プロジェクト概要

チェンバロとフォルテピアノを備えた演奏空間古楽研究会<Space1F>では、経年劣化したエアコンを1機だけでも買い替え、楽器たちを守りたい!ご来場者が快適にコンサートを楽しめるようにしたい!

 

はじめまして。古楽研究会Origo et Practica(通称オリゴ)の会員と講師の川合由美子と申します。古楽研究会は1974年チェンバロ奏者 故 鍋島元子により創設されました。チェンバロを中心にバロック音楽の演奏と教育活動などを自主運営で行なっている任意団体です。7年前、建物の1階に小さな響きのよい演奏空間<Space1F>をオープン、私はその運営と管理も担当しています。

 

<Space1F>には古楽器の鍵盤楽器が4台保管されています。毎月第3土曜の午後には<東日本大震災チャリティ ワンコイン・コンサート>を開催、震災後のすぐ後5月よりスタートし、継続しています。ところが2機のエアコンが経年劣化して、1機は既に壊れてしまいました。もう1台の停止も時間の問題。今回は、壁埋め込み型のエアコン1機を買い替える費用を集めたいのです。

 

しかし、壁埋め込み型エアコンの購入費用が高いのです。楽器を守るため、皆様のご支援をいただけませんか。

 

(東日本大震災チャリティ ワンコイン・コンサート#1の出演者と)

 

チェンバロたちを良い状態に保つため、

エアコンでの気温と湿度の調整・管理が必須です!

 

Space1Fは、当会の主催のコンサート・講座・発表会開催のほかチェンバロ3台とフォルテピアノ1台を備えるレンタルスペースとして、皆様にお使いいただいています。これらの楽器をよい状態で使えるように保つには、気温と湿度の調整・管理が必須で、エアコンをほぼ1年中つけっぱなしの状態で維持します。

 

ところが真夏を目前に、2機あるエアコンのうち、1機が壊れてしまいました。室外機が経年で内部のさびが進み冷媒ガスが全部漏れたとのこと。開設から7年、もう1機も同時期に設備した為、停止は時間の問題、とのメーカーサービスの見立てです。

 

壁埋め込み型のエアコンですので、機種が少なく、また値段も高いのです。加えて、エアコンを設備してから7年経ち、修理部品は残りわずかとのこと、買い換えを勧められましたが、新規の本体のみで税抜44万余・・・!これに取付費やリサイクル費、消費税がかかります。

 

すでに壊れた方の1機の修理に13万円がかかってしまいましたので、手持資金がもう無いのです。このプロジェクトで資金調達できれば、1機を買い換え、安心して空調管理することができます。

 

(天井が高いので空調はエアコン2k機で。右側にももう一つ

吹出口があります。/チェンバロ・デュオのコンサートにて)

 

東日本大震災被災地のために、Space1Fで毎月第3土曜日の午後、チャリティコンサートを開催しています!2014年6月までに37回開催し、寄付総額が100万円を超えました!

 

主催コンサートの一つに、<東日本大震災チャリティ ワンコイン・コンサート>があります。毎月第3土曜午後、Space1Fで開催し、震災後のすぐ後5月よりスタート、8月で第39回を迎えます。

 

震災の報道を見て私たちに何ができるかと考えた時、
・この演奏空間を活かし、長く続けることで義援金を募ろう
・最多でも50席の会場なので、1回ごとの金額は大して多くはならないため、参加者の入場料500円と募金箱の金額全てを1円も減らすことなく、区役所を通じ日本赤十字社に寄託しよう

・そのために、会場とチェンバロなど鍵盤楽器を無償で提供、ちらし・宣伝・交通費、などの経費はすべて出演者・主催者側とも負担、当日の演奏者・スタッフも無償としよう

・これに賛同するチャリティを行いたい演奏者を公募して、一緒に開催していこう
と考え実行に移しました。

 

3年以上が過ぎ、また昨年から国内外各地での災害が多く発生したこともあり、残念ながら東日本大震災への意識が薄くなっている、といわれています。それは私達も実感しますが、今も復興はまだまだであり、今後も継続することに意味があると考えます。

 

多くの演奏者に無償で出演していただきました。2014年7月の第38回開催までで、寄付総額は1,037,026円となっています。

 

(Space1Fの室内セッティングの例)


小さな灯ながら当コンサートの継続、東日本大震災被災地支援の為に、そして来場された方々が、よい状態の楽器の音色を快適に楽しめるように。

 

音楽や楽器についてのご興味やご理解をお持ちの方々に、広く数多くめぐり合い、この危機を乗り越えて今後も楽器をよい状態に維持して、コンサートや練習で有効に使用し皆様にその響きを楽しんでいただくと共に、チャリティコンサートを継続することができれば本当にありがたい事と思い、このプロジェクトを実行しようと思いました。

 

Space1Fのエアコン1機の買い替え費用をご支援いただけませんか。

 

古楽研究会 Origo et Practica  http://www.origoetp.gr.jp
古楽研究会 Space1F  http://www.space1f.com

 

