このクラウドファンディングは達成しませんでした。支援予約はすべてキャンセルとなります。銀行振込みにより支援を行った方には、当社より返金が行われます。

家族と一緒に避難できるDVシェルターを群馬県太田市につくりたい

家族と一緒に避難できるDVシェルターを群馬県太田市につくりたい
このクラウドファンディングは達成しませんでした。支援予約はすべてキャンセルとなります。銀行振込みにより支援を行った方には、当社より返金が行われます。

支援総額

30,000

目標金額 700,000円

支援者
3人
募集終了日
2022年6月3日

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プロジェクト本文

 

はじめに

 

ご覧いただきありがとうございます。

NPO法人おおた女性ネットの平井仁美です。

 

私は1964年、DVのある貧困家庭に生まれ、幼少時に両親のDVを見せられる面前DV被害や虐待を受けて成長しました。

 

2度目の結婚で壮絶なDV被害体験し、シェルターに避難後、裁判所から保護発令(配偶者からの命に関わる暴力が認められた)が発令されました。

 

離婚成立後、NPO法人「おおた女性ネット」を設立。(2012年)自治体のDV相談員勤務後、NPO法人活動に専念してきました。

 

DV被害者や元被害者に対する支援活動

 

被害者支援

警察、裁判所への同行支援。行政機関同行支援など。

元被害者支援

フードバンク支援(特定非営利活動法人 三松会と連携し、元DV被害者で困窮している世帯に無償で1ヶ月一回7Kg程度の食料を給付)のほか、元被害者の自助活動「キラリ・カフェ」主催。(元被害者通しで普段人に言えない話を打ち明けあってお互いの心の傷を治すことを目的として月一回ランチ会を無償で実施)

 

 

 

 

母子家庭や貧困家庭の子どもたちへの

無料学習支援事業

 

貧困の子どもたち(生活保護受給世帯、就学援助世帯(給食費が払えない等)を対象に無料の学習支援を週2回実施しています。

 

 

また、DV防止・デートDV防止啓蒙活動や内閣府事業「DV相談プラス」の電話相談員にも従事しました。

 

本プロジェクトでは、群馬県太田市で「家族一緒に避難出来るDVシェルター」開設を目指します。

 

「負の連鎖を断ち切る 」のが使命です。

 

活動を始めた当初からシェルターを開設する目標がありましたが、資金・スタッフ不足で開設できませんでした。活動を始めて7年経ち、理解と知識、熱意のある女性スタッフが育ったので、資金さえあればこのプロジェクトが立ち上げられると思い、クラウドファンディングに挑戦することを決意しました。

 

 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

実は、日本全国の都道府県にあるDV被害者を受け入れる公立施設は、10歳以上の男児を母と一緒に収容することはありません。

 

10歳以上の男の子は児童相談所に保護され、母と女の子と10歳以下の男の子のみ女性相談所の施設に収容されることになっています。

 

公立の女性相談所という場所は、そもそも明治時代に設置された遊郭で働く女性達が精神を病み、社会に出られなくなった場合に保護される場として作られたのが始まりです。その古い考え方が現在まで続いているため、当初の規則がそのまま受け継がれ「10歳以上の男児は別とすること」という形で残っているのです。

 

被害者にとってこのような支援はつらいと思うので、私たちは何歳の男の子でもお母さんと一緒にDVから避難することができるシェルターを創りたいと思いプロジェクトを立ち上げました。

 

 

プロジェクトの内容

 

皆様からのご支援で、以下のことを実現します。

 

1、シェルター用の賃貸物件契約

民間の賃貸物件を借りて、ライフラインを整備し、家財道具一式(スタッフ用携帯電話5台、PC1台、ネット環境(プロバイダー料金等)含む)と食料を常備してDV被害者に無料で提供。DV被害者が即入居できる状態にする。

 

2、支援員による様々な支援

司法、行政、民間の関係機関や社会資源と連携しながら、支援員が各種同行する。必要であれば、裁判所の「保護命令の申し立て」や離婚調停も支援をする。警察の協力も仰ぐ。転居・転校支援。所持金がない時は 新しい仕事が決まり、軌道に乗るまでの生活保護受給申請支援。 等

 

3、カリキュラム実施

出発の道を被害者と共にコーディネートして心身向上のために各種の支援をする。

 

 

開始までのスケジュールは、資金の目処がついてから2ヶ月くらいを考えています。

現時点での資金の内訳です。

・家賃 35,000x12ヶ月=420,000(1年分)

・初期費用 50,000

・固定費(電気代など)15,000x12ヶ月=180,000(一年分)

・家電 86,000

・家具 40,000〜50,000

・消耗品 (バス、トイレ用品など)2,000

・消耗品(食料品、調味料など)4,000

 計 782,000

 

プロジェクトの展望・ビジョン

 

DV被害者は、仕事や今までの生活のすべてを捨ててシェルターにやってくることが多く、満身創痍のうえ疲労困憊しています。

 

また、過度な緊張の時間が突然なくなるために時間が長く感じます。そうすると、いろいろなネガティブな感情に陥り、落ち込みやすいので、なるべく一人きりにならないようにスタッフが寄り添うことが必要です。状態が深刻な時には泊まり込みも必要になります。

 

