皆様のお力が拉致被害者の希望の光に!
本当にたくさんの皆様に応援して頂いた『北朝鮮向けラジオ放送「しおかぜ」希望の光!応援プロジェクト2023』。10,876,000円のご支援は過去最高額となりました。
今回の特徴の一つが、なんと20代前後の皆様からのご支援が大幅に拡大し、年齢別ではトップとなりました。若い世代の拉致問題への関心が離れていると言われている中、支援者のこうした結果は、集まった支援額以上に大きな意味を持つでしょう。すべてはこちらからの伝え方、聞く側、見る側にどう響くのかがすべてだと確信しています。
私たちの「しおかぜ」は北朝鮮に囚われたすべての方々と日本を繋ぐ唯一の手段、その意味を多くの皆様にご理解頂き、ご支援下さった事、心より感謝申し上げます。
今回は「しおかぜ」の10月分から12月分の3ヶ月間、皆様からのご支援により、北朝鮮に向け放送をしています。
北朝鮮当局は「しおかぜ」に対して、相変わらず妨害電波を発射していますが、北朝鮮近隣地域のモニタリングから妨害電波を打ち破り「しおかぜ」の受信環境は十分確保出来ている事を確認しています。
支援額 10,876,000円
送信費用 3,254,900円(月額)3ヶ月分 9,764,700円
残額 1,111,300円
※残額額については「しおかぜ」の制作費(収録、編集、出張、モニタリングなど)として活用します。
KDDI八俣送信所アンテナ
「しおかぜ」使用中の送信機
リターンは既にすべて発送済みです。たくさんの皆様がSNSを通じて、到着報告を上げて頂き、本当にありがとうございました。皆様の生活の中に、いつもブルーリボンあり、一刻でも早い拉致被害者救出、北朝鮮向けラジオ放送「しおかぜ」を是非アピールして下さい!
10月21日には調査会主催『「お帰り」と言うために〜拉致被害者、特定失踪者家族の集い〜』を新宿、都庁前の都民広場で開催しました。新宿駅西口での街頭活動から11時開始の「しおかぜ」公開収録、「立川第七中学校有志合唱団」による拉致被害者、特定失踪者、国民への呼びかけ、さらに「青山繁晴氏✖️代表荒木和博」による「救出」をテーマにした対談。そしてメイン集会では全国から集まったご家族による生の訴えが披露され、すべての時間において、本当にたくさんの皆様が来場し、聞き入る姿がそこにありました。
もちろんこの模様はすべて録音され、10月末からの放送でくりかえし放送し、年末には「10.21特番」を放送するべく、現在編集作業を進めています。
また、2024年度には上の写真にある「しおかぜ」使用送信機2機がNHK都合により廃棄されます。代替え工事期間は約10ヶ月とされ、その間妨害電波対策の二重放送が出来なくなります。これは北朝鮮当局にとって思う壺です。私たちはこの「しおかぜ」弱体化を防ぐために、現在各党を通じて国会で取り上げて頂くために行動しています。拉致問題が本当に国家の最重要課題であるならば政府は責任を持って「しおかぜ」を守るべきです。
「しおかぜ」はご家族と被害者を繋ぐ唯一の手段。1秒でも早く拉致被害者を救出するため、そして「しおかぜ」と言う「希望の光」を絶対に絶やさないなため、どうか皆様の更なるご理解とご支援を、引き続きよろしくお願い致します。
特定失踪者問題調査会
北朝鮮向けラジオ放送「しおかぜ」
幹事長 村尾建兒