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檀家制度によらないお寺と個人の関係性で消えゆく近所のお寺を救う

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支援総額

1,000

目標金額 1,500,000円

支援者
1人
募集終了日
2021年2月8日

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プロジェクト本文

▼自己紹介

私達は、コロナ禍で急に肉親が亡くなられて緊急で駆けつけたい。しかし、どうしようもない事情で葬儀が出来ない。そんな時のセーフティーネットとして、喪主様の代理をする葬儀サイトwww.takususou.cloudを運営しています。

現代は、インターネット葬儀の台頭で様々なプランの明瞭化や見積書の提示等、従来型の葬儀の流れを大きく変えていますが、私達はリーガルチェックを受けた契約書を取り交わす事により、葬儀後にお互いにトラブルにならない、健全なサイト運営を心がけています。

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

葬儀が簡素化され、喪主の金銭的な負担や精神的な心配も減りつつある中で、もう一度葬儀のあり方を考え消えゆくお寺を救いたい。

 

私達は、セーフティーネットとなる代理葬や火葬式を提案していますが、どんな形式であれお坊さんにお経を唱えてもらいたい。その場しのぎのお坊さん手配サービスはあるがその後の法要等も行いたい。

 

しかしながら、寺院とのお付き合いは祖父母、両親が行っていて付き合い方が分からない、また檀家制度が複雑で、葬儀社に聞いても菩提寺と相談して下さいとしか返事が返って来ない。

 

一方で、離檀や墓じまいといったケースが増えて寺院の存続が危ぶまれている。

 

家の近くにお寺があるのに敷居が高くて相談も出来ない。

 

むかし、子供のころ近くのお寺の境内で遊んだ、そんな経験を現代に蘇らせる事でお寺が身近になり、減りつつある寺院の手助けになるのではないか。

 

私達のスタッフは、私も含め全員ひとり親です。自分自身の親にもし何か起こった時に誰に相談して、葬儀をすればいいのか?

金額的な制約のある中で、負担にならない出来る限りの供養もやりたい。

 

そんな時、気軽に相談できるお寺が近所にあればいいのに。

 

人々は、普段から周りの人が亡くなることは考えていない為、事が起ってから慌てる。

後から、こんな風にしてあげれば良かったと考えます。

そうではなく、いつも心の片隅に万が一の時に相談できる頼りになる場所が近くのお寺である。

 

そんな気持ちでこのプロジェクトを立ち上げました。

 

 

▼プロジェクトの内容

 

 

2020年現在、日本のお寺は7万7000箇所であり、2040年には50000箇所になると言われています。

お寺は、祈祷のみを行う祈祷寺と檀家を持ち亡くなった方を供養する回向寺に分かれています。

 

文字通り祈祷寺とは、無病息災、家内安全等をお祈りするお寺でその収入源は、一般の人から得る祈祷料、おみくじ等の物品販売、あるいは拝観料等で、ある程度の規模で有名寺院が含まれます。

 

対する回向寺とは、江戸時代から続く檀家制度に支えられている寺院で、収入源は檀家の家族の葬儀に始まり、その法要、永代供養料になっています。つまり、その地域の檀家によって寺院の経営が成り立っています。寺院の建て替え、修復も檀家が負担しているのが現状です。

 

先に述べた寺院の減少は、圧倒的に回向寺に対するものと考えられています。

 

 

 

そもそも江戸時代から400年続く檀家制度とは何か?と言うと、江戸幕府がキリシタンを弾圧、排除する為、民衆たちが檀家であることの証明書の発行を日本全国の寺院に義務付けた(寺請制度)が始まりで、寺院と檀家のつながりを強制したことによる制度です。

 

しかし、現在では地方を中心に集落の高齢化や過疎化、地域共同体の希薄化で檀家制度が揺らいでいます。

 

明治になり、信教の自由が憲法で保障されるようになりましたが、改めて改宗する人もなく、古くから続く制度に依存して生きているのが現状です。

 

 

 

つまり、家の宗派と実家から離れて暮らす人々の宗教及び宗派は、その個人が選択することになります。

 

 

