真田ゆかりの九度山町 真田庵。修繕工事で後世へつなぎたい。
真田ゆかりの九度山町 真田庵。修繕工事で後世へつなぎたい。

支援総額

10,055,000

目標金額 5,000,000円

支援者
494人
募集終了日
2024年1月8日

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2024年01月07日 14:53

ここまできたら神様、仏様、真田様!

やるべきことは、すべてやってきたつもりですが、やり残したことや失念したことも多々あるかと思います。

 

ここまで、皆さまのご支援と応援に励まされ、支えられてきました。

 

もう、神様、仏様、真田様に祈るしかありません。正直、そんな心境です(笑)。

 

真田庵修繕プロジェクトのクラウドファンディングが公開してから、お知らせや心境、そして応援していただいた皆さまのことを活動報告に綴ってきました。

 

真田家のことも、もっともっと皆さんに知って欲しいことがありますので、クラウドファンディングが終わっても修繕工事の進捗やリターンの発送の準備などなど、お知らせしていきたいと思っています。

 

今回は、真田庵こと善名称院の由来を再度残しておこうと思います。私が好きな、一遍上人さまについても少し残しておきます。

 

特に崇敬している宗教はなく、信仰心もなく生きてきましたが、こどもの頃から仏壇に手をあわせて、ご先祖様を敬う親の後ろ姿をみて育ってきました。

 

真田庵で、一礼もせず、手もあわせず、お賽銭も入れず、お寺をお寺とも思わない人がいらっしゃるのが悲しいです。ボランティアガイドの方が説明をされるのは良いですが、手もあわせず去ってゆく姿を見ると、庵主様の嘆く気持ちが分かるような気がします。

 

クラウドファンディングが終わっても、修繕プロジェクトは続きます。これを機に、これからの真田庵の未来を考えていかなければなりません。

 

皆さまと一緒に後世に遺していきましょう!

 

真田庵の御本尊地蔵菩薩

 

真田庵(善名称院)の由来

開基大安上人が日頃帰依なさっている御本尊地蔵菩薩が、お姿を現されて、

 

この地は清浄無碍の地であって地蔵の浄地である

あなたが善名称院を建立するがよい

 

との霊告を受けた。

 

上人が不思議な教示を受けた翌日、その地へ行くと草木の生い繁る中に一基の宝筐印があった。

 

上人は感喜して、塔と松一本を残し伐採し、南面に一宇の伽藍を創建し、桜町天皇寛保元年(1741)8月本尊地蔵菩薩を、この寺に安置なさって、本尊の教勅により善名称院と号して西に一門を構え、その両楹に

 

無仏導師愿現住処、一切衆生入解脱門

 

と、二句の頌文を掲げ心の迷いの為に悟りを開く事ができないでいる衆生に教えを悟し、毎日の勤行に益々勉めて衆生済度に励まれた。

 

この地は、慶長5年から19年迄真田昌幸・幸村公が蟄居された屋敷跡で、宝筐印塔は雄図も空しく島流しになった地で病死した父・安房守の追福の為に幸村公が建立したもので、幸村公が大坂夏の陣の戦いで武士道に従って戦死されて百二十有余年がたち、松や雑木に覆われ、邑人は真田屋敷跡として境界に入り、樹木を伐れば祟りがあると言い伝えられ、誰も境界に入らない神聖な所として看做されて来た。


【真田地主大権現】

或る夜、安房守の神霊が現われて忿怒の相を表されたので、上人は神霊を地主大権現として崇め、阿弥陀如来を菩薩の本体として神霊と比沙門天を地内に迎えて祭った。

 

その夜、又安房守が来臨されて「経を読み、法文を唱えることにより衣食が充満し、この地の主として永くこの浄土を守るつもりだ」と固く誓われた。

 

上人は益々崇敬して供養を怠らなかった。上人は又霊告を受けて、稲荷大明神、金毘羅大権現、天満宮を迎えて祭った。


住吉大神宮は、上人が一寺を建立すれば御社を造ろうと言った誓約を忘れたので大変怒り、白鷺が空を往来したので上人は恐れ入り、住吉大神が神霊がある場所にとどまるようにお願い申し上げ、寛永元年(1748)11月境内に神社を建立申し上げた。


【土砂堂】

上人は、衆生済度の為本尊へ加持土砂をお願い申し上げた。本尊はあわれみを受けられ自ら清浄な砂を何回も加持なされた。

 

上人が諸人に分け与えると利益を受けることが多いので、病人は父母のように慕って来た。その後数回の加持にいたっては本尊が自らあちらこちらの河原で二、三回割りあての土砂を加持なされ上人にお告げになられたので、上人は弟子の仲間や信者の人々に命じて、本尊が名指しした所にある石数の土砂を運んで箱に納めた。

 

