プロジェクト概要

 

映画を通し、「植物状態」とよばれる人と意思疎通をはかる方法や、回復する可能性があることを広めたい。

 

はじめまして。映画制作チームE・Eプロジェクト代表、岩崎靖子(いわさきやすこ)です。不慮の事故により、明日とつぜん「植物状態」になる可能性は、だれにでもあります。そのような状態になったら、ほとんどの人が「もう回復の見込みはない」と諦めてしまうのではないでしょうか。しかし、リハビリや意思伝達の工夫により、少しずつコミュニケーションを取り戻し、身体的回復にまで至る事例がありました。この事実を、映画「僕のうしろに道はできる」にまとめ、全国の学校や病院で上映したいと考えています。

 

ただ、多くの病院は赤字経営のため、映画を上映することができません。映画上映費の一部をご支援いただけないでしょうか。

 

植物状態の宮田俊夫さんを看護する、友人の山元加津子さん。

 
今後、全国で映画を上映していきたいのですが、現在その費用は学校や病院に負担してもらっているため、映画はなかなか広まりません。より多くの人に見てもらうことで、もし大切な人が植物状態に陥ったときも、希望を取り戻せる社会にしていきたいです。
 

 

「必ず、宮ぷーとのコミュニケーションをとりもどす!」

映画の主人公は、一生植物状態と診断された宮田俊也さん(宮ぷー)と、その友人で養護学校教諭の山元加津子さんです。山元さんはじめ多くの方々の協力と愛情を得て、宮田さんは一度完全に遮断されたコミュニケーション能力を回復し、今ではご飯を食べたり、車いすで散歩したりできるようになりました。

 

天気がいい日は、ときどき散歩に出かけます。宮田さんは散歩を楽しみにしています。

 
宮田さんの事例を通して、リハビリ手段を共有することで、大切な人とまたコミュニケーションをとれるようにしたい。体が回復する可能性があることも伝えたい。
そんな願いから、山元加津子さんが「白雪姫プロジェクト」を立ち上げ、思いに共感した私は、より多くの人に広めたいと考え、本映画を制作しました。
 
 

あきらめないで、語りかけ続けた半年間。

 

撮影初日。意識が戻ったといっても、宮田さんはただ横たわっているだけで、私は意思というものを感じることができませんでした。

「ほら、話しかけたら目の輝きが違うでしょ!」
山元さんにそう言われても、私にはまったくわからず、ただただ山元さんが宮田さんに語りかける様子を撮る日々が続きました。
 
「呼びかけに対して、どこか反応できる部分はないだろうか?」
宮田さんと意思疎通をはかるために、山元さんは彼に合った手段を探し続けました。すると、少しだけまばたきができることがわかりました。そこから、身体的回復により首が動きだし、その首でスイッチを入れることで、半年後には「レッツチャット」という機械が使えるようになりました。もちろん、一文字選ぶのにもたいへん時間はかかります。
 
「映画を見る人に、何を伝えたいですか?」
私の質問に対する宮田さんの言葉は、

「あきらめないで」

 

今まで宮田さんが歩んできた道が、この言葉に凝縮されている。

なんとかしてこの言葉、事実を広めたいと思い、私は映画を撮り続けました。

 

 

映画を通し、「だれもが回復の可能性を信じられる」社会をつくりたい

 

宮田さんが気持ちを伝えられるようになって初めて、私は宮田さんの存在や意思、ぬくもりをはっきり感じることができました。障がいは人それぞれで、その人に合ったコミュニケ―ション手段を見つけるまでは苦労するかもしれません。しかし、目線で50音図をたどる方法や、手を添えての筆談など、あきらめなければ意思疎通の方法は必ず見つかります。

 

これは、医療の常識を超えた奇跡のようで、実は蓄積されたノウハウによって生まれたものです。実は近年、こういった回復事例は稀ではなく、一部の医療従事者が訴え始めていますが、まだ一般的認識ではありません。映画を通し、新しい常識を広め、どんな状況に陥ったとしても、再び生きる希望を取り戻せる未来をつくっていきたいです。

 

 

■プロジェクト詳細

映画「僕のうしろに道はできる」上映希望施設・日程(予定)

