皆様のおかげでラオスに冬服を届けることができました!!
この度は沢山のご支援を頂き心から感謝しています。
自分達が想定していた3倍もの支援が集まり
その分ラオスの子供達に多くの冬服を送る事ができます。
皆さんの心温かさや、こういった問題に対して真摯に向き合ってくださる
その姿勢に本当に感激しました。
コメントを読みながら嬉しくて嬉しくて涙を流した事を思い出します。
皆様の愛に心から『ありがとう』を言わせて下さい。
【プロジェクト実施のご報告】
今回、10/23~26日にラオスのシェンクワン県に第一陣となる
冬服25,000着を無事届けてきました。
2泊5日という強行スケジュールで
初日はラオスの首都ビエンチャンに11時に到着
流石にラオス暑いです!気温は28度 雨期も終わりこれからドンドン過ごしやすい季節になっていきます。
同行した参加者と一緒に昼食を食べ(ラオスなのにベトナム料理をお勧めされました!笑)
そのままビエンチャンのホテルに1泊
10/24日 飛行機(プロペラ機)でビエンチャンからシェンクワンへ
フライト時間は20分程です!
飛行機では近いように思われますが車で行くと道路が舗装されていない所が多く丸一日かかります。
到着して驚くのはシェンクワンの空港はとても小さく飛行機から降りると自分の足でターミナル(小さな小屋)まで向かいます。
荷物はカートに入れられてターミナルまで届けられ、そのカートから自分で荷物を取ります!笑
ターミナルまで歩く中、本当に何もないことに都会育ちの皆様は
『何も無いことが素晴らしい』と口々に言われていました。
首都ビエンチャンとの気温の差は大きく、シェンクワンはすでに肌寒く皆さん半袖から長袖やジャンパーなどに着替えられていました。
その後、バクチャーで不毛の地が牧草地帯になった風景(7500ha)を見学して頂き
シェンクワンの高級ホテルに宿泊 宿代なんと3,000円。
10/25日 朝10:30からシェンクワン県の県庁に招待され
今回のプロジェクトのセレモニーが開かれました。
県知事さんが今回のプロジェクトに対して何度も何度も『ありがとうがざいます』と言っていたことが印象深かったですまた、シェンクワンの歴史を熱心に教えてくださり、本当に素晴らしい県知事さんや副知事さん、他の皆様でした。
感謝状の授与式にはラオスのTVもかけつけ日本の皆様からの大きな支援を撮影して頂きました。
その日のうちにビエンチャンに飛行機で移動し
その日のうちに日本への帰路へつくという強行スケジュールでした。
皆様、ハードスケジュールにも関わらず
笑顔で今回の旅&セレモニーを楽しまれていました。
実は今回のセレモにーに25,000着の服が間に合わない可能性もありドキドキしていました。
なぜかというと日本から輸出された冬服がバンコクからラオスへと運ばれるのですが
ラオス側からまだトラックが届かないと連絡があり、日本側で確認した所
タイとラオスの境目でトラックがストップしていました。
日本側ラオス側とも色々と手を尽くし、なんとか首都まではトラックが到着しました。
しかし、首都から目的地のシェンクワンまでにトラックが到着(10/25日のセレモニーまで)するかは『最善を尽くすが運次第です。』とラオス側から返答が
理由は舗装されていない道路でトラックのタイヤがはまってしまったり
パンクしたり、ドライバーが途中で眠ってしまったりするからだそうです!
『頼む寝るな~~~~!!!』と心で思いながらハラハラドキドキでした
ラオスののんびり時間も大好きですがこういう時は何とも言えないです!w
ラオス側から『届いた』と連絡があった時は心の底から安心したKurokawaさんと私でした。
今回の旅で皆様が実感されたのは
ラオスの人の優しさと純粋な笑顔でした。
通りすがりの他人でもみんな笑顔で『サバいディー』と挨拶をかわします
タクシーのお釣りもきちんと返してくれます
飲みに出かけた時に隣のテーブルのラオス人と仲良くなって支払いをこちらがすると伝えても
自分達で払う払うとなかなかご馳走させてくれませんでした。
みなさん心から笑っていてとても瞳が綺麗です。
【収支報告について】
皆さまからご支援頂いた資金は
冬服仕入れ代金:302,985円
古着輸送代金:1,088,703円
ラオス輸入関税:103,337円
付加価値税VAT (Value Added Tax) :128,632円
手数料(税込) 等:238,766円
合計金額 :1,862,423円
上記の金額が一回のコンテナ輸送にかかる費用です。
あと、2回分ラオスに冬服を送る事になるので
あと2回分の上記費用がかかります。
【Kurokawa コメント】
今回古着の提供をさせて頂きました㈱Kurokawaです。
海外で有効利用の難しい冬服が、捨てられることなく遠いラオスの地でもう1度お役に立つことができたこと、ご支援頂いた皆様に感謝しております。
本当にありがとうございます。
何かに困ったり、何かを必要とされている国の人に、本当に必要とされている物がきちんと届くとこんなにも喜んで頂ける。
届けた私たちもこのプロジェクトを通じて最高の喜びを実感することができました。
この経験を活かしてラオスだけでなく世界中の人々を、古着を通じて笑顔にできればと思っております。
残りあと2回、私たちは大寒波でも役に立つ冬服を用意して皆様の想いと一緒に届けていきます!!
引き続き、よろしくお願い申し上げます。
ありがとうございました。
【リターンについて】
サンクスレターと現地レポートを12月に発送予定にしておりましたが
現地との調整が入り2月に遅れてしまいます。
大変申し訳ございません。
サンクスレターと現地レポート以外は年内に発送致します。
ご了承の程、よろしくお願い申し上げます。
【今後の活動について】
まだ2回分の冬服が残っていますので
最後迄しっかりとラオスに届けて参りたいと思います。
今後はこのような形で衣類だけではなく無駄に捨てられている物を
本当に必要とされている国へ確実に届けて行きたいと思います。
ラオスでの皆様の温かいご支援を雛形にして
世界中へ活動を拡げていきます。
どうぞ引き続きご支援、応援よろしくお願いします。