先週末は、大麻銀座商店街のお祭りだったのですが、お陰様で天気も良く、多くの方で賑わいました。

さて、祭りの後も決算やら慰労会やら、違う意味でのまつりごとが残っています……。全国のお祭り残務整理ご担当の皆様、頑張ってお盆前には片付けましょう!

 

さて、今回は江別港誕生のときのお話しをさせて頂ければと思います。いまこうして江別港の活動を続け、みなと計画というプロジェクトを始めるに至っていますが、それはある方の並外れたご厚意の上に成り立っているものなのです。

 

2013年の始め頃のことです。いま江別港がお借りしている建物は、ご縁があって本来は私が買い取る予定でした。しかし、不動産のことなど何も分からなかったので、異業種交流会でお知り合いになった不動産ショップのK氏にご相談しました。

 

そして、江別港の活動にご共感下さり、売買の仲介をご担当して下さることとなりました。順調に事は運ぶかに思えたのですが、最後の最後で条件面で不安なところがあり、買取を断念することとしました。

 

K氏のところへ行き、それまでご仲介下さったことへの感謝と、買取を断念したいことをお伝えしました。

 

しばしの沈黙の後、K氏が言いました。

 

「分かりました。それじゃあ、うちでこの物件を買い取りましょう。それをあなたにお貸しするから、好きなように使ってください」

 

このお申し出が無ければ、江別港はいま、存在していなかったのです。

 

 

それから4年、江別港の活動をいつも高く評価して下さるK氏ですが、そもそもあなたのお申し出がなければ、出航すらできなかったのだということをお伝えしています。それでも、ご自分の功績など大したものではないと、おっしゃいます。

 

なぜここまでのことをさらりと出来るのか、と質問したことがあります。K氏はこのように答えられました。

 

「自分は若い頃からずっと、多くの先輩のお世話になってきた。だから、今度は自分が地域へお返しをする番だ」と。

 

自分が何か凄いことをしている、などという気持ちは微塵もなく、ただ当たり前のこととして自分の役割りを果たしている、と感じました。

 

「地域のことが自分事になる」とは、こういうことだと思います。誰かが自分のことを気にかけ応援してくれると、次は自分が応援しようという気持ち、「ペイ・フォワード」とも呼ばれる善意の循環が起こるのではないでしょうか。

 

K氏から受けたご恩や、皆さんから頂いたご支援、応援は、この善意の循環が常に起こる仕組み作りにつながるものとなるでしょう。

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