学び方を選べる時代へ。チカラを合わせ『東京都』へ働きかけよう

学び方を選べる時代へ。チカラを合わせ『東京都』へ働きかけよう

支援総額

2,320,000

目標金額 1,800,000円

支援者
126人
募集終了日
2020年2月29日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

 

 

「111人がつながる」ために

ネクストゴールに挑戦します

 

皆様からの温かいご支援のおかげで、目標としていた180万円に到達することができました。皆様からの心温まる応援コメント、すべて拝読しています。本当に、本当に嬉しいです。

 

ご支援をいただく中で、もっと多くの人とつながりたい・頑張っている仲間と思いを共有したいという数多くの声をお聞きしました。

 

そこで、TFNでは残り3日間で、『111人がつながること』を目標にネクストゴールに挑戦することにいたしました。

 

111人が手を取り合うことができれば、今以上に、「すべての子どもたちが多様な教育を選択できる社会」に一歩近くことでしょう!

 

皆様の協力なしではとても達成できない挑戦だと思いますが、全力で取り組んでまいります。引き続きご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。

 

2020年2月26日 追記

 

 

16万人。
これは、全国の小中学生の不登校児童・生徒の数です。

過去5年間で毎年約1万人ずつ増加し続けています。

 

不登校は子どもの問題なのでしょうか?学校や先生が悪いのでしょうか?
それは問題の本質ではないでしょう。

 

公立小中学校や学習指導要領という、
「ひとつの型」に全ての子どもを当てはめようとする制度に問題があると考えています。

 

学びは、学校のものではなく、一人一人のもの。

 

だからこそ、一つの「学校」というプラットフォームに縛られない「スクールフリー」の概念が、これからの時代に求められるのではないでしょうか。

 

国公立小学校でも、私立小学校でも、フリースクールでもいい。
オルタナティブスクールでも、マイクロスクールでもいい。

 

学校のかたちではなく、親と子どもが、
自分の成長や学びのスタイルに合わせて選んだ学校であることが重要だと思うのです。

 

今回私たちは、
すべての子どもたちが多様な教育から選択できる社会を実現するために
この声を東京都に届け、子どもたちの明るい未来をつくるこのプロジェクトを立ち上げました。

 

この声を一緒にどとけませんか?

 

 

 

加する不登校児童・生徒。その中でも東京都は全国最大数。

 

ページをご覧いただきありがとうございます。東京都フリースクール等ネットワーク(以下TFN)代表発起人の奥地圭子、久保一之です。

 

義務教育段階における子どもたちにとって、学びの選択肢は学校だけではありません。不登校の子どもの学びをサポートするフリースクール、家庭を拠点にして教育を行うホームエデュケーション、独自性のある教育スタイルを持つオルタナティブスクールやマイクロスクールなど、多様な選択肢が存在しています。

 

「子どもの学ぶ権利」を保障するために、そのような様々な学びの場が協力して結成されたのが、このTFNです。

 

多様な学びの場への公的支援社会的認知の獲得を目指し、2019年11月11日に設立しました。都内を拠点に学校外の学びを提供している11団体が発起人を務めています。

 

左:奥地圭子 右:久保一之

 

▶︎本プロジェクトへの応援メッセージが続々と集まっています!

メッセージの一覧はこちらをクリック!

 

 

約33万人。不登校傾向にあると思われる中学生の人数です。

 

2018年度、小中学生の不登校児童・生徒数は全国で16万人を超え、過去最大値を記録しました。ここ5年で毎年約1万人ずつ増加している状況です。


日本財団が2018年に行った調査では、不登校傾向にあると思われる中学生は約33万人に上るとされ、不登校である中学生の3倍もいる、という結果が出ています。ここから考えうる潜在的不登校者を含めれば、不登校児童・生徒の数は少なくとも50万人以上、調査のなされていない不登校傾向の小学生を含めると、その数はさらに増えるものと考えられます。

 

 

東京都に絞って見ても、不登校児童・生徒数は増加の一途をたどっています。2017年度の調査では、都内公立学校のうち、小学校80.0%、中学校97.4%の割合で不登校が発生しています。

 

文部科学省の調査(2018)によると、不登校児童・生徒は小学校で4,394人、中学校で11,235人。いずれも過去最高値を記録しています。

 

 

膨大する不登校問題に対して、子どもたちに寄り添ってきたのがフリースクール等です。

 

不登校児童・生徒がこれだけ増える状況のなか、それぞれの子どもにあった教育の提供が必要だという機運が高まりました。そのなかで誕生したのが、フリースクール、マイクロスクール、オルタナティブスクール、ホームスクールなど、多様な学びの場です。

 

何を学ぶか自分で決めて取り組んだり、みんな(子どもと大人)の話し合いでスクール運営をしたり、家庭で学んだり、学習指導要領の枠に留まらない特殊な教育プログラムを行うなど、スクールの特色は様々です。

 

