サンブール地区の浄水器追加設置にむけて

こんにちは！中村絵理です。

この活動の挑戦も残すところ8日となりました。ここまで活動できているのは沢山の方のサポートがあってのことです。心より感謝申し上げます。

カンボジア滞在中、サンブール地区の暮らしに触れ、衛生面での支援を必要としていることを肌で感じました。全ての家庭に、貯水機である窯が設置されておらず、真新しい浄水器に住民の方々は使い方に戸惑っている様子でした。

サンブール住民の方によると、多くの生活水は、湖まで裸足で汲みに行ったり、雨水を一滴も無駄にせず溜めて使っているとのことでした。

浄水器設置を終え、街で夜ごはんを取っている時、隣のテーブルの女性に「どこから来たの」と海外特有のスモールトークが始まりました。私たちがカンボジアに来た理由を話すと彼女は私の手を握り「ありがとう。日本政府は本当に沢山の支援をしてくれている。感謝してもしきれない」と涙ながらに話をしてくれました。その時、ここまで活動をしてきて本当に良かったと感じると同時に、浄水器50個の設置で満足してはいけないなとも思いました。そこで、少しでも力になれたらと浄水器の追加支援を考えています。