スタートから20日が過ぎました

スタートから20日が過ぎました。

中々思わしくありませんが頑張ります。

田中さんの記事が日本のアグリ雑誌に載りました。

(稲作に絞り込んでいるので年数が異なります。)

 

グローバル・アグリビジネス最前線④

ミャンマーの日本米市場に注目

日本米作りに挑戦し7年間

グリーンウェーブ

 グローバル・アグリビジネス最前線の第4回はミャンマーにおける日本米ビジネス。

急速な民主化と経済改革が進む中、アジア最後のフロンティアと言われるミャンマー。

 同国には78店舗(情報誌「Myanmar Japon」2014年11月)の日本食レストランがあり、ヤンゴンだけでも10店舗以上のスシレストランがある。現地スシレストランにおけるシェフのほとんどがミャンマー人。1990年代に訪日し日本国内のグルメ回転スシチェーンで修行した経験があるシェフもいる。お客は日本人駐在員や現地富裕層が多い。

 日本貿易振興機構の「ミャンマー食品・農業関連実態調査」(2014年12月)によると、ミャンマー人一人当たり米消費量は年間260kg。日本人の約4倍の消費量に当たり、ミャンマーは文字通り米主食大国である。ヤンゴンにおけるスシレストランのほとんどは、シャン州で採れる高級長粒種シャンライスを使用しているが、味は日本米に近い。

ミャンマーおいて日本米を耕作しているのは、有限会社グリーンウェーブの代表者である田中和雄氏だ。

同社長が2015年にミャンマーで収穫した「コシヒカリ」の販売価格はキロ当たり300円で、ミャンマー富裕層に飛ぶように売れるという。

「購入するミャンマー人の多くが訪日経験者で富裕層」と田中社長は説明する。

ヤンゴンから西へ200㎞離れたデルタ地帯イラワジにあるナルギスに1ha規模の水田において、今年4.5トンの日本米を収穫。日本国内農業の米作生産量と比較すると7割ほどにあたる。通常ミャンマーのインディカ米はキロ当たり30円で、10倍の価格で取引されているわけだ。

隣国タイからミャンマーに輸出される日本米は多いが、タイ産「秋田こまち」はミャンマー富裕層においてキロ当たり250円で取引されている。

日本米ビジネスは親日富裕層の間で始まったばかり。急速に経済発展が進むと予想されるミャンマーにおいて、日本からの日本米の輸出拡大の可能性もこれからだ。

田中社長が、ヤンゴン市長に頼まれて日本米をミャンマーで作り始めたのは2008年。日本で植木屋を営んでいた同社長自身、2007年までは農業に関して全くの素人だった。

日本とは異なる熱帯ミャンマーに日本の農業をそのまま持ち込んでもうまくいかない。「日本の常識が通じないのがミャンマーだ」と田中社長は失敗ばかりの過去を振り返る。

ミャンマーの雨季にあたる5月~10月は日照時間が短く、日本米の稲作に向かなかった。乾季にあたる12月中旬より田植えを始め、4月に稲刈りをする。12月から日照時間が長くなり雨季の前に収穫し終わるのがミャンマーにおける稲作のポイントだ。

籾殻と米ぬか、納豆菌で発酵したたい肥と籾炭を合わせた肥料をミャンマー独特の粘土質の土中に入れ、肥沃な土壌へと変えていった。

10年間に渡りミャンマーで農業を続け、低所得の現地農家の生活水準を上げることを目的に、ミャンマーの人々を支援してきた田中社長は、2014年に日本語学校「サクラフジテクニカルアカデミー」を開校。ミャンマーと日本との結びつきを深め、農業技術交流を広げていくことが両国の利益につながると同社長は確信している。

世界が求める日本の農業技術貢献をきっかけに、日本の農業を復興させることが可能。「世界から日本の農業を見直す時期が今だ」と、田中社長は語る。

経済成長が進むアジアにおいて、日本のグローバル農業ビジネスが成功する鍵が多く隠されていそうだ。

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