当プロジェクトのパンフレットを2000部ほど印刷いたしまして、鉄道保存施設などに配送させていただきました。

 

早速、千葉県いすみ市の「ぽっぽの丘」の社長さん、群馬県安中市の「碓氷峠鉄道文化むら」の施設長さんから、設置協力にご理解のお電話が掛かりました。 大変恐縮いたしました。

 

ぽっぽの丘には、所有財物と借用財物があります。 もちろん所有借用の別を問わず、見る側にとっては鉄道車両です。

それぞれの個性を踏まえて、多くのボランティアや地元の方の協力の上で保存されています。

社長さんも、「ボランティアの人達は、好きで来てくれている方々で、こちらから望むことはしない」としながらも、腐食する車体補修に率先して手を挙げて労をいとわず頑張ってくださっているそうです。

私も以前視察に伺いました。 多くの車両に目を奪われがちになりましたが、最も大切なことは展示後の維持管理です。

社長さんからも、「ボンネットの保存方法を参考にしたい」というご期待を伺いました。 言わば、保存された車両にはもう退路はありませんが、見せ方次第では高い評価基準になるという意味です。

勿論、社長さんには足許にも及ばない微力ですが、相互に励ましあう事が、次のビジョンになります。

 

碓氷峠鉄道文化むらにも多くの車両が展示されています。 その多くが、クハ489-501と同じ展示状態です。

施設長さんから以前、「出来ればここにクハ489-501を展示したかったなぁ」と直接伺ったことがございます。 私も同感の立場です。

知っての通り、鉄道車両保存の方法は、廃車する側の鉄道会社の方針、それも時々刻々と変化しています。

クハ489-501の場合は、小松に設置される直前まで、JR西日本から口外しないようにとの厳しい情報統制を敷かれました。 ですので設置や移動はおろか、全てにおいて情報発信出来ませんでした。

結局、クラウドファンディングも出来ずボロ隠しの簡易的なパテの厚盛りになってしまい、展示に適う実際の補修は行えていませんでした。

 

でも、小松市が手を挙げてくれなければ、クハ489-501はもうこの世に存在しませんでした。 他の自治体や鉄道保存施設よりも、小松市がちょっとだけクハ489-501を解体する情報の入手と、予算措置のタイミングが間に合ったというレベルです。 それだけで奇跡というべきでした。

 

碓氷峠鉄道文化むらも、車両部品の盗難問題、補修費用の予算措置など、多くの難題がある中、最も助けられている方々は、実はファミリー層なのだそうです。

子ども達の夢や好奇心に応えられる施設であるために、大人が常に綺麗にする努力をするのは当然です。

鉄道ファンの世代もどんどん幅広くなる中で、鉄道保存に少しでも興味を持って貰わないと、保存施設の大儀に適いません。 保存維持の方法としての当プロジェクトへのご支援を、これからもどうぞよろしくお願いいたします!

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