宝暦の末になると本尊が加持なさった土砂がすでに五十三石になったので、上人は如意宝蔵を造立し土砂を安置申し上げようと思い、勧進の文章を作り広く有縁の仲間に求めて、遠近からの浄財や仏の力をかりて宝蔵を完成させて、その宝形に青と白2個の仏舎利を納置して、安永2年(1773)3月、宝蔵供養の儀式を執行された。


此土砂衆生幸福に分ち終る頃は、更に上人此寺に再来せらるると誓言せられ、安永2年5月20日御入定せられたのであります。

 

(文そのまま掲載)

 

 

一灯一隅を照らす

長者の万灯より貧者の一灯

 

とお釈迦様は教えられています。
 
金持ちがたくさんの灯を施すのも尊いが、
そうでない者が一つの灯を精一杯、施すのはなお尊いことである。

 

布施は心掛けが大切である。

お金の施しでしたら、額の大小よりも、どんな心で布施をするのか、心掛けが大事です。

 

 

人身受け難し、今已に受く

仏法聞き難し、今已に聞く

この身今生に向って度せずんば

さらにいずれの生に向ってか

この身を度せん

 

 

こちらも、お釈迦様の有名な言葉です。

 

(生まれ難い人間に生まれ、聞き難い仏法を聞けてよかった。今、この世で生きる目的を果たさなければ、いつの世でできるであろうか。永遠の幸せになるチャンスは今しかない)

 

弘法大師・空海さまの教え

弘法大師・空海さまの御誕生1250年を迎え、 1000年の時を超えて、 いまを生きる私たちに届いた大切なこと。

 

「弘法大師」という名は、仏の教えを世に広めた業績から、空海に与えられました。

 

仏教の教え、空海さまの教えは、 宗教を超えて、私たちの不安や悩み、迷いを晴らし、 力を与えてくださいます。

 

病気になったり、お金のこと、家族のことで困ったり、人生は厳しいことの連続と感じるときもあるかもしれませんが、そんなときこそ、空海さまの言葉が心を癒やし、あたためてくださります。

 

 

一切皆苦(いっさいかいく)人生は思い通りにならない
求不得苦(ぐふとくく)求めるものが手に入らない
如実知自心(にょじつちじしん)あるがままに自らの心を知る
五蘊盛苦(ごうんじょうく)コントロールできないもの
諸行無常(しょぎょうむじょう)すべてはうつり変わるもの
諸法無我(しょほうむが)すべてはつながりの中にある
三密加持(さんみつかじ)身体・言葉・心を仏と一体化する
涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)苦のない悟りの境地をめざす
即身成仏(そくしんじょうぶつ)この身このままで仏になる

 

 

捨て聖一遍上人

時は鎌倉時代、一遍上人は伊予・松山の瀬戸内水軍の名門、河野に生まれました。

 

一家は承久の乱に巻き込まれて没落。母の死後、武門を捨て13歳で出家します。一度は武士に戻るが再び出家、かっての妻、超一房や娘の超二房をはじめとする一行を引き連れて諸国を遊行して歩きました。

 

やがて踊念仏をはじめると信者がさらに増え、まだまだ全国津々浦々には念仏の教えに取り残された衆生がいるという一念が一遍上人を動かしていましたが、8月はじめにこの兵庫観音堂に入る頃には歩行も困難だったそうです。

 

死の二週間前、わずかに残っていた経典と書きものを庭で焼かせました。

 


一代聖教みなつきて、南無阿弥陀仏になりはてぬ

 


自分一代で誰にも何も残さないことを実践するかのように、一切を灰にして無一物の捨聖となったのです。

 

さらに、

 

 

没後の事は、わが門弟においては決して葬礼の儀式をととのうべからず

わが屍は、野に捨てて、けだものに施すべし

 

 

西方浄土を望む兵庫観音堂で51年の生涯を閉じました。

リターン

5,000+システム利用料


A│全力応援コース【報恩感謝】

A│全力応援コース【報恩感謝】

・感謝のお手紙を送らせていただきます
・長屋門入口にお名前を掲載(希望制)

申込数
117
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年3月

10,000+システム利用料


B|全力応援コース【報恩感謝】

B|全力応援コース【報恩感謝】

・感謝のお手紙を送らせていただきます
・長屋門入口にお名前を掲載(希望制)

申込数
65
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年3月

5,000+システム利用料


A│全力応援コース【報恩感謝】

A│全力応援コース【報恩感謝】

・感謝のお手紙を送らせていただきます
・長屋門入口にお名前を掲載(希望制)

申込数
117
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年3月

10,000+システム利用料


B|全力応援コース【報恩感謝】

B|全力応援コース【報恩感謝】

・感謝のお手紙を送らせていただきます
・長屋門入口にお名前を掲載(希望制)

申込数
65
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制限なし
発送完了予定月
2024年3月
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