そういった方のために、今回創るシェルターでは色々なカリキュラムを用意します。

 

DV研修を実施(DVの仕組み・加害者像・被害者の心身への影響・子どもへの影響・どのようにトラウマを克服していくかなどを勉強) 

支援者と一緒にヨガストレッチを行う(今までの被害で緊張して凝り固まった心身を解きほぐす)

無農薬の農地で、日光を浴びながら農作業の体験(協力してくれる農家の畑で土に触れることで天然のミネラルを手足や鼻から吸収し作業に集中することでネガティブ思考に陥ることを防止する)

ウォーキングトレッキングの奨励と同行(体幹を強くすることで心身の向上を図る)

手芸書道の体験(何かに打ち込むことでストレスを発散し創作することで本人のエンパワメントに役立つ)

内職あっせん(何かに集中しながら作業することで、再出発資金を自らで生み出すことで自信がつく)

 

 

これらのカリキュラムはあくまでも提案であり、被害者の希望に沿って実施する。

 

またシェルター退所後も、元被害者同士で集まって誰にも言えなかったことを話し合う自助グループへの参加を促したり、子どもへの無料学習支援やフードバンク給付を受けることを提案します。

 

これらの活動を被害者に対して期間を限定することなく、本人の意思で各種支援から卒業するまで継続して行うことでマイナス(=DVから避難後、経済力のない被害者は生活保護を受けることになる)をプラス(=自立して、生活保護から抜け出し自立し納税者になる)にチェンジする。」ことができる。私たちはこの仕組みを創り上げたい。続けたい。

 

最後に

 

みなさん 初めまして 平井仁美です。

 

改めまして、このサイトをご覧になって頂き、感謝申し上げます。本日はなぜDVシェルターを創りたいのかをご理解いただくために、DV被害者はどんな状態の人たちであるかについて先に説明させていただきます。

 

DV被害者のほとんどは、経済力がありません。加害者は被害者を支配しやすくするために、お金を奪うからです。また、人づき合いを制限したり監視したりして、被害者を孤立させます。そして人格否定発言(精神暴力)例えば「こんなこともできないのか」「頭がおかしい」「お前は何もできない」などのセリフを繰り返して、被害者が「私は何もできない人間だ」と思い込むまで追い詰めます。実際に「自分がつまらない人間だ」と思い込んで自信をうしなう人が沢山います。

 

DVはエスカレートするので、命を奪われる人や自殺する人もいます。また、避難しても心身の障害を残ったり、精神を破壊されてメンタルの病気になったりする人がたくさんいます。ほとんどの被害者が、トラウマやPTSD(侵入性外傷後ストレス障害)をかかえています。日本では、2001年、配偶者からの暴力防止及び被害者保護に関する法律(DV防止法)が成立しました。この法律でDV被害者をとりあえず安全な場所に移す(加害者から逃げることの援助)事が出来ることになりました。DVでは加害者に100%の責任がありますが、実際には被害者が全てを捨てて逃げるしか方法がありません。

 

現在の行政では「DVから離れる為に別の土地に移住しましょう。安全になったら新しい仕事を見つけて自立してください。生活が厳しいなら社会資源(生活保護、児童扶養手当など)を使いましょう」という所までが限界です。この方法だけで被害者の再建は可能でしょうか?

 

私には「マイナスをプラスに変える」とういう悲願があります。それは、「寄り添い型」シェルターを創ってこまやかな支援を実施して、被害者の心身の再生を図ることです。被害者が、失った自分をとりもどして、つぶされた自信をとりもどすことができれば笑顔になります。マイナスをプラスに替える。それにはあなたの支援が必要です。ほんの少しでいいです。助けてください。このプロジェクトにはあなたの善意(プラス)の力が必要です。今日は、読んでくれて ありがとうございます。

 

プロジェクト実行責任者:
平井仁美(特定非営利活動法人 おおた女性ネット)
プロジェクト実施完了日:
2022年9月30日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

シェルター用の賃貸物件を探し契約。光熱費などのライフラインも同時に完備する。家財道具一式(自転車なども含む)、緊急食糧(調味料等)も同時に準備し、DV被害者が即入居できる状態にする。また支援員の謝金も確保したい。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
目標金額に到達しなかった場合、返金対応をしたいと思います。

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リターン

3,000+システム利用料


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感謝のメール 1

・感謝のメールをお送りします
・活動報告をいたします

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年9月

5,000+システム利用料


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感謝のメール 2

・感謝のメールをお送りします
・活動報告をいたします

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年9月

10,000+システム利用料


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感謝のメール 3

・感謝のメールをお送りします
・活動報告をいたします

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年9月

50,000+システム利用料


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出張人権講座(DV防止講座)をいたします(60分)

・感謝のメールをお送りします
・活動報告をいたします
・出張人権講座をいたします(60分。群馬県内に限ります。
その他地域はオンラインにて実施いたします。有効期限はプロジェクト成立後1年以内とします)

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年9月

100,000+システム利用料


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出張人権講座(DV防止講座)をいたします(90分)

・感謝のメールをお送りします
・活動報告をいたします
・出張人権講座をいたします(90分。群馬県内に限ります。
その他地域はオンラインにて実施いたします。有効期限はプロジェクト成立後1年以内とします)

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年9月

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