「育児に悩むママを救う！」フィジカルケアのイベントを開催

　皆様こんにちは！

いよいよプロジェクトも残り3日となり、大詰めを迎えています。

今までご支援いただいた方々の思いを無駄にしない為にも、最後まで達成目指して頑張りたいと思いますので、あたらめてご支援ご協力をお願いいたします。

本日は、講演会開催にあたり講師の吉田敦子先生のご紹介をお伝えしたいと思います。

 

ー吉田　敦子氏ー

　・助産師

　・NPO法人母子フィジカルサポート研究会　代表理事

　・mama&baby高輪　代表

　著書『おなかにいるときからはじめる べびぃケア～妊娠・出産・育児を気持ちよく～』

 

2018年11月に信濃毎日新聞で掲載された記事です↓↓

 

　首がすわったら、寝返り、はいはい・・・。赤ちゃんは1年～1年半かけて歩く準備を重ねていきます。月齢に比べて発達が早いと歓迎される風潮がありますが、吉田さんは「赤ちゃんの発達を無理に引っ張り上げるのではなく、何かあったときに手助けできるような見守りをしてほしい」と呼びかけます。

例えば、お座りの時期。体が急に傾くと傾いた側に腕を出す動作をするのが一般的になります。ただ、これが出来ないのにお座りをさせ続け、やがて成長すると、大きくなっても体勢を崩したときに手が出にくくなることがあるといいます。

　1人で子育てをこなす「ワンオペ育児」の負担を減らそうと便利な乳幼児グッズが出回っています。安全も考えつつ、大人の都合で使うこともあるので「全然駄目とは言えません」ですが、中には発達に悪影響を及ぼすものもあり、「理解して使い、その後に乳児の体のこわばりをほぐすといったフォローも必要です」と訴えます。

～中略～

吉田さんは「赤ちゃんが『どんな自分でも親は対応して守ってくれる』『不快なことは我慢せずに伝えていいんだ』と感じ、自己肯定感が高まります。自分の意志で生きていく力のある子供を育てることにつながります」と話します。

 

《記事より一部抜粋》

 

　この記事が掲載された直後から、当助産院には問い合わせが殺到しました。

問合せの多くは生後1～2か月の赤ちゃんを育てているママたちで、「泣いてばかりで寝ない、どうしていいかわからない」というものでした。

しかしながら、会場にも限りがあり参加できない方々も多くいました。

2019年に開催した講演会でも、参加枠がすぐに埋まり大変な反響がありました。

そして、その時アシスタントとして参加した助産師・保健師たちの心境にも変化がありました。

講演会の参加状況を見て、病院の外では予想以上に多くの悩みを持ったママたちがいることに驚き、さらなる地域連携と、メンタルサポートだけでなく、具体的なフィジカルケアサポートの知識と技術が必要だと感じ、これを機に長野県内各地で勉強会が行われるようになりました。

 

これによりフィジカルケアサポートが出来る専門職(助産師・保健師・保育士等)が徐々に増えて、頼もしい地域になってきています。

 

今回のプロジェクトが達成し、講演会開催に至った際は、産前産後のママや、子育てに関わる方々だけでなく、将来、医療従事者や母子支援に関わる職業を目指す学生さんたちにも参加してもらいたいと思います。

 

子どもは「宝」です。「育児のツラさゼロ」を目指すと同時に、地域全体でママと赤ちゃんを守るため皆様のお力をお貸しください！