コンゴの過去、今、未来

 

前回の新着情報では、テラ・ルネッサンスとはどういう団体なのかを紹介しました。国内を含む6か国で活動している私たちが、どうして今このプロジェクトに挑んでいるのか。今日はそのことについてです。

 

もともと、コンゴは天然資源に恵まれた豊かな土地でした。しかし、海外から来た人間に開拓されるにあたって、その資源の豊かさゆえに奪い合いの戦場となっていきます。

 

プロジェクトページにもあるように、1998年以降の紛争で540万人もの人々が亡くなりました。そして、こんなにも被害が拡大してしまった要因の一つには、国際社会からの関心があまり向けられなかったという事実があります。

 

 

 

紛争では、約20万人の女性や少女が性的暴力の被害を受けたと言われています。家族やコミュニュティーの前で行う集団強姦や、刃物で性器を傷つけるなど、残虐なものが数多く報告されています。

 

 

私たちがいま支援しようとしているのは、 このような想像するに堪えない過去を持ちつつも、自立し、社会復帰にむけて一歩ふみ出そうとしている女性たちです。

約60人のうち40人は、すでに職業訓練を修了しています。しかし、資金不足や治安の悪化のためにその後の支援が滞ってしまいました。これ以上、彼女たちを待たせることはできません。あなたからのご協力が必要です。

 

自分たちのお店を持ち、作った洋服で笑顔になるお客さんを前に、嬉しそうに喜ぶ彼女たち。そんな未来は、もう目前にあります。