では何故、お寺の経営が危ぶまれているのかと言うと、先にあげた地方集落の高齢化や過疎化と共に葬儀の簡素化、粗雑化や檀家の減少が原因としてあります。

元来、葬儀は近くのお寺が執り行っていましたが、近年では、利便性や葬儀価格の明瞭化によりセレモニーホールや斎場に移り変わっています。

 

その影響で、葬儀価格が定額になり、葬儀の形式も家族葬や通夜を行わない一日葬の比率が多くなって来ています。

 

そんな中、従来資産運用として集合住宅の建設を推進していたデベロッパーが投資額の低い家族葬に対応した小規模な葬儀会館の建設を勧めるようになり、各地で小規模な会館が乱立しています。

中には閉店したコンビニを居抜きで葬儀会場としている所もあります。

 

そういった最新施設は、清潔で空調管理もされており、現代の葬儀には適しています。

 

 

一方、従来からのお寺は、檀家制度により『家から個へ』の変化に対応出来ずに自身の寺院での葬儀は行わず、葬儀会館へ読経のみの派遣で維持費を稼ぐ僧侶も増えつつあります。

 

しかし、それは一時的なしのぎにしかならず、根本的な寺院の存続という問題の解決策にはなりません。

 

私が子供の頃、近所のお寺で住職の奥さんから習字や勉強をを習ったり、境内で遊んだり、地蔵盆で皆でお菓子をもらったり、また葬儀の時にはお寺で葬儀を行って人の死というものに身近に触れた風景はそこにはありません。

 

たった4、50年で、葬儀に関わる儀礼のほとんどが新しく建設されたセレモニーホールなどに奪われています。

 

 

しかし、コロナ禍においても、蜜を避けるような少人数での葬儀で、開けっ放しの本堂であれば換気の心配もなく、時代に適応した葬儀の形式であるのではないでしょうか。

夏のうだるような暑さや凍えそうな冬の日の葬儀も短時間であれば我慢は出来るであろうし、逆に故人を偲ぶ時、良い思い出になるようにさえ思います。

 

 

新しい簡易なすぐに取り壊される建設物を増やすのではなく、古くからあるお寺という建造物を使って行く事が現在、社会をあげて取り組んでいるSDGs活動への貢献になると考えています。

 

2040年には全国の死亡者数の推計が140万人と言われる中で、逆に2万7000軒もの寺院が消滅の危機にさらされている。

 

 

今、ここで個人の葬儀に対する想い、寺院の葬儀に対する向き合い方を立ち止まって、もう一度考える事により、寺院消滅の手助けになるのではないかと思いこのプロジェクトを開始しました。

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

寺院の収入源は、祈祷寺を除くと多くお寺は葬送儀式に関わる収入になります。

檀家との関係性が良好で経営が安定している寺院もある中で、一方で檀家離れや墓じまいで存続が危ぶまれている寺院が多く存在しています。

 

本来、葬儀をご紹介する私達のサイトにも

 

●葬儀の打ち合わせで、細かい価格についての説明がなかった。

 

●葬儀後の法要の予定表を一方的に僧侶から渡されたが、金銭的な問題もあり断りたい。

 

●本人は、無宗教であるが近くに住む兄弟の事を考えると迷惑をかけるので、お寺様の言う通りせざるを得ない。

 

●そもそも、家の宗派が分からない。

 

等、疑問に思うことを僧侶に気を遣って聞くことが出来ない、または口に出してはいけない雰囲気がある。

 

そう思わせる感情を消して行くことが個人とお寺の距離を縮める事になります。

 

 

 

 

 

(後継者がいなくなって、無人になった近くのお寺、子供の頃住職の奥さんが習字と勉強を教えていました。20年前に檀家から修繕費を徴収して修復したが、その後空き寺になった。)

 

 

 

以前から寺院については、収支が不透明で経営という概念とはかけ離れた存在であったと思われます。

 

 

それは、檀家制度に縛られて、自由に経営が出来ないという側面もあったとは思われますが、檀家でない方の寺院での葬儀を受け入れて来なかったことにも原因があると考えています。

 

 

しかしながら、郷愁もあり、お寺で葬儀を行いたいという個人の方も存在すると考えられます。

 

 

ただ、寺院側も、現在の檀家とお付き合いを壊してまで、新しい葬儀のあり方について発信して行くには問題が多いと思っているのではないでしょうか。

 