呼び方も、子どもの過ごし方も様々ですが、「子どもが安心していられる場である」、「子どもの個性に沿った学びを提供する」ことは共通しています。

 

今まで、たくさんのフリースクール等が、多くの子ども達に多様な学びの機会を提供してきました。

 

 

フリースクール等に通う/通っていた子ども・保護者からの声

 

・フリースクールに在籍して得たことは夢を見つけたことです。学びやすく、過ごしやすい、そして多様性を認める学校を作りたいです。様々な年齢の様々な価値観を持った人と出会う中で、自分がやりたいことを見つけられました。スクールも、僕のやりたいことを全力で応援してくれています。(在籍生)
 
・最初は地元の公立小学校に通い、黒板に書いてあることを書き写す授業スタイルに「このままでいいのかな」と疑問を抱きました。そして、「自分で考えて学んでいくこと」の面白さを感じて小学校3年生からオルタナティブスクールに入りました。中学校もオルタナティブスクールに通い、高校には行かないで学ぶ選択肢をとりました。
最初から公立の学校に行かなくてもいい、自分の学びたいところで学ぶことができる世の中になるべきだと思います。(卒業生)
 
・我が子は不登校になることなく、オルタナティブスクールに通い始めました。教育委員会からは「前例がないので難しいです。このスクールに通うなら学籍無くなりますよ。」と言われました。幾度と交渉した末に学籍を認めてもらうことができましたが(それは10年ほど前のこと)、今も不登校にならないと多様な学びを選択できない現状があると思います。(卒業生保護者)
 
・子どもが毎日楽しそうに過ごしているのを見て、この選択は間違っていなかったと思っています。周囲の、子どもが公立校に通う保護者にたずねたら、オルタナティブスクールを知っている人は一人もいませんでした。また、子どもたちに「学校は楽しい?」と聞くと「楽しくない」と答える子もいて。いろいろな教育のかたちがあることを世間の皆さんに知っていただき、子どもが自由に楽しく学べる環境が世の中に増えたらと思います。(在籍生保護者)

 

 

 

子どもはフリースクール等で学び成長しますが、就学義務(義務教育は学校でしか認められません)があるために学校には在籍し続けます。

 

卒業証書は行かない学校から形式的にもらうことになります。

 

フリースクール等の仕組み

 

 

フリースクールを学校の出席に認定する制度もありますが、教育委員会や校長によっては、それすら認めないケースもあり、学習権の保障は公的に支えられていません。

 

つまり、今まではフリースクール等への登校が、国公立の小中学校の出席日数としてカウントされる例は少なく、あくまでも「国公立の学校復帰」を前提とした補助機関として捉えられてきました。

 

 

学校復帰を前提としたサポートからの脱却。多様な教育の選択肢の提供へ。

 

2017年に施行された「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律(教育機会確保法)」や、文部科学省による「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」(2019.10.25)など、国は、従来のように学校復帰を前提とした施策から、学校復帰を前提とせず、こうした多様な学びを認めていく方向に少しずつ進んでいます。

 

 

 

現行の法律におけるフリースクール等の壁

 

しかし、民間によって運営されているフリースクール等には様々な課題があります。公的支援を受けていない無認可の学校なので、それ相応の経済的負担がかかります。問題はたくさんありますが、そのなかでも喫緊の課題は資金面の問題です。

 

保護者は税金を納めていても相応の公的補助が受けられぬまま学費を払い、しまいには就学義務違反だと誹りを受けることさえあります。

 

世界人権宣言第26条第3項に「親は、子に与える教育の種類を選択する優先的権利を有する。」とあるにも関わらず、子どものことを一生懸命に考えて教育の種類を選択しても、社会はそれを認めようとしていません。

 

ニーズはたくさんあるのに、それに答えられないのです。

 

 

 

たちTFNが行おうとしていること

 

そこで、TFNは、子どもの個性を尊重し、東京都内におけるフリースクール等の多様な学びを推進する団体と、趣旨に賛同する保護者、公的機関と教育機関がネットワークを通じて協働することを目指しています。

 

 

このタイミングで、東京都に働きかけたい

 

東京都も公民連携のあり方についての検討会議をスタートさせました。国に対して法改正を求める動きは必要な一方、あっという間に成長してしまう子どもたちのために、スピード感をもって具体的な施策を実現していくことも重要です。そのため、国ではなく都に対してアプローチしていくTFN設立に動きました。

 

現在、フリースクール等に通っている子どもだけではなく、公立の小中学校とは違う学び方を求めている子どもがフリースクール等の学校外の学びを選択しやすくするために、東京都として他道府県に先んじた経済的支援を実現していきたいと考えています。

 

 

東京都に働きかけるために必要な準備


TFNは、家庭への支援と、フリースクール等の公的補助金の制度化を目指して、以下の活動を行います。


1. 東京都内のフリースクール等及び保護者のネットワーク会議をすること。
2. 行政との連携を図るために、行政及び関係機関と対話を行うこと。
3. 学校外における多様な学びの普及啓発活動を行うこと。


