「本物」を知るための「実験」

みなさま

 

応援・ご支援を誠にありがとうございます！

 

クラウドファンディングで試みの中で多くの質問をいただきました。

前情報にも載せておりますが、実験の必要性は？ということについて今回はご説明したいと思っています。

これは分銅天秤です。

今回のご支援をいただき、これを購入できると思っています。いまさらなぜ分銅天秤なの？という疑問を持たれた方もいるでしょう。

電子天秤は便利で早いことも十分にわかっています。しかし、質量を測定する意味、質量と重量の違いをわかる、また電子天秤では電気も必要ですが、この分銅天秤でしたら電気のないところでも測定をできます。

いろいろな意味もあってこの天秤を購入する予定です。

 

しかしこれが意外にも高いのです。

 

もちろん、資金がない場合は中古も考えられますが、中古の場合、分銅自体がさびてしまっている場合もあります。

こうした分銅の質を考えますと、最初は分銅の状態のよい新品を購入したいと考えています。

 

 

 

これは、バンデグラフという静電気発生装置です。

化学実験は色や状態の変化から反応を理解できます。物理実験においての電子レベルの変化はなかなかわかりにくいものが多いです。乾燥した髪の毛に下敷きをこすると静電気によって髪の毛が浮き上がります。それをもっと大きな規模で実験をすることができます。単に「おどろく実験」ではありません。静電気による危険性を知ることもできます。目に見えない電子の流れを体験することから、「科学」への興味へとつながります。

 

 

また回路を作り、どういうしくみで電流が生じるか、などの実験は日本の小学校では当たり前の実験です。しかしトンガではこれらを行うのも難しい状況です。まずは電圧計や電流計、LED電球、小さなモーター、プロペラを使って、どの回路でどのように電流が流れるか、なども自分たちで行うことでわかる１つの実験です。（電圧計も電流計も意外にもお高いです）

 

まだまだたくさんありますが、実験を行うことで「本物を知る」

これがとても大切なことです。「本物」を知ることで、子どもたちは周囲に起こるいろいろな変化を「科学」を通して知り、応用もできるようになります。

 

ご支援いただきましたもので上記の実験器具を購入できそうですが、まだまだ

細かい実験器具（温度計、ビーカー、スライドガラス、ガラス棒などなど）購入のためには足りません。

環境を考え、使い捨てはせず、何回も洗って使えるような実験器具を購入する予定です。

 

 

みなさま、何卒目的達成のため、ご支援よろしくお願いいたします。