プロジェクト概要

 

コンゴ紛争を生きのびた女性たちの社会復帰を応援!

女性たちの笑顔を開花させる「幸せな洋服屋さんプロジェクト」

 

はじめまして。認定NPO法人テラ・ルネッサンス理事長の小川真吾です。私たちはこれまで、アフリカやアジアにおける紛争被害者の社会復帰支援活動に取り組んできました。今回、コンゴ民主共和国(以下、コンゴ)において、紛争被害にあった女性たちを対象に、洋裁技術を用いた収入向上支援を提供したいと考え、プロジェクトを立ち上げました。

 

コンゴでは紛争の渦中、男性兵士から性的暴力などを受け、自尊心を失ってしまうなど、傷ついた女性たちがいます。そんな彼女たちに洋裁という手に職をつけていただき、経済的にも心理的にも自立してもらうことが、この「幸せな洋服屋さんプロジェクト」のゴールになります。

 

紛争で傷ついた女性たちの社会復帰を応援するため、洋裁店をつくるための費用と、技術指導にかかる費用をご支援いただけないでしょうか?

 

(紛争を生きのびた女性たちの社会復帰をサポートしていきます)

 

 

第二次世界大戦後、最悪の被害。

540万人もの命が失われたコンゴの「忘れられた紛争」

 

アフリカ東部に位置するコンゴでは、1998年以降の紛争において540万人もの命が失われました。これは、現在の北海道の人口とほぼ同じであり、第二次世界大戦後、世界最大の紛争ともいわれています。また、紛争には少なくとも3万人以上の子どもたちが徴兵され、さらには20万人以上の少女や女性が性的暴力の犠牲となりました。

 

そして現在も、軍隊から解放され帰還した元子ども兵や、性的暴力を受けた女性たちは、精神的・身体的な傷を負っていることが多く、生活を再建することが非常に困難な状況があります。2002年に和平合意が結ばれましたが、それ以降もコンゴ東部では武装勢力による襲撃や食料の略奪などにより、住民は不安定な生活を余儀なくされており、今もなお十分な援助活動が行われているとはいえません。

 

(コンゴの子ども兵たち)

 

 

今回のプロジェクト内容と、いただいた資金の使い道

 

今回のプロジェクトでは、そのコンゴで紛争被害にあった合計約60名の女性を対象に、洋裁技術の訓練と、洋裁店を開業するための支援を実施します。コンゴにおいては、女性が収入を得るための手段としての洋裁はとても需要があるため、この職業訓練と店舗開業の支援を提供することにしました。

 

今回のプロジェクトが達成されれば、約20名の女性に洋裁の職業訓練を提供し、さらに、1グループ約8人ずつの洋裁店、計5店舗を開業することができます。皆様からいただいた資金は、土地や建物などの設備費をはじめ、安定した収入を得られるためのビジネス指導などに伴う費用、訓練に必要な布やミシンなどの設備費や、講師の人件費にも充てさせていただきます。

 

(洋裁店の開業を通じて、一人でも多くの女性たちに手に職をつけてほしいと思っています)

 

 

紛争で心に大きな傷を負ったステラさん。

はじめて作った洋服が感謝されたとき、「生きていて良かった」と思いました。

 

ステラさん(仮名)という女性は、もともと小さな農村で生まれ育ちました。紛争の影響を受け、貧しい暮らしながらも、両親とともに幸せな日々を過ごしていました。ところが、13歳のときに男性兵士から性的暴力を受け、両親も紛争で亡くなってしまいました。性的暴力を受けた女性は、近隣住民からの差別や偏見の対象となることもあり、それからの彼女は生きる術もなく、ひとりで過ごすしかありませんでした。

 

私がはじめて彼女に出会ったとき、心に大きな傷を負い、「私は誰からも必要とされていない人間なんだ」と話していました。私は少しでも彼女の力になりたいという思いから、彼女と一緒に洋裁の職業訓練を始めました。はじめのころはミシンも上手く扱えずにいました。しかし、少しずつ技術が上達し、自分の手で洋服をつくることができるようになりました。そしてはじめて、自分のつくった服を身に付けたお客さんから「ありがとう」と言われたときの感想を、彼女はこのように話してくれました。

 

「生きていて良かった。私は、誰かに必要とされている人間だと思えるようになりました。」

 

アフリカで活動する中で、私はこのような女性をたくさん見てきました。少しでも多くの女性が洋服店を開いて幸せになれるように、みなさんと一緒に彼女たちを応援したいと思っています。

 

(紛争で傷ついた女性たちに、笑顔を取り戻してほしい)

 

 

設立から15年のテラ・ルネッサンスでの活動経験を生かし、

コンゴの女性に仕事をしてもらうことで、女性たちの「自尊心」を回復したい。

 

今年で設立15年周年をむかえるテラ・ルネッサンスは、これまでにアジアやアフリカにおける紛争被害者への社会復帰支援活動、ならびに国内での平和教育・啓発活動に取り組んできました。

 

カンボジアやラオスにおいては、地雷や不発弾の撤去支援活動をはじめ、地雷被害者への生活再建支援など、約3,500人に支援を届けてきました。また、今回のプロジェクト実施対象国でもあるコンゴをはじめとしたアフリカの3カ国において、元子ども兵の社会復帰支援活動に取り組み、約3,000人に対しての支援を行いました。

 

(これまで15年間、アジアやアフリカを中心に活動。右は理事の鬼丸昌也)

 

(私たちの活動から、たくさんの笑顔を届けていきたいと思います)

 

紛争の被害にあった人々の多くは、身体的だけでなく、精神的にも深い傷を負っている事実があります。現在も紛争状況下にあるこの地域において、継続的に自立のための支援活動を行っている国際NGOは私たちのみです。

 

今回私たちのプロジェクトが実現できれば、彼女たちは安定的な収入を得られ、自立した生活を営むことができます。結果として、仕事を通じて誰かに必要とされる喜びが、紛争被害者の心を癒し、傷ついた自尊心を回復することも、これまでの活動実績のなかで明らかとなってきました。

 

(ウガンダでは、仕事を得ることで経済面以外でも大きな変化が生まれています)

 

コンゴの紛争を生きのび、幸せになるための一歩を踏み出そうとする女性たち。どうか、皆様の力で彼女たちを応援していただけないでしょうか?日本から世界を想う、あなたの力が必要です。ご支援のほど、よろしくお願いします!

 

(女性たちが自尊心を取り戻し自立することで、コンゴの未来につなげていきます)

アフリカ・コンゴ民主共和国の女性支援・援助による平和構築で、幸福な世界を作りたい!


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