寄付総額
目標金額 11,500,000円
- 寄付者
- 686人
- 募集終了日
- 2023年8月31日
【インタビュー】琉球ゴールデンキングストレーナー岡本育様はなぜこのクラファンを応援するのか。
プロジェクトも、いよいよ中盤期間に入りました。残り21日で終了となります。
後半戦も最後まで諦めず、達成を目指して走り切りたいと思います!
そして本日は、本プロジェクトの応援をしてくださっている、琉球ゴールデンキングスのトレーナーである岡本育様に、今回の東先生のプロジェクトに対しての思いをインタビューさせていただきました!
トレーナー:岡本 育 さん
▼主なご経歴
2009-10 富山グラウジーズ アシスタントトレーナー
2013 インディアナ州立大学
2014-15 富山グラウジーズ アシスタントトレーナー
2015-19 富山グラウジーズ トレーナー
2019- 琉球ゴールデンキングス トレーナー
怪我をした選手が復帰して、また元通りにプレイできるようになっているのは何より嬉しい
──まずは、 岡本様が今トレーナーとして普段どんなお仕事をしてらっしゃるのか聞いていきたいと思っています。
ざっくり言うと選手の健康管理、特に怪我に対しての予防だったり、治療・リハビリというのをメインにしています。毎日選手に対して、ストレッチ、リハビリ、マッサージや、選手が怪我をしたら、怪我の評価、そのリハビリメニューを組んで実際に行うなどです。
── そんなお仕事の中で、東先生やチームドクターの皆さんとはどういう関わりが普段あるのですか?
選手が怪我や痛みを訴えた時にすぐに先生たちに共有して、相談して、必要であれば琉球大学病院の方に受診して、そこで実際に診察してもらいます。
試合でホームの時にはチームドクターのみなさんにも来ていただいて、実際にベンチ裏に座ってもらって何かあった時に動けるように先生たちにも準備をしてもらっています。
普通のバスケットボールチームであればチームドクターは1名体制であることが多いですが、今の琉球大学のチームドクターは、5人の先生が診ていただいていて、各体のスペシャリストの先生たちが、肩だったらこの先生、膝だったらこの先生という風に、それぞれのスペシャリストの先生がいらっしゃるのでそこが強みかなと思いますね。
──実際にトレーナーとして働いている中で、どんな時にやりがいを感じますか?
朝から晩まで選手たちと一緒にいる中で、選手たちが試合で活躍している姿を見るのが一番嬉しいです。また、怪我をした選手が復帰してまた元通りにプレイできるようになっているのは何より嬉しいですし、やりがいを感じます。
── 実際に大きい怪我から復帰した選手のサポートをしたエピソードなどございますか?
琉球ゴールデンキングスに来てから、やっぱり一番大きな怪我で言うと、渡邉飛勇選手が肘を怪我してしまって、そこから三度の手術を経て復帰をしたんですけど、それがいちばん大きいというか大変でした。
怪我した当時から、難しい怪我だと言われていて、それでどうにかこうにか、琉球大学病院の先生たちとも色々本当に調べて、ああでもないこうでもないと言うのを色々と話しながら、彼自身が「アメリカで手術をしてみたい。リハビリもアメリカでしてみたい。」と言うことで、最終的にはアメリカで手術とリハビリをしてもらいました。
特にそれが、これから公式戦に向かってルーキーイヤーで頑張っていこうという矢先の出来事だったので、選手としても辛かったと思います。本人が復帰に向けてすごく努力していたのを僕は近くで見ていたので、彼が復帰した時は本当に嬉しかったです。
今も選手の中には、
痛みを抱えながらプレーを続けている選手もいます
── 今回の東先生のプロジェクトは体外衝撃波の機器購入のプロジェクトで、体外衝撃波はスポーツ障害の治療に使う機器ですが、やはりスポーツしていらっしゃるとスポーツ障害に悩む方は多いのでしょうか?
多いですね。特に琉球ゴールデンキングスにおいては、やっぱりバスケットボールの今のBリーグのシーズンで言うと試合数も多いですし、開幕は10月なんですけど、大体もう今7月くらいからチーム活動が始まっていて、そこからシーズンの終わりまで、5月終わりくらいまで、継続的に練習や試合がずっと続くので、特に終盤、3月4月くらいになってくると、慢性的な症状や痛みが出てくることが多いです。
そういう時に治療器があると、選択肢の一つとしてすごく可能性が広がるなと思います。大きい試合に向けて特にやっぱり選手自身も、より痛みやコンディショニングの面で一つでも二つでもステップアップをしたいところではあり、その試合に向けての、こういう治療を進めていこうと、パフォーマンスを最大限に持っていくという努力をしています。
── スポーツ障害になってしまうと、現時点では完治が難しく、痛みを耐えながら練習や試合を続ける選手も多いですか?
そうですね、一概に手術をすればいいと言うことではないので。手術するにはそれなりのリスクもありますし、手術したからといって痛みなく復帰できるかというと、100%そうとも言えないので、その中で、今回のような機器があればリスクを最大限に減らした中で治療もできるので、選手にとって治療の選択肢の一つとして魅力的ではないかと思います。
今も選手の中には痛みを抱えながらプレーを続けている選手もいます。痛みが強ければ練習も試合も休んで、治療に専念してという風にはなりますね。
そして休んでも、プレーを始めると「ちょっと痛くて」っていう…繰り返しですね。僕としても治してあげたい思いはあるのですが、完治というと長い期間休まなければいけなくなってしまうので、それの…なんというのですかね、間を取るではないですけど治療のバランスとか休む期間とかを考えて、やらなければいけないので。
症状にもよりますが、本来、慢性的なスポーツ障害であれば2−3か月休まなければならないこともあります。
── すごく重要な試合の前に、重要な選手が休まなければならないこともありますか?
そうですね。今シーズンではないですけど、大事な試合に向けて、ここで試合に出られるように、その前の試合、ここは休もうね、とかいう感じですかね。試合に向けて休んでこの試合に備えようというプランでやりましたね。
そこでもちろん東先生方とも相談をして、痛みはあるけれども、この試合には出てもらいたいので、先生方と相談して決めていますね。
皆さんと力を合わせて、
今回のプロジェクトを達成させることに意義がある
── 東先生のクラウドファンディングの挑戦に応援の気持ちを寄せていただいて、今回のインタビューに答えていただいていると思うのですが、最初にこのプロジェクトを聞いて、これは応援したいなと思った理由や気持ちの部分を改めて教えていただければと思います。
琉球ゴールデンキングスの選手たちの治療の選択肢の一つとして、すごく効果的な治療器ではあるので、選手たちにも還元できると思いますし、年齢問わず幅広い症状に対して、治療ができる機器なので、琉球ゴールデンキングスの選手だけではなくて沖縄でスポーツをされている方全員に有効なものだと思います。それは絶対にあった方がいいという思いから応援をさせていただいています。
琉球ゴールデンキングスもそうですし、琉球大学病院もそうだと思うんですけど、地域の皆さまに支えられて成り立っている組織であると思うので、そこで地域の皆さんと力を合わせて、今回のプロジェクトを達成させることに意義があるのかなと思いますね。このプロジェクト達成により、地域の皆様に還元できるところもあると思うので。
琉球ゴールデンキングスと琉球大学病院の東先生をはじめとするチームドクターの先生方と、沖縄の皆さんと、手を取り合って沖縄のスポーツ界を盛り上げていきたいです。
ギフト
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