仕込蔵修復の前に

仕込蔵修復の前に

 

こんにちは！

 

高田酒造（株）代表取締役の高田です

 

今回の高田酒造仕込蔵「百年に一度の大修復！」は

今年の4月からスタートしています

 

一昨年から、仕込蔵修復に関わる設計士さんと

修復内容や工事の工程を協議した後、

鳥取県文化財課と倉吉市文化財課の担当者さんを交えて

さらに修復内容と工程を協議しました

 

そして、私達の酒造りが終わった3月末に

工事の各担当者さん（大工さんや家上げ屋さんなど）に現場を公開し、

いよいよ修復工事の始まりとなります

 

こうして始まった仕込蔵「百年に一度の大修復！」ですが

修復工事の前にまず片付けないといけないことが・・・

 

仕込蔵の中に並んでいる仕込み用のタンクが邪魔で工事が出来ません！

 

仕込蔵内のタンク

 

幸い、これらのタンクは使用していないタンクなので

（容量が大きすぎて、現在の私達の仕込み量と合っていないため）

今回を機に全て処分することにしました

 

しかし、ここでまた問題が！！

 

タンクを外へ搬出する際の出口の高さと幅がギリギリで、

特に容量の大きいタンクは搬出が容易ではないと分かりました

 

そこで、

今回はタンクを ”切断” してバラバラに解体して

搬出、処分することにしました

 

タンク解体処分

 

 

タンク解体処分

 

 

大きなタンクもバラバラに解体されていきます！

 

タンク解体処分

 

 

約2週間でタンクを全て解体処分して、

仕込蔵の中がスッキリ片付いたところで本格的に修復工事スタートです！

 

タンク処分後の仕込蔵内

 

仕込蔵修復の事前準備はここまでです

 

次回は修復工事の始まりについて報告いたします！