三年坂芸術祭で地域を元気にしたい!!

支援総額

68,500

目標金額 50,000円

支援者
25人
募集終了日
2022年3月31日

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プロジェクト本文

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1.簡単な自己紹介   

 

こんにちは。

私たちは「ひさご舎」といいます。

 

 

京都芸術大学の学生が中心のメンバーで活動をしています。

 

私たちは、京都 清水寺のすぐ近く、三年坂(産寧坂)という場所で、地域の取り組みを行っており、地域のみなさんと一緒に協力いただいています。

 

 

みなさんは「三年坂」と呼ばれる場所をご存知でしょうか。

 

 

三年坂というのは、清水寺と八坂神社の間にある坂のひとつです。

「転ぶと三年で死んでしまう」というお話をご存知の方も多いのではないでしょうか。

 

 

わたしたちはこの地域を三年坂地域と呼んでいます。

 

 

ここは、京都ではじめて伝建地区(伝統的建造物群保存地区)に指定された地域です。

 

伝統的な景観が残る、京都らしいとても美しい町並みが続いています。

 

 

ここは歴史もある場所です。

清水寺のすぐそばで古くから存在している地域であり、三年坂は1200年もの歴史があります。

 

もともとは坂を活かした登り窯があったり、参拝客のための商売の店が見られる場所でした。

 

(拾遺都名所図会より)

 

 

現在は清水寺と八坂神社という、京都の2つの名所をつなぐ位置にあるため、いつも観光客で賑わっています。

 

なので、行き交う人はとても多いです。

 

地域活性化とは無縁かと思いきや、この場所ならではの問題が生じ始めています。

私たちはそんな問題を少しでも解消していこうと活動をしています。

 

 

 

ここ三年坂地域の問題のひとつとして、急激な住民の減少があります。

 

それは急激な観光地化によるものだと言われています。

商売のお店が増える一方で、住んでいる人が減っています。

 

この影響で、この地域の受け継いできた習慣や風俗を後世に伝える人もいなくなり、語り継がれてきた歴史や暮らしが、今、途絶えかけています。

 

 

これは、三年坂中に潜む、目には見えない魅力や物語が失われてしまうということです。

 

 

私たちは語り継がれてきた伝承は、人々がその土地を愛する心に繋がると考えています。

愛する人がいなくなればさらに住民は減少していき、悪循環になってしまいます。

 

 

 

今、いろんな地方で、観光地化が図られています。

 

三年坂の問題は、今後の観光地共通の問題となっていくのではないでしょうか。

日本のあちこちを観光地化する前に、観光地特有の問題を知ってほしい。それを解消できる活動をしていきたい。その先駆けとなって、私たちは、問題解決方法を模索していきたいと考えています。  

 

 

 

地域の歴史や暮らしを残していくためには、住民を増やせば解決するのかもしれませんが、ここは日本屈指の観光地ということもあり、すぐに住民を増やすというのは難しそうです。

 

 

だから、わたしたちはこの地域に残っている歴史や暮らしの魅力を発信して、これまでとは違った形で残していくことが早急に必要なことだと考え、プロジェクトを行っています。

 

 

 

そこで今回のプロジェクトでは、ここ三年坂ならではの展覧会を行いたいと考えています。

『三年坂芸術祭』です。

 

 

 

 

3.三年坂とのつながり

 

これまで私たち「ひさごプロジェクト」は、昨年度までで3年間、三年坂地域での活動をしてきました。

 

 

 

1年目は観光案内板を作成しました。

 

まちの歴史や言い伝えなどのお話を聞き、そのお話を後世に残すためまちの中に案内板を立てました。

まちの方だけでなく観光客の方にも見て楽しんでいただいています。

 

 

2年目は歴史をさらに深く調査しました。

 

しっかりとこの地に歴史を残せるよう、本とオリジナルすごろくを作成しました。

すごろくのコマには、この土地に縁のある、一寸法師や青龍をモチーフにするなど、歴史をルールに組み込んで遊びながら学べるすごろくを目指しました。

 

 

