讃岐国分寺【空海の大日如来像】史上初の完全再現にご参加を！｜最終章

↑ユニックで運ばれてきた手すり。これから取り付け作業をします。

 

本日、28日は大日如来さまのご縁日ですが、ちょうどその日に手すりの取り付け作業が行われました。中実構造の鉄製なので、ものすごく重いものです。

 

パレットごと吊り上げて下ろします。

 

皆で運び、縁側に取り付けます。これは短い方です。

 

長い方の手すり

 

縁側の床板の下に長い柄を差し込み、床下で固定する構造になっています。これはみんなでその柄を差し込んでいるところです。

 

お堂の縁側が直線ではなく凹凸があるため、わずか数ミリのことですが、西側の寸法が合わず、ここはちょっと難儀しました。

 

急遽、大工さんを呼んで、縁側の床下で手すりの柄を固定するために入れていた部材を少しずらすことになりました。

 

何とかうまく収まり、ボルト等で固定します。床下の狭いところで作業してくれています。

 

固定用の金具やボルトなど

 

どんどん作業が進みます。

 

こうして無事に取り付け作業が終わりました。金属製の手すりですが、成瀬猪熊建築設計事務所さまのデザインによって、違和感なくお堂となじんでいると思います。過剰なほどに頑丈ですので、もたれかかってもびくともしません。これで、縁側から人が転落する心配もありません。

暑い中、査証をしてくださった職人の皆さん、ありがとうございました。お疲れ様でした。

 

なお、本日は大日如来さまのご縁日です。ご縁日には功徳が千倍、万倍ともいわれておりますので、このご縁日にご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。合掌