います。基本的には2冊ぐらいの絵本を対話式で読み聞かせと、自由に子どもたちが絵本を手に取って読む時間を持ちます。そこに、ダンスや、おりがみ、絵を描いたり、たまに歯磨きレッスンなどもやることがあります。

 

対話式の読み聞かせをすると、子どもたちの集中力も増し、物語をより深く理解できます。冒険や未経験の出来事を臨場感をもって体験し、知恵や知識、夢や希望を持て、教訓も心に深く入っていきます。礼儀や善悪や正義などを押し付けがましくなく強制でもなく、子どものうちに伝える万能のツールが絵本です。

 

私たちも本当は毎日多くの地域を訪ねていきたいのですが、現在はカツカツで最低限の活動を行えている状態です。しかし、今回のプロジェクトが成立すれば今よりも3倍以上の子どもたちのところに行くことができます。

 

読んだ絵本や劇団の公演など、強い印象を持ったものは、大人になってもビックリするほど覚えています。劇的な変化はなくても、心の中に深く記憶された物語たち、子どもたちの将来になにかの影響を与えると信じています。どうぞこの活動にご賛同くださりご支援いただきますよう、お願い致します。

 

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子どもたちにとって絵本が将来のなにかの影響となるように。

 

資金使途

 

□読み聞かせ移動図書館活動費用:36万円

(週4日4箇所、6ヶ月分)

□ストーリーテラー養成費用:15万円

□良質の古い絵本購入費用:5万円

□クリスマス時期の感想文コンテスト費用:5万円

(奨学金)
うち、40万円分を今回のクラウドファンディングで集めます。

 

リターン

 

今回ご支援くださった方には、子どもたちの写真や動画などをお送りします。

できるだけ多くの報告を通じていつでも子どもたちと一緒だということを感じていただけたら嬉しいです!

 


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