それらの多くの問題を解決するには、過去にタブーとされていた寺院の経営を数値化し、寺院と檀家の関係性をもう一度見直す必要性があると考えられます。

 

時代にそぐわない高額な葬儀儀礼をある程度身近な金額設定にして葬儀の件数を増やし経営を安定化させる事が、その後の法事、供養等の依頼の増加に寄与するはずです。

 

それと共に、いかに新規の檀家(お付き合いをする個人)を増やして行くかが経営を安定させる重大な要素となります。

 

 

高齢化社会で、これまでの檀家制度に疑問を抱く方も増えつつある中で、寺院側が新たなお付き合いが出来る個人を発掘するには、契約書が重要な鍵となります。

 

 

これまでのお寺と檀家関係では、契約書は存在しておらず、昔からの慣習で全て運営されて来ました。いわゆる一見さんは存在しておらず、お寺と檀家は1本の線で繋がっていました。

 

 

他方、喪主となる側の年齢は若い世代の方が多く、葬儀のやり方、その後の供養の方法は分かりません。

 

 

葬儀のみを希望している方やその後の供養もお願いしたい。人それぞれ様々です。

 

 

誰しもが不安を抱えたまま葬儀に直面するわけですが、そこで明確に記載された契約書があることで、葬儀のみで、寺院に気を使いながら葬儀をしなければならないこともなく、またその後の法要に関しても明確に記載された契約書があることで、寺院での葬儀を安心して行うことも出来ます。

 

これにより、近所のお寺と個人が、最初は点と点であっても、お寺と個人の関係性がより身近に感じられるようになり、その距離が縮まっていくと考えています。

 

 

それと同時に必要なのが、葬儀価格の明瞭化になります。

 

 

近年の葬儀は、インターネットを介した葬儀が売上を伸ばしています。

様々なプランを用意して定額プランと称して従来不透明であった価格を明瞭化して、事前に葬儀費用の目安を提示することにより、急な場面でも安心して葬儀を行える事が出来ます。

 

従来型の葬儀は、漠然と100万とか200万とかいったように見積書の提示もなく、断れない状況に不安を感じる人も多かったと思われます。

 

元来、お寺での葬儀は、会館を借りる費用もなく、本堂には装飾もある為、余計な祭壇の必要もないことから高額にはならないはずです。そのような事を発信することで、新しい檀家(個人)を獲得出来るようになります。

 

 

 

 

寺院が自助努力で収益を上げることにより、既存の檀家の年会費や管理費の負担も軽減され、寺院と檀家のあり方の改善にも繋がると想います。

 

また、葬儀とその後の儀礼に関する質問をお寺の住職に答えてくれるプラットフォームの運営により、お寺と住人の距離が近くなり、人々が安心感を得ることが出来ます。

 

 

私達は、インターネットによる事前価格の提案とこれまでに手つかずであった法的に有効な契約書の作成により、寺院の新規顧客の獲得により、経営を安定させることで、開かれた持続可能なお寺の存続を後押ししたいと考えています。

 

 

▼集まった資金の使途

 

全国にある寺院のデータベース化によるスタッフ(ひとり親)増員資金   :80万円

(リターン購入者の地域を優先させて頂きます。)

 

葬儀とその後の寺院との付き合い方に関する契約書作成費用(弁護士料金) :20万円

 

近くお寺が検索出来るサイトのリニューアル費用             :50万円

 

 

 

【プロジェクト終了要項】

 

リリース完了予定日    
2021年03月01日

 

ウェブサイト・アプリ内容    
寺院葬儀に特化したWebサイト

 

 

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プロフィール

突然の7年間に及ぶ介護生活、それまであまり意識していなかった親の死を身近に感じる中で、自身の終活とライフワークとして、人の死と葬儀を考える。

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リターン

1,000


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プロジェクトの支援

御礼のメール
どのように葬儀が変わって行くのかを定期的にメールでご報告します。

申込数
1
在庫数
299
発送完了予定月
2021年3月

3,000


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寺院の方の支援

御礼のメール
匿名によるお寺に対する葬儀の金額とその後のお付き合いの情報提供

申込数
0
在庫数
150
発送完了予定月
2021年3月

1,000


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