応援者紹介シリーズ②松本 哲哉 先生

今回は、松本先生との出会いを紹介させていただきます。

松本先生の応援メッセージはプロジェクトページに掲載していますので、是非ご一読ください。

松本 哲哉 先生は、日本化学療法学会と日本臨床微生物学会の2つの学会の理事長をされている大変ご高名な先生です。

新型コロナウイルスが猛威をふるっていた当時、専門家として毎日のように報道番組に出演していたため、一般の方も一度はテレビでお見かけしたことがあると思います。

私は東京医科大学八王子医療センターで、感染症対策委員会の外部委員をしています。

基礎研究者ですので、院内で特定の細菌が流行した際に遺伝子解析を実施し、感染源や感染経路の特定に貢献しています。

松本先生は、2018年まで東京医科大学医学部の微生物学講座の主任教授で、同大学病院の感染制御部の部長を兼任していました。

そのため、東京医科大学八王子医療センターの感染症対策委員会にも出席されることがあり、知り合うことができました。

松本先生のご留学先は、私と同じハーバード大学医学部の関連病院（松本先生はBrigham and Women's Hospital、私はMassachusetts General Hospital）であったため、お話しするきっかけとなりました。

松本先生とは、これまでにMRSA関連の共同研究を論文発表しています（Kobayashi et al. J Infect Chemother. 26:76-81; Yokomori et al. JMA Journal. 3:78-82; Moriya et al. J Infect Chemother. 26:862-864）。

松本先生との出会いをきっかけに、MRSA感染症の治療ガイドライン作成委員会の委員として、MRSAの疫学を執筆することになりました。

また、このクラウドファンディングの研究テーマでもある、「MRSAの感染症対策に貢献するバイオマーカーの解明と臨床応用を目指した基盤研究」で、松本先生から第6回 上原感染症・化学療法研究奨励賞を授与していただきました（推薦者は三鴨先生です！）。

今後も松本先生との関係を大切に、研究で恩返ししたいと思っています。