
支援総額
目標金額 2,000,000円
- 支援者
- 234人
- 募集終了日
- 2020年12月11日
【対談リレー#2】真山 師長×重城先生(プロジェクト発案者)

皆様こんにちは。西新井病院クラウドファンディング事務局です。温かいご支援、心強い応援のコメントを、ありがとうございます。
さて、本日は、対談リレー2弾のご紹介です。
今回のプロジェクトを発案された重城先生と、西新井病院付属成和クリニック副所長で、発熱外来の立ち上げスタッフの真山 由美看護師長の対談です。
▼ 目次
|炎天下の中の、PCR検査の対応
|現場の中心。その中の試行錯誤
|看護師としての使命感
|温かいご支援を受けた感想

|炎天下の中の、PCR検査の対応。
重城先生:今日は発熱外来の真山師長さんにお見えいただいて、実際の発熱外来でどんなご苦労をされているか、クラウドファンディングに関するお考え、今後の展望についてのお話をお聞きできればと思います。
まず、西新井病院の成和クリニックでは、発熱外来を開設しておりますが、1日どれくらいの患者さんがお見えになるか教えていただいてもいいですか?
真山師長:最近では、10名前後です。予約外来なのですが、随時当日にお電話いただいて、お越しいただく形式を取っています。

重城先生:なるほど。そうなんですね、その時に、「困っていること」や「トラブル」はありました?
真山師長:そうですね。梅雨時から、真夏、秋口に入ってきたのですが、当初、(裏の場所という)土地柄もあるのですが、蚊が発生したり、受診される患者さんにお待ちいただく際、炎天下で待つことになるので、外のスタッフが患者さんの体調を気遣ったりして、暑いときは大変でした。
重城先生:実際、熱中症の患者さんも発生されましたか?
真山師長:うなだれかかったり、お年寄りが多かったので、西新井病院の救急外来に車椅子で搬送されたことが何回かありました。

重城先生:これまでは高齢の患者さんも多かったですか?
真山師長:半々くらいですかね
重城先生:そのような方たちは不安や不満はおっしゃっていました?
真山師長:不思議と、外でお待ちいただくので、通常の外来よりもご不満はございませんでした。私たちもソーシャルディスタンスを守りながら、目視できるような張り紙を設置することによって、不安をなるべく取り除くようにしておりました。
|現場の中心。その中の試行錯誤。
重城先生:新型コロナの拡大の傾向のあったはじめの方から、西新井病院のPCR検査の現場の中心でご活躍をされていたわけですが、今はPCRの検査の現場から発熱外来へご移動されているのですよね。発熱外来が始まるまでの経緯を教えていただけますか?

真山師長:当初コロナという言葉が出た時、あまり身近には感じていませんでした。ただ、金理事長の方から、かかりつけの患者さんたちがコロナに感染した場合のことを考えなければならないと常におっしゃっていました。急な話ではあったのですが、陰圧テントの設置からPCR検査がはじまりました。
その後、診察も入っていたのですが金理事長より陰圧テントの中での診察は時間的制約を要し感染リスクが高く きちんとした形で診察するべきだと方針が変わりました。
それからはPCR検査だけの患者様と通常の患者様とは離れていただき、PCR検査だけの患者様は病院前PCRブースで対応し、発熱・PCR(陰性)後の体調不良を訴える患者様の外来を成和クリニック2F特設ブースで新たな外来を開設しました。その後、コロナ感染者の方が増えてきて施設内の南棟に移行しました。
重城先生:症状のある患者さんをピックアップして、通常の外来患者さんと離して診察されていたのですね。一般的に成和クリニックを受診される患者さんと、発熱がありコロナの懸念のある患者さんとでは分けなければならないという、ゾーニングの問題もあったかと思うのですが、それは当初からできていたのですか?
真山師長:一般受診をされる患者様には、「ここは安心な場所なんだ」ということがわかるようにクリニック内でベルトパーテーションを活用し、誘導順路を設置しました。

|看護師としての使命感。
重城先生:不安の声は上がっていましたか?
真山師長:西新井病院のPCR検査に、私が行くということを伝えた時には、「戦地に行くような」そんな空気が流れていました。それに対しては、「大丈夫だよ」と説明しました。
と言いますのも、3.11のころに、実家が被災地だったのですが、そこに支援に行った際も、「有事の時の気持ち」は心得ていたつもりではありましたし、コロナの感染が拡大しているこの時代に、医療従事者として、関わりたいという自分の気持ちがありました。

真山師長:それをみんなに強要はしませんでしたが、自分としては、そのような気持ちで業務に当たってきたつもりです。やがて、少しずつみんなから共感してもらえるようになりました。ここでの外来を行う時も、西新井病院のPCRブースをモデルにリーダー陣でマニュアルを作り、全スタッフにマニュアルを出して、みんなでみて、というような形でした。
重城先生:知識が足りないことで、必要以上に不安や恐れを感じてしまうことが問題だということですね。
真山師長:そうですね。
|温かいご支援を受けた感想。
重城先生:現在、地域住民の皆様の健康、不安を緩和するために、クラウドファンディングに挑戦をしていますが、この取り組みに対してのご感想はありますか?
真山師長:診療を受ける側も、診療をする職員としても安全に患者さんを迎え入れ、医療従事者の安全を確保しながら適切な診療を行えることが確信できたので、とてもありがたいです。
重城先生:わかりました。リーダーシップをもち、「正しく知識を持って、必要以上に恐れない」というマインドを持った真山師長さんですが、今後も、皆様の期待に応えるべく、我々と一緒に頑張っていただければと思います。ありがとうございました。

リターン
10,000円
10,000円のご支援
・お礼のメール
・活動報告書
- 申込数
- 139
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年2月
30,000円
30,000円のご支援
・お礼のメール
・活動報告書
・HPにお名前記載(ご希望者のみ)
- 申込数
- 32
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年2月
10,000円
10,000円のご支援
・お礼のメール
・活動報告書
- 申込数
- 139
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年2月
30,000円
30,000円のご支援
・お礼のメール
・活動報告書
・HPにお名前記載(ご希望者のみ)
- 申込数
- 32
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年2月

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