ケニアの障がい児を新たな光に! 笑顔あふれる場所をつくりたい

支援総額
目標金額 3,000,000円
- 支援者
- 252人
- 募集終了日
- 2019年3月26日
メッセージリレー#2「シロアムの園」の和をもっともっと広げたい
次は「シロアムの園」でボランティアをしている中檜百々子さんです。
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私は2017年6月から夫の赴任に伴いケニアで暮らしていますが、初めて訪れたのは2011年。アフリカ好きの夫になかば無理やり連れてこられた新婚旅行でした。当時読んだ本「アフリカの王」(伊集院静著)に「1度アフリカに足を踏み入れた人は、アフリカの手に捕まってしまう」との一節がありました。まさかと思っていましたが、文字通り舞い戻り、今では「アフリカ」=「シロアムの園」の魅力にとりつかれています。
~ケニアの障がい児を取り巻く環境は過酷~
「ケニアでは、多くの障がい児が生まれてすぐ殺されている。障がい児が生きることは本人や家族にとって大変なことばかりだからだ。親は『殺した方がいい』との周囲のプレッシャーの中で生きている」。BBCが昨年報道したケニアの障がい児を取り巻く実態です。
シロアムの園へ通う子たちも、健常児の弟が生まれたことで家族から見放され栄養失調で亡くなった子、人目につかないよう暗い部屋に閉じ込められ重度のくる病を患った子、両親に見捨てられお祖母ちゃんに育てられている子など、辛い現実の中で日々を生き抜いています。昨年はシロアムの園に3年も通ってくれていたLEWISくんが自宅で食事中、食べ物を詰まらせて亡くなりました。前日の運動会で私は初めて彼を抱き上げました。10歳とは思えないあまりの軽さ、それとは裏腹にしっかりと目を開け色々なことを必死に感じ取ろうとする姿に「命の重さ」を感じたことを今でもはっきりと覚えています。彼の短い人生の最期をシロアムの園のみんなで一緒に分かち合えたことに感謝しています。
~ふれあい遊びで親子の絆を~
その一方で、シロアムの園は日々、笑顔に包まれています。
私がグループセラピーでお手伝いしているDOVEクラスは、自閉症の子を含む6人全員が自力で動くことができません。リーダーのムハンジ(理学療法士)とバシリサ(作業療法士)が子どもたちを車椅子や専用のいすに乗せ、それぞれに適した姿勢へ導くところから活動が始まります。
このクラスでは、子どもと保護者の「ふれあい遊び」に力を入れています。私が自分の息子たちによくやっていた「キャベツの中から青虫」や「ラララぞうきん」などの手遊びをスタッフと協力しながら、スワヒリ語にアレンジしています。
私は自宅で教材や発表会の衣装の制作をお手伝いしているのですが、面白いなと感じたのは、彼らはかわいらしいイラストではなくリアルな絵や写真でないと受け入れてくれないことです。キャベツも青虫もできるだけリアルなものにしないと「それは違う」と言ってくるのです(笑)。準備した教材を使って親子で楽しそうに取り組んでくれた時は喜びもひとしおです。
子どもたちは親御さんに愛情を持って触れられると、それはそれは幸せに満ちた顔をします。親御さんもやさしい顔で子どもを見つめ返し、絆を深めていきます。
~シロアムの園のスタッフはみんなプロフェッショナル~
給食は子ども一人一人の状態に合わせて、普通食から流動食まで用意しています。食事には必ず大人(スタッフ、ボランティアもしくは保護者)が付き添います。アレルギーに対応するほか、スタッフ同士が密に連携し「この子は流動食がベースだけれど、今日の献立なら少し固めのものも用意してステップアップできるか様子をみましょう」といったきめ細かなケアも実践しています。「スプーン食べ」の週と「手づかみ食べ」の週も設けられ、麻痺のある子や自閉症の子への食べさせ方も周知しています。公文先生の教えのもと、全てケニア人スタッフが行っています。
私は日本で管理栄養士として病院で働いていましたが、そこと比べても引けをとりません。良かれと思って持ち場を手伝おうものなら「私たちの仕事だから、できていないところは教えてね」とやんわりお叱りを受けるほどです(笑)。私はボランティアを始めるにあたり、公文先生から「ここのスタッフには全員その持ち場のプロフェッショナルとして働いてほしいと伝えています。ボランティアさんも同様に、高い志を持って取り組んでもらえたらと思います」とのお言葉をいただき、今もそれを胸に日々励んでいます。
~「シロアムの園」の和をもっともっと広げたい~
「ここでキラキラとまぶしい笑顔で過ごす子どもたちや救われた親御さんたち、シロアムの園を必要としている人たち全員に寄り添いたい!」。そんな思いが私たちボランティアを突き動かしています。現在約30組のご家族が入園を待ち望んでくれていますが、今の施設の規模ではこれ以上受け入れられません。質の高いスタッフもまだまだ不足しています。
今回、土地購入のために日本の皆さまが遠く離れたシロアムの園へご支援くださることに深く感謝したします。数年後、広い敷地でめいっぱい駆け回ったり、車椅子を押してもらったりしている大勢の子どもたち、そしてそれを優しく見守るご家族やスタッフ、そんな姿をこれからも一緒に応援していただけたら幸いです。
リターン
3,000円

「シロアムの園を応援します」
*感謝の気持ちをこめてサンクスメールを送ります
*公文和子・サンクス講演会へご招待します
(交通費自己負担、詳細は後日お知らせします)
- 申込数
- 62
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年6月
5,000円

「シロアムの園を応援します」
*感謝の気持ちをこめてサンクスメールを送ります
*公文和子・サンクス講演会へご招待します
(交通費自己負担、詳細は後日お知らせします)
- 申込数
- 34
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年6月
3,000円

「シロアムの園を応援します」
*感謝の気持ちをこめてサンクスメールを送ります
*公文和子・サンクス講演会へご招待します
(交通費自己負担、詳細は後日お知らせします)
- 申込数
- 62
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年6月
5,000円

「シロアムの園を応援します」
*感謝の気持ちをこめてサンクスメールを送ります
*公文和子・サンクス講演会へご招待します
(交通費自己負担、詳細は後日お知らせします)
- 申込数
- 34
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年6月

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