プロジェクト終了のご報告
ボランティアスタッフの渡邊です。
改めまして、ウクライナの子供たちにパソコンをお届けし、学習機会を供与するプロジェクトにご支援賜り誠にありがとうございました。
ウクライナ国内の子供たちの反応
既にご報告させて頂いた通り、パソコンがウクライナ国内の子供たちの元に届き、数々の喜びの声を頂いております。
パソコンを受け取ったウクライナの子供たちの反応3
ウクライナからのメッセージ
リターンの完了のご報告
リターンの発送を全て完了致しました。
オンライン講演会へのご案内につきましても、坂本氏を通じて直接ご案内させて頂きました。リターンのご対応につきまして、不手際等がございましたら、大変恐れ入りますが、ご連絡お願い致します。
パソコンの購入明細
先月6月からパソコンの購入を開始し、結果として6,7月で計119台購入し、合計191,219.79zl(550万3903円)となりました。予算の379万9000円を大きく超えておりますが、超過分は別途坂本氏がいただいている支援金からの支出となります。
超過するに至った経緯は、坂本氏が現地ウクライナの小学校からの要請に応えた形となっております。現地からのメッセージを、坂本氏に翻訳して頂きました。
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私たちの小学校には105名の子ども達がいます。しかしパソコンは30台しかなく、あと35台あれば数人で共有することになりますが全員に教育環境を整えることができ、子どもたちの希望ある将来にむけた基礎作りを続けられます。
一方で、中学生以上の子ども達は対面での授業ができます。しかし、学校の地下避難施設に入れる人数には限界があり、全員が通学できるわけではありません。
防空警報がなったら子ども達はすぐに地下に避難しなければなりません。そのため一部は学校で、それ以外の子ども達は家でというハイブリット形式の学校運営を実現できればと考えています。
彼らは交代で学校に通うことになるため、しっかり授業に参加できるパソコンではなく、授業が聞ける程度のタブレットがあれば大変助かります。15台あればこのハイブリッド授業を継続できます。
このような状況になるとは今まで考えてもみませんでしたし、それゆえこのようなお願いをしていることにも抵抗を感じています。このような環境でも将来を背負う子供たちにできることをしていきたいと思っています。
坂本さん、そして日本のみなさんにウクライナが本当に困難な時期にある今、支援を続けてくれていることに心から感謝申し上げます。
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噂を聞きつけ、まさに駆け込み寺ような状況で、ウクライナ各地から支援の要請が来ているそうです。
今後のお願いごと
そんな坂本龍太朗氏が先日不安を漏らしていました。日本全国から心温かいご支援により、相当な金額が集まりましたが、その多くが既に使われております。メディアへの注目が減り、人々の関心の低下と共に支援金も集まりにくくなっている印象です。長期化を見据え、今後も支援活動が継続出来るか、とても心配されていました。
坂本氏は一つ一つの支援に対して、支援内容として相応しいか、精査・吟味して、領収証を残し、支援金を大切に扱っています。それでも、このままでは継続出来るか、正念場にきております。
これまで過分にご支援して頂いている皆様に追加のご支援をお願いは出来ません。願わくば、坂本龍太郎氏の活動を世に広めるお手伝いをして頂けたら幸いです。
坂本氏のFacebookアカウントをフォロー、いいね!、シェアする、どんな事でも構いません。坂本龍太朗氏を支える「千曲市ウクライナ避難民を支える会」のFacebookアカウントにも注目して頂けたら幸いです。
知名度がより向上し、支援の輪が日本国中に広まれば、きっとこれからも充分な支援活動が出来ると信じております。
皆様への感謝
最後に皆様にお礼をさせて下さい。
- ・ウクライナの子供たちのために温かいメッセージを頂けたこと
- ・何回もご支援をしてくれたこと(4回の方もいらっしゃいました)
- ・「援助しますので、また声を掛けて下さい」と温かいお言葉を下さったこと
他にも沢山の心の籠った想いに対しまして、心の底から感謝致します。
遠いウクライナの方々のために、大切な資金を託してくれた事に、深く感動すると共に、尊敬の念を抱きます。皆様方の明るい未来を心よりお祈り致します。
僭越ではありますが、以上をもちまして、終了報告のご挨拶とさせて頂きます。誠にありがとうございました。これからも、よろしくお願い申し上げます。
渡邊浩二