以前、ミツバチ生物回廊についてのご報告をアップいたしましたが、コスタリカ社会科学研究所の公式ウェブサイトにもより詳細な報告をアップいたしております。

　そちらについては、当研究所公式サイトの以下の記事をぜひご覧ください。

2023年８月〜９月コスタリカ訪問記（その２）　Pura Vida生物回廊

　コスタリカでは現在52ヶ所が生物回廊地区に指定されています。

　それは、「生物回廊プロジェクト」が52ヶ所あるという意味ではありません。

　それぞれの指定区域の中で、さまざまなアクターが各々生物回廊建設を担っています。ミツバチ生物回廊はたった一人の活動ですが、同じ指定区域でも別の生物回廊建設を行なっていたりしています。地域住民が主体的に回廊を作る対象の動物を設定し、調査などを経て回廊を作るのです。

　そのような「指定地域」が52ヶ所あるというだけであって、回廊そのものが52あるわけではありません。

　さて、前回のコスタリカ調査では、複数の地域の違った種類の生物回廊を視察しました。そのひとつめが前述のミツバチ回廊だったのですが、ふたつめに訪れたところは「幻の鳥」と呼ばれ、手塚治虫作「火の鳥」のモデルともなった「世界一美しい鳥」・ケツァールの生物回廊をつくっているところです。

　その調査報告も、当研究所の以下の記事に掲載しております。

　あわせてご覧いただければ幸いです。

2023年８月〜９月コスタリカ訪問記　その４：ケツァール天国の生物回廊

　そしていよいよ本命の私たちのプロジェクト、「なまけものの通りみち」の調査研究及び活動報告を、２回にわけて当研究所のウェブサイトに掲載しております。

　以下どうぞご一読ください。

2023年８月〜９月コスタリカ訪問記　その５：なまけものの通りみち（１）

2023年８月〜９月コスタリカ訪問記　その６：なまけものの通りみち（２）

　現地での調査にはまだまだ続きがあり、現在も鋭意分析中です。楽しみに続報をお待ちください。