【残り2日】アフガニスタンの子どもたちの今／世界子どもの日

 

REALsのアフガニスタン退避・保護支援にご協力と応援をいただき、誠にありがとうございます。これまで1,500人を超える方にご支援いただいてきた当プロジェクトも、残すところあと2日となりました。

 

本日11月20日は「世界子どもの日（World Children’s Day）」です。
アフガニスタンからの退避・保護支援を必要とする人のなかには、子どもや赤ちゃん、そして妊娠中の女性もいます。

 

命の危険のなかで、逃げ隠れて過ごし、目の前で暴力を目にし続ける生活は、大人にとっても非常に困難で精神的に厳しいものです。ましてや、子どもたちにとっては、安全な環境で過ごすこともできず心と身体に大きな傷を生む出来事です。また妊娠中でありながら、身の危険から病院の診察を何ヶ月もできずにいたり、出産するために必要な薬や医療にアクセスできずにいたりさらなる身の危険と不安のなかで過ごしている女性たちもたくさんいます。

 

REALsでは、アフガニスタン退避・保護のための緊急支援開始以降、子どもや妊娠中の女性たちに、以下を含めた支援を行っています。

 

●新生児や妊娠中の退避に必要な安全情報の提供・退避に必要な査証と受け入れ手続き支援

 

●危害を加えられる恐れのなか出産を控える女性に、安全に受診可能なクリニックの紹介

 

●命の危険により外出できない妊婦への助産師派遣

 

●潜伏生活や退避により心理社会的サポートを必要とする子ども、女性や家族に対して、アフガニスタン国内や退避先の国で利用できるカウンセリングの紹介

 

●退避先の国で現地NGOと協力し、乳幼児に必要な紙おむつ、粉ミルク、風邪薬などの提供支援

 

アフガニスタンからの退避・保護を必要とする子どもと親が命を守ることができるよう、これからも最善を尽くしていきます。

 

引き続き、REALsのアフガニスタン退避・保護支援に、皆さまのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。