皆様のご支援のお陰で、無事に目標金額を達成することができました。

心から感謝申し上げます。

 

昨夜、ギャラリーに作品を搬入いたしました。

 

搬入前の最後の制作の時間。

展覧会前だからと気負うことなく、それぞれのペース、それぞれのこだわりで制作が進められていました。

 

誰にも媚びることなく、そのままでいいのだという証しである画面上の痕跡には、痕跡として残らない行為や空白の時間も込められているんだなあと、昨日、制作を共にして、改めて思いました。

 

10分以上も、一見、反応がない時間の中から、ゆっくりと湧き出てくる1本の線。

 

周囲の物音に反応し、画材を壁に叩きつける行為の後の穏やかなタッチ。

 

キャンバスに収まらない手の動き、絵具の流れ、収めようとしないからこそ生まれる躍動感に満ちた色。

 

彼らの画面に心動かされるのは、「痕跡として残らない行為や空白の時間」があるからなのだろうと思います。

 

効率的に、無駄なことを省き、技術を駆使し、上手く見えるように…そういった作為に囚わてしまうことで、今のそのままの自分の感覚に向かい合えなくなってはいないか、彼らの表現を目の当たりにすると、自分自身を顧みずにいられなくなります。

 

 

今回の展示では、作品だけでなく、その制作のプロセスも動画などを使ってご覧いただけるようにしたいと思っています。

 

ぜひ、彼らの生の表現に触れに「成長する絵画」展にいらしてください。

 

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