~原発事故被災地のいのちを守る活動に継続的なご支援をお願いします~

支援総額

1,605,500

目標金額 700,000円

支援者
186人
募集終了日
2022年9月11日

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2022年08月07日 19:34

原発事故被災地の給餌・保護・TNR活動についての話①

 

クラウドファンディング10日目

皆様 応援ご支援ありがとうございます!

 

9月11日23時まで

まだまだ続きますが

成功するかを心配するのではなく

 

着実に皆様に、

ご理解が頂ける活動であることをお伝えしていくことを

継続していくつもりです。

 

今回の文章は長くなりますので

何回かに分けて書きたいと思います。

引き続きお読みいただけると嬉しいです!

 

 

 

原発事故被災地の給餌・保護・TNR活動についてのお話①

 

 

今日は、12年目に入った

東日本大震災による津波の影響で

原発事故が起きて避難区域となった場所での

長年の活動の話をしたいと思います。

 

震災が起きた2011年から、もう11年以上が経ってしまいましたが

まだ諦めの悪い保護活動家である私達は

現地での給餌・保護を続けています。

 

福島の被災地での活動は一筋縄ではいかなくて

 

●立ち入り許可書の問題

●毎日、何時でも立ち入りが自由ではない問題

●避難区域の設定が徐々に変化する問題

●除染や解体による問題

●野生動物の問題

●避難指示が解除されたことで起きる問題

などなど

 

ただ「保護する」だけでは解決できない事も

本当に沢山ありました。

 

私は、2011年5月から

福島でのペットレスキューに本格的に携わりました。

 

この時期の警戒区域内には、ペットとして飼われていた子や

その子たちが産んだ子たちがまだまだ沢山残されていました。

 

当時はペットレスキューでの立ち入りは認められず

ほとんどの立ち入りが無許可でした。

阿武隈高地の山の中を走り抜け

ゲートの監視が緩い場所から20キロ圏内に入りました。

 

※まだ原発事故直後のため立ち入ることに制限があって当たり前でした。

自慢できる事ではありませんがどのような場所であったかを

知って頂きたいために書きました。

 

犬猫のいる場所などは、他の活動家の方と連携もしていたため

情報を頼りに保護に向かいます。

 

まだ放射線量も高く

原発の立地町では、

平均で30~40マイクロシーベルト

空間線量で134マイクロジーベルトあった時もありました。

雨どいなどの下は桁外れな数値をたたき出していました。

 

この頃 保護した子たち

 

▲柴犬仮名ヘレン 大熊町大野駅前の新聞屋さんで保護しました。

後で大熊の方に聞いたのですがブリーダーをされていた方だったようです。

 

 

▲仮名ゆぴ 小高区の民家で子犬6匹を産み育てていました。

敷地には豚の足が落ちていました。

きっと近くの豚舎で亡くなった子を食べて

食いつないでいたのだと思います。

その後浪江の方が飼われていた子だと解りまして

飼い主さんの元に戻りました。

 

 

震災の年 2011年12月に 公益一時立ち入り という

国が動物保護の為に立ち入りを認めた時期があります。

 

▲ペットレスキューに入る前に相双保健所で荷物のチェックを受ける。

この頃は車にパンパンに

給餌用フードなどを詰め込んで活動していました。

 

 

私の人生はこの時期 大きく転機を迎えたのだと思います。

 

 

2011年12月には

まだ警戒区域という避難指示の区域設定でした。

 

その立ち入りの際に、私自身は 2団体に所属し

保護活動にあたっていました。

 

その一つが にゃんだーガード でした。

※栖(すみか)の前団体です。

 

この12月に行われたレスキューの際に

沢山の団体が参加はしていたものの

この時期に、全て救うことは難しいと考えた

所属団体の代表は命を繋ぐための

給餌器を用意しました。

▲上からフードを詰め込むと下から出る仕組み。

 

立ち入りの際に

緊急個体の保護をすると同時に、この時給餌器を設置しました。

 

まだ時間がかかる保護活動ですので

それまで命を繋ぐためにもご飯が必要でした。

 

しかし、継続されて行くと思われた

公益一時立ち入りのペットレスキューは

2011年12月の数週間のみで終わってしまい

その後の継続の見込みがまったく無くなってしまいました。

 

後で聞いたことは

ルール違反をした団体がいたとか、

メディアを入れた団体がいたからとか

継続されなくなったという事でした。

※遵守事項違反があったためとされています。

くわしくは 環境省のページ をご覧ください。

 

この時に入った団体は16団体で

最終日までに保護できた数は

犬34頭 猫298匹

だったということですが

 

最終日にも保護されず残っている子があちこちで見かけているのに

その後の立ち入りが出来ないなんて・・・

 

▲立ち入り最終日に見かけた犬たち

先頭にいる黒い犬は2013年まであちこちで見かけていました。

その後保健所さんが保護して下さって

里親さんのもとに行ったと聞いています。

 

その後も環境省や獣医師会の立ち入りで保護された子はいますが

ご飯を置かないで保護だけしても

このこたちの命は繋げられない。

 

