平成27年10月25日(日)15時~17時

沖縄大学 3号館102号室

 

8月30日にバルンガラ村での水道完成をうけ、工事費用の精算もすべて完了しましたので、10月25日に沖縄大学にて完成報告会を行いました。

 

スリランカ命の水プロジェクト 経過報告

 

2012年8月 スリランカスタディツアーにてバルンガラ村訪問。水汲みの為に

      子供達が往復2時間を要している現状を知る。
2013年2月 沖縄スリランカ友好協会(以下当協会)理事会にて水プロジェクトの

      立ち上げを決定。
    7月 当協会総会で水プロジェクトを正式に立ち上げ。2年計画で活動開始。
2014年2月  商船三井にっぽん丸にてチャリティランチ会開催。
    4月 琉球新報ホールにてチャリティ公演開催。
    12月「READYFOR?」にてクラウドファンディングを開始。
2015年2月 バルンガラ村にて水道工事開始。
    6月 沖縄大学チャリティマーケット開催。
    8月 水道施設完成。式典と引渡し式を開催。

 

バルンガラ村について
 経済都市コロンボから約2時間移動したクルネーガラ県ポロガハウェラ市にある小さな山村で、国道から急斜面の山道を登った場所にバルンガラ村があり、現在160名が暮らしています。 

 村で使っている井戸への水汲みには女性や子供達が行い、生活用水は常に不足していてる状況です。また、経済状況は厳しく日雇い労働者が多く、海外への出稼ぎで家族の生活を支えている人もいます。

 スリランカ国内の主要部では水道が整備されていますが、この村はとりのこされた地域となっていました。 これまでに世界銀行などの支援で水道をひく計画が2回あり、2回とも失敗したことで失望し、村人からの要望で水プロジェクトがスタートしたにもかかわらず当プロジェクトに対しても懐疑的でした。

 

現地での水プロジェクトの様子
 村にはコミュニティセンターとしての役割をするお寺があり、僧侶グナラタナ氏が中心となって、村人に説明を重ねる事で理解を得ることが出来ました。
 スリランカ認定NPO法人ブライトムーンファンデーションに資金と施工管理の委託契約を交わし、水道工事技師のアーナンダ氏協力のもと、今年2月に水道工事がスタートしました。

 急峻の山道は車の通れない所もあり、人力で材料を運ぶこともありました。 

 日雇い労働を休むと収入が減るために、積極的に手伝いをしなかった村人も、完成間近には作業に参加して、8月30日に山頂のタンクから水が供給されました。
 現在、村人による水道管理組合が組織され、水道が完成した後の維持管理体制が出来ています。

 

工事費用
 当初井戸を掘る計画でしたが、固い岩盤、乾季の水不足、水質など考慮して、水道をひくことになり、円建て180万円で工事管理契約を交わしました。

 設置したパイプが当初より長くなったこと、円安の影響で資金が不足したため、工事費用は194万円となりました。(作業はボランティアで行われたため、材料費のみの費用となっています。)

 

バルンガラ村の今後
 村の水道管理組合では、経年劣化の修復費用も含めた水道料金を徴収し、維持管理を行っていく予定で、行政の支援も予定されています。

 当協会では、子供達が自分の夢を実現する為の教育の機会を充実させていけるよう、現地との交流を続けていく予定です。

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