※この他全国25箇所(計35箇所)で上映予定。

 

大島恵の園

4月22日

合資会社ステージケア

4月14日

仙台医療福祉専門学校

7月4日

社会福祉法人県西福祉会 障害者支援施設 足柄療護園

3月24日

社会福祉法人武蔵野会

3月9日

田中シゲ子

3月24日

高見保育園

12月5日

チーム宇宙の約束

5月5日

西本祐子

4月21日

「僕のうしろに道はできる」を医療・福祉・教育関係者に見てもらう会

8月25日

 

 

最後に、宮田俊哉さんこと「宮ぷー」からのメッセージです。

僕は宮田俊也といいます。

特別支援学校の教員をしていました。2009 年2 月、脳幹出血で倒れました。主治医の先生は脳幹出血によりもたらされる深刻な結果を、ありのままに同僚のかっこちゃんこと山元加津子さんに伝えました。 「先生、でも大丈夫です」かっこちゃんは主治医の先生になぜか、そう答えたそうです。

 

病院のスタッフの皆さんや周りの人のおかげで、僕は回復してきました。それでも意識が戻ることはないと言われていました。 しかし、かっこちゃんは僕に意識があることを信じて、二人で意思伝達の方法を模索する日々が続きました。そしてさまざまな意思伝達装置やスイッチの工夫などによって今では伝えたいことを伝えられる術を得ました。

 

そもそも人見知りで、他人と話をすることが得意ではなかったのですが、コミュニケーションの手段を失うことの恐ろしさを身をもって体験しました。意識があるのに、言葉を発することのできない僕はまるで透明人間で、身体の位置などの不具合を訴えたくても訴えられません。それ以上に自分自身がここにいるという存在を気付いてもらえないこと、他人に分かってもらえないことの孤独感と絶望感は相当なものでした。

 

今の僕の目標は、自在に動く身体に戻ることです。かっこちゃんの鬼のリハビリ(笑) のおかげで、日々元の身体を取り戻すための道を歩み続けています。 様々な経験とリハビリを通じて痛感したことは、自分が何を感じ、何を考えているかが、相手に「伝わる」ということの大切さです。

 

コミュニケーションがもうとれない、と思われている方でも、もしかしたら意識はあるかもしれません。 というよりも、自分の経験上、絶対気持ちはあるはずです。

 

どうぞ皆さん、ご家族や友人・知人の方で、意思の疎通ができないと思われている方がいたら、語りかけてみてください。

そして、もし気持ちが通じたら、あらゆる手段、方法で意思をくみとって下さい。

 

僕の事例は決して奇跡ではありません。

僕の事例は、当たり前の事実です。

 

僕の願いは、どんな状態であっても、すべての人が表現方法が違うだけであって、気持ちをもっているということを、みんなが当たり前に受け止めて、その意思をくみ取る手段をみんなが知っている世の中にすることです。一人でも多くの人にとって、気持ちが通じ合うことが当たり前な毎日になることです。

 

僕も、そのためにこの白雪姫プロジェクト立ち上げメンバーとして日々活動してまいりますので応援をよろしくお願いします。

 

宮田俊也

編集協力/勝野小百合

 

 

 

■引換券詳細

当プロジェクトは上映希望者から上映費をいただくことで運営資金をまかなっており、映画が広まりにくいのが現状です。ご支援、よろしくお願いします。

 

「白雪姫プロイジェクト」オリジナル感謝レター

「ありがとう」は宮田さんが書いた文字です。ぜひ大切な人への感謝の手紙にお使いください。

 

「白雪姫プロジェクト」オリジナルハガキ(山元加津子描き下ろし)

イラストは山元さんの描き下ろしで、女性やお子さまにも人気があります。

 

「白雪姫プロイジェクト」限定絵画(山元加津子描き下ろし)

一枚一枚、山元さんが丁寧に描き下ろした、世界に2つとない限定品です。

 

 

監督岩崎からの感謝状

ご支援いただいたみなさまに感謝の手紙をお送りします。

※宛名と署名のみ直筆で書かせていただきます。

 

白雪姫プロジェクト…http://shirayukihime-project.net/

宮田さんレッツチャットブログ…http://ameblo.jp/miyapu-ohanashi/

 


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