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ルワンダジェノサイド~第2弾~
【ジェノサイドの「計画」、「実行」】
皆さんこんにちは!今回は、前回に引き続きジェノサイドについてです。前回よりも、深く、ジェノサイドについてお話していきます。
ベルギーは1950年代までツチを支持してきましたが、国際的に植民地解放の機運が高まってくると、次第にフツをバックアップする立場に変わっていきました。
それに危機感を抱いたツチは多数派支配(フツによる統治)が確定する前に宗主国を放逐しようと独立志向を強め、他方フツは植民地独立よりも、むしろツチによる抑圧からの解放を目指す立場を取りました。1959年に親ツチ、反ベルギーを唱えるルワンダ最初の政党「ルワンダ国民連合(UNAR)」が発足、これに対してフツは、「フツ解放運動党(PARMEHUTU=パルメフツ)」を作り、両者による大規模な武力衝突にまで発展、数百人が死亡しました。この1959年から62年の独立にかけての動乱、政治・社会構造の変革は「社会革命」「フツ革命」などと呼ばれました。
こうした経緯を経て、植民地化以前の曖昧であったフツとツチのアイデンティティは明確になり、両者の関係が敵対化することで民族対立に発展していきます。
1990年10月、隣国ウガンダなどを拠点にした亡命ツチ勢力による武装組織「ルワンダ愛国戦線(RPF)」がルワンダ北部に侵攻を始めます。以後94年7月に RPF を中心にした政府が樹立されるまで、ルワンダは RPF・ツチ勢力と、政府・フツ勢力との間で内戦状態に陥りました。
90年に RPFの侵攻が始まると、しだいに反ツチの動きが広まっていきました。その中で政党、組織などを横断して強硬なフツ至上主義を掲げる人々の集まり「フツ・パワー(Hutu Power)」が台頭し、その急進派の一部がジェノサイドの計画、実行に及んだとされています。フツ・パワーは、RPFの侵攻が進むほどに、支持を拡大していきましたが、その支持拡大に奏効したのが、メディアを使ったプロバガンダでした。彼らは新聞『カングラ』(90年創刊)、「ミルコリンヌ(千の丘)自由ラジオ・ テレビジョン(RTLM)」を作り、その中でツチへの対抗、排除を促すメッセージを大衆に送りました。識字率が高くないルワンダ社会では、特にラジオによる影響力が強く殺害の現場にはたいていラジオがあったといいます。
ジェノサイドとしての大量殺害は、ハビャリマナ大統領(当時のフツ出身の大統領)が乗った飛行機が撃墜された1994年4月6日の夜から始まりました。このジェノサイドの特徴の一つはそのスピードにあります。被害の80%は4月の第2週から5月の第3週までの6週間の間に集中していました。ジェノサイドとしての大量殺害は7月にはほぼ収束するのでその意味では期間は約3ヶ月間でした。
少し長くなってしまいましたが、ジェノサイドについてより深くお話してみました。
次回は、ジェノサイドについては最終回、【ジェノサイドから示唆される「教訓」】です!
コース
500円 / 月
500円コース
1年間の継続支援で、1人の子どもが1学期学校に通うことができます。
・感謝メール(お申し込み時に1回)
・デジタルクリスマスカード(年1回)
以上をメールにてお送りいたします。
1,000円 / 月
1000円コース
1年間の継続支援で1人の子どもが2学期間学校に通うことができます。
・感謝メール(お申し込み時に1回)
・デジタルクリスマスカード(年1回)
・デジタル会報誌(年3~4回)
以上をメールにてお送りいたします。
2,000円 / 月
1人の子ども支援コース
1年間の支援継続で、1人の子どもが1年間学校に通うことができます。
・感謝メール(お申し込み時に1回)
・デジタルクリスマスカード(年1回)
・デジタル会報誌(年3~4回)
・子どもからのデジタルサンクスフォト(年1回/1人分)
以上をメールにてお送りいたします。
4,000円 / 月
2人の子ども支援コース
1年間の継続支援で3人の子どもが1年間学校に通うことができます。
・感謝メール(お申し込み時に1回)
・デジタルクリスマスカード(年1回)
・デジタル会報誌(年3~4回)
・子どもからのデジタルサンクスフォト(年1回/2人分)
・子どもたちの動画(年1回)
以上をメールにてお送りいたします。
10,000円 / 月
5人の子ども支援コース
1年間の継続支援で5人の子どもが1年間学校に通うことができます。
・感謝メール(お申し込み時に1回)
・デジタルクリスマスカード(年1回)
・デジタル会報誌(年3~4回)
・子どもからのお礼フォト(年1回/5人分)
・子どもたちの動画(年1回)
・Thanks wallの設置(支援継続から1年後に現地の学校内に設置させていただきますさせていただきます)