こんにちは、監督の吉本です。

今回は、自分が何故この映画を作ることにしたのかを書こうと思います。

 

私は、2011年3月11日、フィリピンにいました。

十分な情報も入ってこない中、日本は本当に大丈夫なのか?自分は本当に家に帰れるのか?という不安にさいなまれました。今考えると、その時の「何かしたい、でも何も出来ない。」という強い感情が、僕の足を被災地へ向けさせたのかもしれません。

 

 

帰国後、私は働く予定であった会社を辞め、被災地へ映像を撮りに行くことになりました。

不安も当然ありましたが、今こそやらなければならない、という強い思い。そして、今行動しなければ、自分は一生行動できないのかもしれない、という恐怖。それが僕の心を突き動かしていました。

 

何かあてがあったわけでも、作品の完成形が見えていたわけでもありません。でも、行く。

行かなければ始まらない。行動しなければ、誰も救われない。

そう信じることで、どうにか自分を保つ事が出来ました。

 

 

今振り返ってみると、やはり無謀なことだったと思います。いろいろな人に迷惑をかけました。それでも、いまこの映画を多くの人に届けられるのは、あの時の自分の踏ん張りがあったからだと感謝しています。

 

これからも、多くの人にこの映画を観てもらうために、地道に一歩一歩、上映活動を続けてまいります。ご支援、ご協力よろしくお願い致します。

 

 

2012/03/25 監督、ヨシモトリョウ

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