しっぽのおうちビフォアフター

しっぽのおうちかんちょです。

 

みなさま
たくさんのご支援を本当にありがとうございます！
多くのご支援と温かいメッセージを賜りスタッフ一同涙が出るほどの感謝でいっぱいです！
そしてその気持ちをねこたちにしっかりと伝えることができるようさらに努力をしていく決意を新たにしています！

8月にシロたんをむかえてスタートしたしっぽのおうち。
はじめはシロたんとかんちょとスタッフだけの毎日でした。
腎臓と肝臓の調子が悪かったシロたんはなかなかごはんが食べられず、なんとかシロたんにご飯を食べてもらうことがかんちょの目標となりました。

毎日の皮下補液を頑張るシロたん。体調が悪い日が続きます。
そんななか、もりねこからレディちゃんがやってきました。
レディちゃんがきてからのシロたんは、毎日が楽しそうでした。

体調に波はありましたが、ごはんも食べられるようになって、次々やってくるお友達の面倒もよく見てくれました。
もりねこのスタートからしっぽのおうちのスタートまで、たくさんの仲間と出会い、そして見送ってきたシロたん。

シロたんと暮らしてかんちょは何度も何度もいろいろなことを気づかされ、たくさんのことを教えてもらいました。
昨年10月旅立ったシロたんがかんちょに教えてくれたことは、みんにゃのお世話をしていくうえで常にかんちょの心の糧になっています。

シロたんは今も、しっぽのおうちのシロたんのお部屋から、毎日みんにゃを見守ってくれています。

 

始まったばかりのしっぽのおうちは、なんとか建物は使えるようになったものの、まだまだ修繕が必要な場所が山ほどありました。
玄関は仕切りもなく、お部屋からねこが出てしまうとすぐ外に逃げてしまいそうな間取りでした。仕切りの壁を作り、脱走してしまいそうな場所をすべてふさぎ、毎日毎日時間を見つけては少しずつ修繕していきました。
運動もできるように、のんびりと暮らせるように、今でも使い勝手の悪さや、工夫が必要な場所はまだまだあって、あれこれ考えながらの作業は続いています。

 

カビだらけの畳を撤去して、大工さんにねこが歩きやすく掃除しやすい床に張替えてもらいました

いまマーシーくんがお昼寝してるところが同じ場所です

壁紙と天井は毎日少しずつかんちょとスタッフで張り替えました

 

ネズミの穴や壁が崩れているところもあり、補修しながらの作業でした

 

 

窓は一枚サッシでゆがみもあって、ひび割れがあってすき間風がはいってきていました

 

気温の大きな変化に影響を受けづらい断熱二重ガラスのサッシを大工さんに入れてもらいました

できるところはとにかく自分たちで、狭いですが玄関を作りました

 

外からの風よけと脱走防止を二重にするためのラティスの扉をつけました

 

 

ドアや収納の棚も木材を使って作ってみました

みんにゃが高いところを歩けるようにステップとウォークをつけました

 

 

シロたんのお部屋もあります

 

 

まだまだねこが活動しやすいようなスペースを確保できるように、また楽しめるように
いろいろ考えて作っている途中です。

ひともそうですが、歳をとれば今までできていたことができなくなってきます。
そんなときどんな準備をすればいいか、どんなふうに助けてあげたらいいか、一つ一つ課題が出てきます。その課題をこなすにはたくさん考え抜いた理論と実践が不可欠です。

でもその根底にあるのはやはり気持ちです。

しっぽのおうちで暮らして「しあわせなニャン生だったにゃ」と思えるような日々をねこたちには過ごしてほしい。

 

毎日そう思いながらねこたちと暮らしています。