そして、活動の第一段階として、本活動の認知向上のため、以下の活動を行います。


【1】「学校外での多様な学びを選択するニーズとその意義」について書籍または冊子にまとめる(「多様な学びハンドブック」)。
【2】「多様な学びハンドブック」の内容の認知を促進するためのシンポジウムを開催する。

 

 

 

実現に向けて、みなさまからの支援が必要不可欠です。


上述の通り、我々には活動資金がありません。そもそも、経済的負担は保護者だけでなく、公的支援が受けられないフリースクールにも大きいものなのです。

 

文部科学省による全国調査では、フリースクール等に勤めるスタッフのうち約3割が無給で働いているという調査結果もあります。そのような安定しない経営状況から、対外的な活動をする余力もない現状です。

 

そこで、今回のクラウドファンディングでは、皆様からいただいたご支援で2020年9月30日までに、「多様な学びハンドブック」の冊子の作成費用と、「多様な学びハンドブック」の内容の認知を促進するためのシンポジウムの開催を行います。

フリースクール等の団体や、そういった学びの場をすでに選択している保護者の皆さんのみならず、現在小・中学校に通うお子さんがいて、その学びに何らかの違和感を感じている保護者の皆さんや、「学びの多様性を認める社会」に賛同する個人や団体・企業の皆さんの力をお貸しいただきたいと願っています。

親が子どもに合っていると真剣に選んだ学校なら、公立小学校だろうが、国立小学校だろうが、私立小学校だろうが、フリースクールだろうが、フリースペースだろうが、オルタナティブスクールだろうが、マイクロスクールだろうが、ホームエデュケーションだろうが、どれでも構いません。


重要なのは、それらの選択肢が十分にあり、選択に値する違いがあり、選択しやすいように条件(経済的、地理的、心理的)が整備されていること。それこそが、一人ひとりの学習者に寄り添うことができる教育のインフラであると考えています。

皆様の心あたたかいご支援をよろしくお願いいたします。

 

 

 

ラーンネット・グローバルスクール代表

炭谷 俊樹様

 

時代が変わり、価値観が多様化する中で、学校もその対応を進めるとともに、学校以外の学びの場の重要度もますます高まっていると感じます。その中でフリースクール、オルタナティブスクールという新たな選択肢を選ぶ子どもたちが不利益を被ることのないような仕組みも求められています。TFNの活動に注目し、応援したいと思います。

 


 

認定NPO法人 フローレンス 代表理事

駒崎 弘樹様

 

現在、多様な学びが必要とされているにも関わらず、フリースクール等への公的支援はありません。 この現状を変えるため、現場が立ち上がります! 東京都フリースクール等ネットワーク(TFN)の活動によって、多様な教育を提供する機関が東京都に次々と現れていくでしょう。それは、東京都が掲げる「誰もがいきいきと活躍できる都市」に繋がっていくことと思います。 TFNの活動を応援しています!

 


 

認定NPO法人 カタリバ 代表理事

今村久美様

 

世の中の変化が早い。この20年、いや10年だけみても、優秀と言われる人のあり方、投資家の選ぶ期待分野、テクノロジーとの距離、私たちの時間使い方、全てが大きく変わった。しかし、学校の変化は牛歩の歩みで、みんな同じランドセルを背負い、みんな同じように席に座ることから覚えて、起立礼から学びをはじめる。TFNはその「学校の当たりまえ」に挑戦を仕掛ける。 次の10年後は、全く違う日本の学校の風景がみられる未来を目指して。

 


 

 

会員の募集に関する内容

 

本クラウドファンディングでのご支援と同時に、この取り組みに賛同する会員も募集しています。入会金も年会費も必要ありませんので、もしこの活動にご興味のある方はぜひ会員登録をお願いいたします。

 

**会員登録(ウェブフォーム)**
https://tanq.typeform.com/to/AnEV5U

 

 

※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

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プロフィール

子どもの個性を尊重し、「子どもの学ぶ権利」や、「親が子に与える教育の種類を選択する権利」を保障するために、東京都内におけるフリースクール、フリースペース、オルタナティブスクール、マイクロスクール、ホームエデュケーション等の多様な学びを推進する各団体と、趣旨に賛同する保護者が、ネットワークを通じて協働することを目的としています。

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リターン

10,000


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【応援コース】一緒に『すべての子どもたちが多様な教育を選択できる社会』を作ろう

・心を込めてお礼のメールを送らせていただきます。
・「多様な学びハンドブック」にお名前記載(任意)

申込数
31
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年10月

30,000


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【応援コース】一緒に『すべての子どもたちが多様な教育を選択できる社会』を作ろう

・心を込めてお礼のメールを送らせていただきます。
・「多様な学びハンドブック」にお名前記載(任意)

申込数
8
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年10月

10,000


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申込数
31
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2020年10月

30,000


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8
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発送完了予定月
2020年10月
1 ~ 1/ 14

プロフィール

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