ベネッセ教育総合研究所が、習い事や部活動などの学校外教育活動の実態や費用についての調査結果を報告しました(10月26日)。 これは3歳から18歳までの子どもを持つ母親を対象に行われたものです。過去に行われた同調査と比較して最も印象的なのは、音楽や芸術の活動をするよりも、また運動やスポーツをするよりも、もっと勉強をして欲しいという保護者の増加が更に進んでいるという実態です。一つには、教育費の負担が重いと回答したのは変わらず70%近くを占め、芸術やスポーツにかける費用にまわらない背景がうかがえます。加えて、子どもが音楽や芸術に触れる機会を増やしたいと思う保護者は80%以上を占めつつも、そう思わない保護者も確実に増えています。昨今の学力競争の激化は保護者の最大の関心事でありましょう、家庭では補うことのできなくなった面こそ、やはり学校教育から外してはならないと強く感じます。学生が芸術に触れる機会を得る、鑑賞行事の意義はますます大きくなっていると言えます。

  

(参考)ベネッセホールディングス 「学校教育活動に関する調査2017

http://blog.benesse.ne.jp/bh/ja/news/20171026release.pdf