そして昨年度、3年目には三年坂にちなんだ作品作りをしました。

 

コロナ禍で制限がある中、芸術を学ぶ芸大生が、それぞれの専門分野を活かした作品を制作し、展示しました。

 

(web展も開催しました)

 

 

(歴史や逸話を載せたマップ)

 

 

(三年坂に無くてはならない「ひょうたん」を活用したクッキー)

 

 

(地域の方とワークショップも行いました)

 

 

以上が、これまでの活動です。

 

 

 

4.今回のプロジェクトについて 

 

そして今年は、これまでのものづくり、作品づくりの経験を活かしながら、そこから一歩進んでゆきたいです。

 

 

三年坂ならではの展覧会、『三年坂芸術祭』を開催します。

 

これからの時代をになうアーティストやデザイナーの卵たちによってこの地域ならではの作品を生み出し、それを発信していきます。

ここ三年坂に少しでも興味をもってもらえるようにしたいです。  

 

 

『三年坂芸術祭』では以下のイベントをおこないます。

 

 ・11月…「三年坂のご近所展」

 ・2月…「三年坂を土産話す(みやげばなす)展」

 

 

 

2月がメインですが、先駆けて11月には「三年坂のご近所展」を行いました。

 

 

「住民の視点での三年坂」をテーマにアンケートを取りました。

私たち外部の人間では見えないものが見えてきました。

ずっといるからこそ見える景色がそこにありました。

 

 

アンケートの中から、「色」をテーマに、染織を学ぶメンバーを中心に『三年坂の色』を展示しました。

 

 

 

そしてこのクラウドファンディングの対象としている2月のイベントが、

「三年坂を土産話す展」です。

 

 

観光じゃない部分にフォーカスをあて、通り過ぎるだけになりがちな三年坂で、「土産話」になるような展示や物販をおこないます。

 

観光で、よりその土地に触れられる取り組みにしたいです。

 

 

新型コロナの状況にもよりますが感染対策を兼ねて、三年坂にあるカフェやお店に協力いただいて、カフェ内での展示や店先での展示をしようとしています。

 

 

たとえば、 歴史や逸話などの特徴を活かした「三年坂手ぬぐい」を準備しています。

 

通り過ぎるだけでは景色に現れない土産話になると思います。

 

 

たとえば、京都らしい風景を生みだしている石畳から、直接型取りした「石畳ジュエリー」を準備しています。

 

石畳によって三年坂は美しい景観が生まれています。

ぜひ歩いてるだけでは感じにくい凹凸感を味わってください。

 

 

この他にもさまざまな作品を展示・販売する予定です。

 

 

 

 

 

5.最後に

 

今回のクラウドファンディングの目的は、一つはやはり、活動の資金集めという意味合いがあります。

 

 

支援がなければこの先、継続的な活動が難しいのが現状です…!

 

どうか、今後もこの活動を継続的に続けていくためにも、少しでも興味を持ってくださった方はご支援よろしくお願いいたします!  

 

 

 

 

そして、クラウドファンディングの目的としてもう一つ、三年坂という地域を知ってもらうことにも期待しています。

 

とてもいい景色、あたたかい人たち、おもしろい物語がここにはあります。

 

京都や清水寺を訪れた際は、少し足を伸ばして三年坂を訪れてみてください。

観光で過ぎゆくだけでは見えなかった京都での魅力的な思い出が、さらに増えることと思います。

 

 

どうぞよろしくお願いいたします!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロジェクト実行責任者:
岡本正人
プロジェクト実施完了日:
2022年3月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

ひさご舎が、京都市東山区の三年坂(産寧坂)地域にて芸術展を行う。 作品は芸術大学生を中心としたものを展示する。 資金の使途としては、ポスターやDMなどの広報、展示場所レンタル、展示作品制作に利用する。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要金額と目標金額の差額は自己補填の予定です。未開催となった場合には返金いたします。

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プロフィール

京都三年坂の地域に残っている、歴史や暮らしなどの魅力を発信するプロジェクトです。京都芸術大学の学生が中心となって活動しています。

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リターン

1,000


感謝のメール

感謝のメール

感謝のメールをお送りいたします。応援ありがとうございます。

支援者
10人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年4月

1,500


【追加】作品-サンくんポストカード

【追加】作品-サンくんポストカード

三年坂芸術祭オリジナルキャラクターサンくん ポストカードを一枚お届けします。

今回のクラウドファンディングに合わせて漫画家しなぎれが描きおろした一枚です!