どうにかして再度立ち入りが出来ないかと

考えていました。

 

 

実は、12月の立ち入りの時

富岡町 夜の森で三毛猫さんを保護しました。

 

▲保護したその時からべたべたで

その日はボランティア仲間の荒木さんのお宅で過ごしました。

震災から9ヶ月ぶりのふわふわのお布団だったと思います。

 

 

私はこのこを、富子と名付けていたのですが

富子を保護した場所の住所に住んでいる方に

役場を通して連絡をしていただくと

そのお宅で飼われていた子だと解りました。

 

本当のお名前は カンナちゃん でした。

 

カンナちゃんには兄弟のように過ごしていた

こげ茶白の ココアくんがいて

 

▲右上がココアくん

 

飼い主さんはまだ諦めずに探しているという事を聞きました。

 

やはり 私もこのまま諦められない。

 

警戒区域の中にいる子たちを最期まで保護してあげるまで

給餌を続けたいと思いました。

 

その後は、保護依頼をされた飼い主さんとのやり取りをし

飼い主さんたちと協力しながら

一時帰宅や公益の立ち入り許可書を取り

保護活動を続けることが出来るようになりました。

 

すべてはこの地域の子たちに責任を持ちたいと思ったからでした。

 

12月の立ち入りの時に給餌器を置いて

みんなまたこの箱にご飯がいっぱい満たされるのを

待っているはず。

 

ほとんどの団体は

2012年になりこの地域の保護活動から離れていきました。

 

でも、私一人では無理な数が残されていて 

 

こんな私の思いと気持ちを共にしてくれた

団体やボランティアさんも

引き続きお付き合いくださいました。

 

すべては保護できないかもしれないけど

同じ志の人たちと

一匹でも多くこの地域の子を出してあげたい。

 

実際保護出来ずに亡くなってしまった子もいましたし

力不足を痛感するばかりの活動でした。

 

▲殺処分を待つばかりの牛たち

活動中に立ち寄り牧草を与えていましたが

充分な量も与えることが出来るわけもなく

やせ細っていて

間もなく殺処分となってしまいました。

放射能汚染されたからと、

今目の前で生きているのに

助けてあげられない。

沢山の悲しみを経験しました。

 

牛・豚・イノブタ・ダチョウ・鶏など

犬猫だけでは無い

本当にたくさんの生き物が犠牲になりました。

 

 

数年間 静岡から通って行ってきたこの活動も

ついに限界を感じ

 

2014年1月 福島県に移住 して

この活動を継続することにしました。

 

 

 

 

※当時の事思い出しながら書いているのですが

さすがに10年以上経過して忘れてしまった事も

忘れたかったことも沢山ありましたので

上手くまとまりませんでした。

読みにくかったら申し訳ありません。

 

 

 

今回はここまで。

 

読んでくださいましてありがとうございます<(_ _)>

 

※この子は2012年富岡町にいた子です。

その後毒餌を食べたことで亡くなったと聞いています。

子犬たちは保護されて里親さんが決まったという事でした。

この子が生きていたということを

知って頂きたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

リターン

500+システム利用料


感謝のメール①

感謝のメール①

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サンクスメールと写真をお送りします

支援者
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ランチ1食分くらいならいいか、と思ってくださる方、よろしくお願いします。
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発送完了予定月
2022年11月

3,000+システム利用料


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よろしくお願いします。
サンクスメールと写真をお送りします

支援者
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発送完了予定月
2022年11月

5,000+システム利用料


感謝のメール④

感謝のメール④

よろしくお願いします。
サンクスメールと写真をお送りします

支援者
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在庫数
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発送完了予定月
2022年11月

10,000+システム利用料


感謝のメール⑦

感謝のメール⑦

よろしくお願いします。
サンクスメールと写真をお送りします!

支援者
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在庫数
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発送完了予定月
2022年11月

10,000+システム利用料


感謝のメールとがま口小銭入れ

感謝のメールとがま口小銭入れ

よろしくお願いします。
サンクスメールと写真と会津木綿のがま口小銭入れをお届けします。
ボランティアさん手作りの小銭入れです。

支援者
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在庫数
完売
発送完了予定月
2022年11月

10,000+システム利用料


追加 感謝のメールとがま口小銭入れ

追加 感謝のメールとがま口小銭入れ

よろしくお願いします。
サンクスメールと写真と会津木綿のがま口小銭入れをお届けします。
ボランティアさん手作りの小銭入れです。

支援者
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在庫数
6
発送完了予定月
2022年11月

30,000+システム利用料


感謝のメール⑤

感謝のメール⑤

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支援者
12人
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感謝のメール⑥

感謝のメール⑥

よろしくお願いします。
サンクスメールと写真をお送りします

支援者
3人
在庫数
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感謝のメール⑧

感謝のメール⑧

よろしくお願いします。
サンクスメールと写真をお送りします

支援者
1人
在庫数
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2022年11月

300,000+システム利用料


感謝のメール⑨

感謝のメール⑨

よろしくお願いします。
サンクスメールと写真をお送りします!

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年11月

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