プロジェクト概要

プロジェクトの終了が報告されました

 達成の御礼とネクストゴールについて(11/2追記)

 

皆様からの御支援により、募集終了まで日を残し、無事に目標金額を達成することができました。本当にありがとうございました。

 

終了日までまだ少しあるので、最後まで期間を走り抜けるという意味も込めてネクストゴールを設定いたしました。引き続きいただいたご支援は、ワークショップ体験工房の設備費として、大切に使わせていただきます。

 

11/11(土)23:00まで、どうかよろしくお願いいたします。

 

染物をもっと身近なものに。日本の伝統に触れ、オリジナルの印を染め抜ける、ワークショップ体験工房を作ります。

 

初めまして、水野染工場・代表の水野弘敏です。水野染工場は、明治40年から旭川で印染(しるしぞめ)業として商いをしてきました。私は4代目に当たります。

 

1997年に社長に就任してからは、「時代の変化に合わせて常に挑戦を繰り返す」をモットーに、印染の魅力を全国に、世界へも伝えるべく働いて参りました。自社サイトの立ち上げ、東京浅草への出店(染の安坊)など、積極的な発信に努めています。

 

明治から続く旭川の工房に加え、現在は浅草にも出店しています

 

印染を手がける会社は、戦前は14,000社ありましたが、平成元年には1400社、現在ではわずか300社ほどに激減しており、20年後には100社を割ると予測されています。

 

私は、子どものころから遊びとして印染と触れ合ってきました。染色は熟練の職人が誇るべき技術ではありますが、初歩的なものであれば誰でも楽しめる、敷居の低いものでもあります。

 

そこで、印染を体験することができるワークショップ工房を開くことを決めました。場所は、現在店舗を構える浅草。11月にオープンを控えていますが、まだその設備費の一部が足りません。

 

このプロジェクトそのものが、印染という日本が誇る伝統技術を知っていただく機会になればという願いもあります。みなさま、どうかご支援のほどよろしくお願いいたします。

 

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伝えたい想いを込めて染められた布、それが印染。

 

 印染(しるしぞめ)とは

織物に文字や記号、マークなどの「印」を染め付けること。祭りの袢天や衣装などに屋号や紋、名前を染め抜くことで「自分は〇〇の所属である」ということを示す他、「商いの目印」としての暖簾、街中の幟、大漁旗、社旗などにも使われます。また、戦国時代には敵味方を見分ける幟などでも使われました。歴史的にも、長らく私たちの日常生活に溶け込んできたものです。

 

つまり、「自分は何者であるか」を布に染め付け、他者に示すものが、印染の本質です。もっと自由に捉えてみれば、何か伝えたい想いを込めて染められた布であれば、現代においては、それも印染と呼べるのかもしれません。

 

ひとつひとつが手仕事なので、用いる道具や染料が同一でも、その職人さんの手癖や技術力によって、気候によって、地域によって、二つとないものが染め上がるのは不思議なものです。また、長い時間をかけて風化したものを美しいと捉えるなど、多様な価値観が許されるのも、伝統文化ならではの魅力だと感じます。

 

大漁旗ワークショップ
長い歴史の中で、技法や染料、顔料が進歩し、
より緻密で複雑なイメージも表現できるようになりました

 

手ぶらで体験できて、その日のうちに持って帰れる。初めての方にこそ来てほしい、気軽な工房です。

 

そんな印染の魅力を、気軽に一般の方にも体感していただけるよう、このたび東京・浅草にワークショップ専門の工房を新設することとなりました。そこでは、オリジナルデザインの手ぬぐい、お揃いの半纏、代々と受け継がれていく屋号の入った暖簾や幕など「他にはない、私たちだけの印」を持つことできます。

 

私自身、アメリア、アジア、ヨーロッパを周って「手ぬぐい」「大漁旗」など日本の文化について話を聞いていると、クラフトマンシップ=自分でやってみたい、体験してみたいという声が多く上がりました。実際、今年もアメリカやシンガポールフランスにて、ワークショップを開催しましたが、毎回非常に盛り上がります。

 

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海外で大人気のワークショップ

 

だからこそ私たちは、全く染色をやったことがない方に、ぜひ体験してほしいと考えています。来店いただければ、すぐに始められるようにセッティングをしてお待ちしています。ひとりでも、お子様と一緒に体験したいご家族でも、観光ついででも……ふらっと立ち寄って、どなたでも気軽に体験できる場になることを目指します。


また、染めたものは基本的に、体験したその日に持ち帰りが可能です(内容によっては、洗い落としのみ後日ご自宅で行ってもらうもの、または後日配送にてご自宅までお届けする形となります)。

 

 

 店舗概要

東京都台東区浅草1丁目21-1
2017年11月22日オープン
営業時間:10:30〜19:00

 

作業時間:初級60~90分、中級約180分、上級1~2日

定員:8人前後(内容によっては少人数集中コースも)
※指導員が2~3名つきます。

※制作の前後に、印染、大漁旗などの歴史についての軽いレクチャーも。

 

このたびは、この新しい店舗の設備資金の一部をご支援いただけないかと考えております。

 

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初めての方でも気軽に、でも本格的に指導します

 

千年続く印染の世界を未来へ。

 

ワークショップを通じて、染物をより身近に感じていただければ何よりです。そしてその中で、再び染物の魅力に目を向ける方が増え、伝統の中に新しさを創っていくことができれば、こんなに嬉しいことはありません。


基本的なワークショップ開催が定着してきたら、その後やってみたいことはまだまだたくさんあります。例えば、染物に不可欠な「色」を一から作るワークショップ。草木など自然素材を野外に調達しにいってみる。はたまた色の元となる植物を育ててみる……。お店が、染色の根源的な部分にまで触れることができる「実験室」のような場になれば、より面白い化学反応が起こってくるのではないかと期待しています。

 

まだまだ挑戦したいことはたくさんあります。染物業界は斜陽だなんて言わせません。今回のお店は、その一つの証となる拠点にしていきます。どうかご支援のほどよろしくお願いいたします。

 

 


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