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年4月

2,000


【追加】作品-サンくんアクリルキーホルダー

【追加】作品-サンくんアクリルキーホルダー

三年坂芸術祭オリジナルキャラクター サンくんのアクリルキーホルダーを全6種の中からランダムで1種お届けします。

一寸法師サンくん / ひょうたんサンくん / お土産サンくん /
青龍と鵺を追いかけるサンくん /三年坂ポーズサンくん / 鍾馗さんサンくん から1種類

ーーー

キャラクターデザイン:漫画家 しなぎれ

サイズ:長さ約60mm 厚さ3mm
素材 本体:アクリル  金具:ステンレス

ーーー

ご注意
ひとつひとつ作っているため、プリントの多少のずれなどがある場合がございます。

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年4月

2,500


作品 - 梅コース(三年坂てぬぐい1枚)

作品 - 梅コース(三年坂てぬぐい1枚)

6種類から1枚選んでいただけます。

三年坂のいわれや風景、三年坂の魅力をもとに、日常で使えるてぬぐい「三年坂てぬぐい」を制作しました。

制作を手掛けたのは、京都芸術大学染織テキスタイルコース1年生〜3年生有志のチームです。
三年坂をでフィールドワークを行い、そこからそれそれが見つけた三年坂をモチーフにデザインをしました。
「三年坂てぬぐい」は一枚一枚学生の手で、シルクスクリーンというプリント技法を用いて染色しています。

一枚一枚、手染めしているため、画像と色味が多少異なる場合や、すこし擦れや色ムラがある場合がございますが、手染めの風合いとしてお楽しみください。

支援者
12人
在庫数
18
発送完了予定月
2022年4月

5,000


作品  - 竹コース(本)

作品 - 竹コース(本)

本は二冊からお選びいただけます。

◆A.三年坂の歴史や逸話を記載した「三年坂と。」
◆B.美しい景観…の部分ではない小さな魅力を撮影した「2分の3年坂」



A.の「三年坂と。」は、町内の人たち向けに歴史や逸話が伝わるように制作した、60ページほどのボリュームの冊子です。
受け継がれてきた地域の魅力を閉じ込めました。


B.の「2分の3年坂」は、40ページほどのボリュームの冊子です。
暮らしと観光が混じり合う歴史ある三年坂。観光の際にはもしかしたら通り過ぎてしまうかもしれないような、三年坂の小さな美しい魅力を、写真に切り出しました。
わたしたちは、もしかしたらたった半分しか三年坂を見ていないかもしれません。三年坂のもう半分の顔を、覗いてみませんか。

支援者
2人
在庫数
13
発送完了予定月
2022年4月

10,000


作品 - 選べる松コース

作品 - 選べる松コース

京都らしさの魅力、石畳。
三年坂の石畳は凹凸が深めです。

このリターンは、石畳から直接に型取りした「石畳ジュエリー」です。
ジュエリーを専攻する芸大生が考えて、真鍮で一つ一つ制作します。

「ブローチ」と「ピアス」のどちらかをお選びいただけます。
「ピアス」はフックタイプや「イヤリング」にも変更可能です。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年5月

30,000


作品 コンプリートセット

作品 コンプリートセット

「松竹梅」コースの作品をセットにしました。

・手ぬぐい - 6種
・歴史の冊子「三年坂と。」
・写真集
・石畳ジュエリー(ブローチ、ピアス、イヤリングのいずれか)

支援者
0人
在庫数
2
発送完了予定月
2022年4月

プロフィール

京都三年坂の地域に残っている、歴史や暮らしなどの魅力を発信するプロジェクトです。京都芸術大学の学生が中心となって活動しています。

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