食育を学べるカードゲーム「食モン」を、郡山市の子どもたちへ！

みなさん、こんにちは！
食育モンスタープロジェクト広報担当インターン生の石渕みつきです。
本日で目標金額の42％である526,000円を達成しました！　本当にありがとうございます。

さて、連載企画第5弾として本プロジェクトメンバーのインタビューを紹介していきたいと思います。

今回は、食育モンスター（以下食モン）に参画して頂いている医療法人仁寿会　菊池医院　栄養部長、管理栄養士の高橋千春さんからお話を伺いました。

―――高橋さんの感じる現在の子どもたちの食に対する課題は何ですか。
子どもたちにはもっともっと食に対する興味や知識をもってもらいたいです。今回の食モンに入っている赤・黄・緑（三色食品群）の色分けや効果など、自分たちが普段口にしているものがどんな働きをするのか、日常的な意識が低いと思います。それは、我々大人たちが十分に伝えられていないことにも責任はありますね。今回、食モンが子どもたちにとって三色分けの気づきや食べ物に興味をもつきっかけになれば嬉しいです。

※三色食品群…栄養素の働きから、3つの食品グループに分けたもの。
　赤…体をつくるもとになる　
　黄…エネルギーのもとになる
　緑…体の調子を整えるもとになる
（参照：農林水産省ホームページ）

―――管理栄養士である高橋さんにとって食育の魅力は何ですか。
食育は、私たちの生活の中で一番身近に出来るものであり、生きていく上でも非常に重要なものです。最近、食育という言葉をよく耳にするようになりましたし、様々な取り組みがあります。ですが、まだまだ不十分な面も多く、普段の生活の中で見過ごされていることもたくさんあります。食は人の一生に関わっていくもの。人の生活の根底ともなる食を良い方向へ導き、生きる幸せに繋げられる、そんな可能性が食育にはあると考えています。
特に子どもにとっての食育は、将来へも繋がることなのでとても大事になってきますね。

―――食モンの魅力を管理栄養士の立場から教えて頂きたいです。
正直、初めは食モンがここまで広まるとは思っていませんでした（笑）。今回のクラウドファンディングが行われていたり、インターン生がルールを改正したりと食モンがどうなるかが私自身も今後が楽しみです。食モンは子どもたちが食べ物について楽しく勉強することができるツールだと思います。何でも面白く勉強出来ることが1番ですよね。食モンの最大の魅力は、食を学ぶ色々な可能性があることです。

＜イベント中の高橋さん＞

―――私（インターン生）は現在、管理栄養士専攻の大学生ですが、実際に管理栄養士として働いている高橋さんの考える管理栄養士の魅力は何ですか。
一番は、誰もが関わる食の面からたくさんの人に関われることです。ちょっとしたことでも、日常的な生活の悩みに寄り添って、いろんな人が笑顔になってくれるのは本当に嬉しいです。菊池医院では主に病気や予防接種・健診等で来院してくれた方々と関わる機会が多いのですが、病院内だけでなく小学校や幼稚園・保育所、地域の人とも関わることが出来ることも魅力の一つだと思います。

―――最後になりますが、食育において大切なものは何ですか。
食育は身近にあるものだからこそ、普段の生活の中で楽しむことが1番です！

今回は高橋さんにインタビューに応えて頂きました。

管理栄養士の資格取得を目指している私自身も今回、食について考えることができる貴重な機会になりました。食モンには色々な可能性があるというお話から、まだまだ改善できる点や、工夫できる点があると感じました。これからも、食モンを使ってより面白く、食に興味をもってもらえるように取り組んでいきますのでよろしくお願いいたします！