ページ訪問者800人達成、ありがとうございます。熱中症には、冷静な対応を。

お盆も過ぎましたが、まだまだ猛暑が続いております。

レーベンのある神奈川県茅ヶ崎市辺りはそれ程でもありませんが、他の地域では40℃越えも何回かありました。

犬の散歩でも熱中症のリスクが高くなっています。

 

実は少し前に、レーベンのワンコも熱中症になりました。前回のクラファンの時に表紙を飾った｢ほのん｣です。

 

その日、私も朝の散歩に参加していました。薄曇りで、それ程暑くは感じない朝でした。人手もまあまあ多めだったので、長めの散歩コースで順番に散歩をしていました。

お散歩中、息が荒いな、口を大きく開けてるから暑いんだろうな、とは感じていました。日差しも出てきたので早く帰ろうね、と声をかけつつシェルターに戻りました。

ほのんは2階の仔犬部屋の住人なので（割と大人ですが）、散歩から戻って玄関で足裏を拭いてから2階に上がり、水に口をつける所を確認してから下に降りました。

その数分後、別のスタッフが2階に上がった際に足がふらつき嘔吐している状態のほのんを見つけ、すぐに代表を呼びました。

 

代表は症状を見てすぐに熱中症だと感じたようです。

浴室まで抱っこで連れて行き、水風呂に入れ、水のシャワーを当て続けました。

他にも保冷剤を体に当てたり、凍ったちゅーるを舐めさせたりと手当てを続け、徐々に落ち着いた状態に戻ってきました。

直ぐに対応できたことで、大事に至らずに済んだ、ということです。迅速な対応がとても大切なんだと、代表からも言われました。今回は適切な処置で、ほのんも元気を取り戻して本当に良かったです。

 

同じ散歩コースを歩いた他のワンコ達は変わりないのに、どうしてほのんだけ熱中症になってしまったのか。

 

おそらく、ほのんのメンタルが一番の原因ではないかと考えます。

ほのんは、お散歩の時間にいろいろなものがすごく怖いようです。

人、犬、車、大きな音などにビビり、早くと降りすぎようと全力で引っ張ります。普通に散歩している時も、ゼイゼイと息を荒げていることがよくあります。

そんな状態なので、暑くなると余計に呼吸数や心拍数が上がってしまうんだと思います。

 

だからといって、ほのんはお散歩しなくていいとは誰も思ってません。

トレーナーさんからも指導を頂き、少しでも楽しく散歩できるよう、ハンドラーは腕を磨いて行かなきゃならないですね。

 

毎日、ちゃんと犬達の様子を観察しながら散歩をして、辛そうな様子を感じたら早めに戻り、場合によっては処置を行う。

各自が判断し、適切に処置出来るようにならなければならない。

ボランティアそれぞれが犬達の命に対して責任があるのだ、と改めて感じました。

 

まだもう少し暑い毎日が続くと思います。

日中の時間帯を避け、楽しく安全なお散歩を心がけて参ります。