プロジェクト概要

『学校で勉強する』 それが普通の事になってほしい。

 

東ティモールの農村部の710名の小学生(5・6年生)に、学用品(かばん・ノート・鉛筆など)のセットを贈ります。 CARE International はこれまでも現地での調査や教育センター設立などを行ってきましたが、今回は、子どもたちにより身近な支援を目的として新学期の始まる1月に学用品を贈り、中学校の就学率向上を目指します。

 

東ティモールの子どもたちが中学校に進学するため、皆様のお力を貸していただけないでしょうか。

 

 

 

国としての『独立』から、自分たちで生活していく『独立』へ

 

はじめまして。 公益財団法人 ケア・インターナショナル ジャパン マーケティング部の徳です。私は「いろんな境遇で生きる子どもたちの可能性を少しでも拡げたい!」という思いから、当時勤めていた幼稚園を退職し、国際協力の世界に飛び込みました。 2001年から2007年までの6年間、NGOの駐在員として東ティモールでの支援活動に従事した私は、入国後すぐに東ティモールが転換期を迎えている事に気づきました。

 

私が赴任した2001年ごろの東ティモールは、長い抵抗運動の末に独立を勝ちとった「誇り」と「喜び」にあふれていました。しかし、長い植民地支配の影響で産業の発展が遅れている東ティモールでは、独立後物価の高騰、失業率の上昇など様々な問題に直面します。その現実は、「独立したら、安心と豊かな暮らしが待っている」と期待していた人びとにとってより厳しいものでした。苦しい生活の中、人びとは、私のような援助関係者、援助機関への依存傾向を強めました。 

たとえば私自身、経済的自立を支援するプロジェクトで関わっていた漁師たちから、『モーターを買ってほしい』、『魚を買って販売してほしい』など、様々な要求を受けました。 自分たちが抱える問題を自分たちの力で解決するより、他者に頼ることを選択する人びと。そんな【誰かに従属することに慣れすぎた】メンタリティの中に、450年間の植民地支配の弊害を見た気がして、非常に複雑な思いでした。

私はその時、東ティモールに必要なのは、外国に支配され続けてきた人びとが厳しい現実を乗り越えて、未来に希望を持ち、自らの手で未来をつくっていくことだと思いました。
 

 

『大きくなったら何になりたい?』と聞くと『わからない』と答える子どもたち

 

未来に希望を持つために必要なこと、それは教育です。教育は人の可能性を拡げ、未来に希望を持つことを後押しします。しかし、その頃多くの子どもたちは将来の夢を描けずにいました。

 

(山の小学校で勉強する子どもたち)


東ティモールの子どもたちに将来の夢をたずねたら、その多くは『わからない』としか言わない事に気がつきました。 私は大学生時代など多くの国を回ってきましたが、どんな国でも子どもたちは「お医者さん」や「学校の先生」など夢を語ってきました。 しかし、中学校や高校に行けない東ティモールの子どもたちは、「自分たちが何かになれる」という考えを持つことすら知らないんだ、と痛感しました。

 

 

学業継続の困難さと学用品を買う事ができない家庭

 

自分たちが何かになれる-未来への希望-の欠如の原因は、学業を継続できない子どもたちが多くいる現状にあります。 学校で学び知識を増やすことは、子どもたちの可能性を拡げ、人生の選択肢を増やすことにつながります。しかし、東ティモールの初等教育過程(小学校)の就学率は83%と高いにもかかわらず、前期中等教育(中学校)は32%、後期中等教育(高校)では16%と、教育継続が難しい状況にあります。

 

CAREはその問題に早くから着目し、母国語の教育雑誌の提供という糸口から、教育継続には何が必要なのかを現地で調査してきました。 そして、東ティモールでは学用品への捻出困難から約60%の子どもたちが実際に退学、あるいは退学の危機にあることを突き止めました。

 

この調査結果のもと、私は勤務先であるケア・インターナショナル ジャパンに東ティモールに学用品を贈る3ヵ年プロジェクトを提案し、現在皆さんからの支援を必要としています。

 

 

学用品を農村部の子どもたちに

 

このキャンペーンでは、CARE東ティモールが実施している教育支援事業「Young Women’s Education in a Young Nation」を通じ、識字率が37%と低い農村地域の子どもたち710名に登校用かばんと学用品のセットを贈り、家計における教育費の負担軽減を目指しています。 一時的な支援ではなく、3ヵ年計画として来年度・再来年度にはさらに多くの子どもたちに学用品を提供する予定です。

 

 

どうか共に東ティモールの子どもたちの希望ある未来を支えてください。
よろしくお願いいたします。

 


支援金使途の詳細

 

目標金額200,000円のうち、150,000円はカバン 710個の製作費として。 50,000円は東ティモールへの輸送費や通信費など、必要経費として使用させていだきます。贈呈の様子など支援の過程について は、当財団Facebookで随時お伝えしていきます。

 


【引換券詳細】

・オリジナルステッカー

(※写真はイメージです)

 

・東ティモールの伝統織物【タイス】を使った小物

東ティモールの伝統的織物「タイス」はもともと、体にまとって着る衣装で、 地域ごとに織り方や織りこまれるモチーフが違っています。この織物を使った小物をお贈りします。


(写真はタイスの織物を使用した衣服です。)

 

 

・公益財団法人 ケア・インターナショナル ジャパン(http://www.careintjp.org/)

・みんなの笑顔と未来のために。CAREスマイルギフトキャンペーン

http://www.careintjp.org/membership/campaign/03.html


最新の新着情報