西日本豪雨災害から「大切なもの」を残す取り組みを伝えたい！

西日本豪雨災害から「大切なもの」を残す取り組みを伝えたい！ー書籍「残す。西日本豪雨災害　私たちは真備に何を残そうとしたのか」制作プロジェクトーにご支援いただいた皆様に心より感謝申し上げます。

 

書籍「残す。」は800冊制作し、完成からこの約1か月間、ご支援者皆様に返礼品として配送するとともに、執筆者のご協力のもと国立国会図書館をはじめ災害支援関連機関・チーム、岡山県各市・町の主要な図書館、公民館に寄贈いたしました。

部数に限りがある中で、

◆図書館・公民館・大学図書館など、これから永くこの本を所蔵してくださり、いざというとき自由に検索・貸出される場所であること。

◆災害支援、文化財保護などに取り組んでおられる方・チーム・機関。

◆西日本豪雨災害の際に、各執筆者の支援・協力者であった方々・チーム。

を念頭に本を寄贈いたしました。

 

書籍は現在約100冊残っており、今後も引き続き本が活かされる場所にお配りいたします。一部ではありますが、これまでの寄贈先は以下をご参照ください。
西日本豪雨災害 『大切なもの』無償応急処置、出来る事を出来るだけチーム | Facebook

 

【収支の報告】
 皆さまからご支援頂いた資金¥1,290,000（クラウドファンディング手数料20%を差し引き¥1,006,200）は、書籍制作・印刷・製本代金¥1,183,600、その他返礼品代金¥59,000、書籍送料として使用させていただきました。心より感謝申し上げます。

 

ープロジェクト完了。ありがとうございました！ー

以上を持ちまして書籍「残す。」の製作プロジェクトを完了とさせていただきます。

各所への本の寄贈では、執筆者の皆様にも多大なご協力をいただいておりますが、そのことを通して、それぞれのチーム・機関が、県内外、多様で深いつながりの元、これまで活動されてこられたことを実感する機会ともなりました。

執筆いただいたすべての方々、チームの皆様に改めて敬意を表するとともに感謝申し上げます。

 

西日本豪雨災害から今年の7月で3年となり、今もこれからも活動を続けるチーム、活動を終了するチームがあります。でも、それはとても自然なこと。少しずつ、確かに、真備が元気になっている証のような気がします。

 

最後に、災害に関してのみならず、「人のため、地域のため、社会のため」って口にすること、行動することってなんだかこっぱずかしい。。。正直なところそう考えて生きてきた私の「こじれた美意識」を木っ端に崩したのは、災害であり、行動する方々の姿でした。

もちろん行き違うこともあり簡単ではありませんが、人、地域、社会と正直に、等身大で先ずは向かい合ってみる事、「私はこれならできるよ」と恐れながらも踏み込んでみる事から始まる出来事、関係性がきっとあると今は思います。

このプロジェクトチャレンジもそうでした。

皆様の温かいご支援、改めて心より感謝申し上げます。

ありがとうございました！