●Space1Fにある鍵盤楽器たち

 

M. スコヴロネック(1963年)作
 フレミッシュニ段鍵盤チェンバロ/ドゥルケンモデル(1745年)
音域 FF-f3 ピッチ415Hz
 とても長さのある楽器で、しっかりした深い豊かな音色。名匠が残した名器で、国内外チェンバロ奏者の演奏会やレコーディングにも使われています。


製作者のスコヴロネック(Martin Skowroneck、1926年~2014年5月)は、1950年代から現存するオリジナルのチェンバロの設計原理を研究、歴史的な構造のチェンバロ製作を行ないました。オランダのチェンバロ奏者G.レオンハルト(Gustav Leonhardt、1928年~2012年1月)の為に62年に完成されたドゥルケンモデルは愛器となり、数々のLP録音で使用され、多くの音楽ファンに古楽と歴史的チェンバロの魅力を伝えました。当楽器は1963年完成ですが、レオンハルトの楽器と同時に製作された3台のうちの1台です。詳しくは当プロジェクト<新着情報>でお伝えしようと思っております。


 引換えアイテムのCD『深層の陰と陽』は、この楽器での演奏です。


G. カルマン(1996年)作 フレミッシュニ段鍵盤チェンバロ/

 ルッカースモデル(1624年)コルマール
  音域 GG-e3 ピッチ392/415/440Hzに対応可能
同じフレミッシュでも、どちらかというと滑らかでふくよかな音色が立ちのぼります。鍵盤のスムーズさと装飾的な本体のペイントが人気のチェンバロです。製作者Geert Karman氏のサイトでは、この楽器で録音されたレオンハルトの演奏が聴けます。



R. シュッツェ(1965年)作 イタリアン一段鍵盤チェンバロ/

 フェッリーニモデル(ca.1695) 音域C-d3 ピッチ415Hz
プツンと弦をはじく感覚がよく感じられるのが17世紀イタリアンの特徴。名匠シュッツェが製作してから50年を迎えようとしていますが、初期イタリアバロック音楽のエネルギーを、この小さな楽器は生き生きと表現できます。



Ch.マーネ(1989年)作 フォルテピアノ/ルイ・ドゥルケンモデル(1794年) 音域 FF-g3 ピッチ430Hz
チェンバロが活躍した最後期と重なる時代のフォルテピアノ。小指の先ほどの小さいハンマーによる音色は柔らかく、ピアニシモも美しく響きます。モ―ツァルトやハイドンの演奏にぴったり。

 

引換券について

 

・サンクスレター

 

・東日本大震災チャリティ ワンコイン・コンサート<入場パス>

Space1Fで開催される当コンサート<入場パス>は、
2015年3月までの期間中に何回でも、1名様がご入場になれます。

 

・チェンバロ見学会<招待券>

演奏付き「チェンバロ見学会」で見て・聴いて・触って・・・
チェンバロを間近で体験できる、希少なイヴェントです。
2015年2月の第3土曜日、チャリティコンサート終了後を予定しています。

 

・鍋島元子CD

CDは5種類あるので、支援申込時にご希望をお知らせください。

 *演奏者略歴および収録曲詳細は、研究会サイトにて。

   http://www.origoetp.gr.jp

 

1) チェンバロ・バロック名曲選 Golden Age of Harpsichord Music PCDZ-1694/ハーモニー  2000年2月発売 3000円 【レコ芸2000年2月号・準特選CD】

同名LP(1978年録音、79年発売)のCD化。チェンバロ音楽黄金期の珠玉の名曲集。ブックレットでは曲目ノート(演奏者自身による)ほかを当時のまま復刻。

 

2) ロココの時代と革命前夜の音楽 SBCD-7000/Discover International ベルギー盤 1987年録音、89年発売 3000円

演奏者自身によるフランス語解説書の日本語訳(演奏者訳、古楽研究会発行) 付。

 

3) バッハとその先駆者たち CICD-920283/Discover International ベルギー盤 1991年録音、95年発売 2800円

CD。フランス、オランダ、イギリス、イタリアからの影響を跡づけ、さらに、ライプツィッヒ聖トマス教会合唱長クーナウ(バッハの前任者)の作品と、バッハの作品の対比を聴かせる、という構成。解説書の日本語訳(演奏者監訳、古楽研究会発行)付。

 

4) 鍋島元子チェンバロリサイタル『深層の陰と陽』~チェンバロに託されたバロック芸術の風景~ OPCD-001 2003年11月発売 2800円 古楽研究会自主製作盤

1997年4月4日(金)日本工業倶楽部にてのライヴ録音。鍋島自身による当日用プログラムを元にした詳細ブックレット付。

 

5) 鍋島元子チェンバロ・ラスト・リサイタル Cembalo Last Recital

PCDZ-1725/ハーモニー 2000年5月発売 3000円

1999年8月18日、ドイツ・ミュールハウゼンにおける生前最後のリサイタルライヴ。

曲目解説、ドイツ紙演奏評を盛り込んだブックレット付 。


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